はじめまして。
このサイトの管理人「さやか」と申します。
サイトを訪れて、そしてプロフィールまでご覧いただきありがとうございます。
現在は神奈川県横浜市で30代専業主婦として、夫と娘と息子と犬1匹と暮らしています。
人と話すのが好きなので、以前はハウスメーカーショールームで働いていました。
それから、別の支店へ異動したことで、今の夫に出会い、
転勤で何度か引っ越しを経験しています。
転勤があるので引っ越しするのはわかっているのに、引っ越しのたびに慌ててしまっていました。
何度か経験しているにも関わらず、
「どうだったっけ?」と忘れてしまうんです。
引っ越しって、家を探したり、手続きに追われる中
「業者はどこにする?」
「費用は?」
「どこから手を付ければいいの?」
と荷造りですっきりしていくはずの部屋が、泥棒に荒らされたようになっていくのです。
結局、荷造りが間に合わず、手当たり次第に段ボールにぶっこむという悪循環…
「私だけ?」
「いやいや。他の方もきっと困っているはず!」
私の経験や、知り合いの方の経験談も含め、
引っ越しにまつわるあらゆる問題解決のお手伝いができればと思い、
サイトを立ち上げるきっかけとなっています。
そして、引っ越しで大きく環境が変わるのと同じように、
女性の人生は、結婚や出産によっても環境や価値観、人生そのものががらりと変わります。
引っ越しに関係ないと思われるかもしれませんが、
私は家族ができてからの引っ越しで、ストレスや心配から、
体調を崩してしまったこともありました。
私はこれらを経験して、引っ越しの費用ややり方の問題だけではなく、
メンタルの面でも何かお役に立てる情報をお伝えできればと思っています。
まず、私のことも知ってもらいつつ
どんな引っ越しをしてきたか、
どんなふうに乗り越えてきたかなど、
参考になるかと思うのでお話をさせてください。
高校時代、勉強を頑張るつもりが…
私が、引っ越しを何度か経験することになったのは、
ハウスメーカーに就職したことから始まったので、就職に至るまでのお話をしたいと思います。
実家は東京都八王子市です。
高校は、商業高校へ進学しました。私の父は工業高校出身、母は商業高校出身で、
普通高校にはない科目があり、さまざまな資格や検定を取ることができます。
とても興味を惹かれました。
そして、制服が可愛いくて…
動機が不純なところもありますが、商業高校へ進学しました。
母からは、「うちには、大学や専門学校に行くお金はないからね!」と
言われてしまったので、勉強を頑張ればいい職につけそうだなと思い
”銀行員”を目指すことにしました。
私は幼少期からおてんば娘で、学校に行く目的は好きな体育の授業と、友達と遊ぶためでした。
教科書を開くと睡魔に襲われるタイプで、勉強は苦手でしたが、
簿記や情報処理など今までに触れたことのない分野の勉強がとても楽しくて、検定試験も積極的に受けました。
高校1年生の時は勉強も友達も順調に行っていたのですが、だんだんおろそかになっていくのです。
ギャルたちの誘惑
商業高校あるあるなのかわかりませんが、私が通っていた学校は全校生徒の9割は女子でした。
中学まで真面目に勉強や部活を頑張っていた子は、バイトや彼氏を作り、
学校以外でも楽しそうに過ごしている子が増えていきました。
バイトで稼いだお金を自由に使い、メイクをしたり、ブランド物の財布を買ってみたり、
派手に遊んでいる子が多かったです。
中学時代とは打って変わって、「バブルの再燃か!?」と思わせるような、
大人の女性になっていく彼女たちに、もれなく私も染まっていきました。
楽しいことが大好きなもので…
授業もだんだん難易度が上がり、検定でもなかなか進級できなくなっていきました。
私の時代は「NANA」や「僕等がいた」という漫画が流行ってました。
クラスで回し読みしてたので、ロッカーの中が教科書じゃなくて漫画しか入っていない子もいました。
授業中は寝てるか、漫画を読むか、とりあえずノートだけ取って、
先生に怒られない程度に気を抜いてました。
懐かしいです。
銀行員になるはずが…
高校3年の就職活動期に入りました。
最初は銀行員になるために勉強に励んでいたのに、ご覧の通り怠けてしまったので、
いい求人は成績のいい子へ流れていきます。
残る求人は、飲食店などの接客業や中小企業の事務職。
高校生活は遊んでしまったけれど、せっかく商業科目を勉強したので、
活かせる仕事に就きたいと真面目に考えました。
人と話すのは好きだけど、接客業はサービス残業とか慌ただしくてブラックなイメージ。
勉強してきたことを活かすなら、事務職。
でもずっと椅子に座って作業するのは耐えられない。
そんな私の目に留まったのは、”ハウスメーカーのショールームの接客”。
自分ん家じゃないけど、大きくて素敵な家でゆったりと人と話すことができて、
顧客データの入力、イベントの準備など、私のやりたい事がバランスよくできる仕事。
「はい!決ーまりっ!!」
と、まだ応募もしていないのに、すでに採用されたかのように、
私の未来のビジョンが鮮明に見えたのでした。
いざ、社会へ!
無事にハウスメーカーへの採用が決まりました。
運よく、実家から通える場所の支店に配属になったので、実家から通勤することになりました。
職場は大きくて豪華な家。
「私もいつかはこんな家に住むんだ!」と来場されるお客様と
同じ様にウキウキしながら仕事をしていました。
実際にお客様とお話をしていると、それぞれに理想があり、
それを形にするにはどうすればいいのか提案し、理想と現実のすり合わせをしていく。
お客様と二人三脚で、理想のライフスタイルを創造していく素敵な仕事でした。
20歳になったとき、会社で新たな住宅展示場を作ることになり、
そこのショールームの配属メンバーに選ばれました。
しかし、配属先はさいたま市の大宮。
八王子市の実家は駅から離れていることもあり、通勤に2時間かかることが判明。
思い切って1人暮らしを始めることにしました。
これが私の人生初の引っ越しになります。
てんてこ舞いの引っ越し
初めての引っ越しで、どうしていいかわからず、
母に「どうするの?次は?」と聞くことしかできませんでした。
母も心配だったようで、どんどん指示を出してくるので、言われるがまま手続きや荷造りをしていきました。
実家は1軒家で私は1人部屋を与えられていたので、結構ゆったり過ごしてきました。
しかし、自分の給料と相談すると家賃の安い、駅からも離れた狭い1Rしか借りられません。
毎日ショールームのおしゃれな豪邸にいる時間が長かったので、感覚がマヒしていました。
「うそー。めっちゃボロい」
物件情報を見ては理想と現実のギャップにがっかりしてました。
お客様の理想と現実のすり合わせはできるのに、自分のこととなるとてんでダメ。
何とか条件に合う物件を見つけ、引っ越し業者選びに取りかかりました。
引っ越し業者と言えば、CMで見かける大手ですが、
関東圏の引っ越し業者を調べてみるとざっと30社ほど出てきます。
迷ったときは大手を選ぶのが無難に感じますが、やはり費用が高めだったりします。
その分、対応が良くオプションが細かく設定できて安心ではあるのですが、
なんせ自分の給料では厳しい。
母は費用を負担してくれると言ってはくれましたが、
もう大人だし、1人暮らしは自分で決めたことなので自分でやりたいと思いました。
そこで見つけたのが、”引っ越し一括見積もりサイト”でした。
「あらっ。救世主!」と思い、見積もりを出すための項目を入力し、見積もり依頼へ。
「ふむふむ」
予算に収まる業者はあるのか眺めていると、電話が鳴ります。
引っ越し業者からでした。
まだ確認していない業者からだったので、パソコンの画面を行ったり来たりしながら、話しを聞きました。
まだ検討中であることを伝え、とりあえず電話を切ると、息もつかせず電話が鳴ります。
また、引っ越し業者からでした。
ちゃんと確認ができていないのにどんどん電話が鳴り
「今ご契約ならもっと安くします。」
「他はどこの業者様と迷われているのですか?」
とセールスや質問攻めでパニックでした。
自分に合った業者を選びたかっただけなのに、余計に混乱してしまいました。
そして、電話に出るのが怖くも感じました。
結局、大手から1社選び、費用も荷物を減らすなどして、何とか自分で払える程度に抑えることができました。
異動先での発見や出会い
何とか異動先の大宮に引っ越しました。
荷解きをしていた時に、ふと虚しさを感じました。
狭い1Rなのに、自分が立てる物音がすごく響くんです。
「本当に1人だ…」
と当たり前なのですが、急にホームシックになってしまいました。
実家では家族それぞれが1人の時間を楽しんでいても、
どこか存在は感じられて、なんて温かで安心な場所だったのだろうと
実家や家族のありがたみを感じたのでした。
でも、憧れでもあった1人暮らしと新しい職場が楽しみでもあったので、
寂しさを感じつつもワクワクな気持ちが入り混じった1人暮らしのスタートでした。
新しい職場もそれぞれの支店から集まったメンバーで気さくな方が多く、
仕事のやり方もさほど変更はなかったので、すぐ馴染むことができました。
いろんな地域の支店から集まったので、話しを聞いていると住む地域によってお客様のニーズが違うことに気付きました。
関東圏だと、地価が高いため建築面積が狭めになります。
そうなると、庭に倉庫を置いたりできない、部屋の収納が少なく、レンタル倉庫を借りるケースが増えているので、なるベく収納のある家がいい。
雪が多い地域なら、2重玄関やサンルーム、ロードヒーティングなどは
すでにオプションに入っていたりします。
そういった違いがあることが、面白いなと新たな発見でした。
また、そのメンバーの中で5歳年上の方とお付き合いすることになり、
さらに仕事もプライベートも充実したものになりました。
2度目の引っ越し
2年の交際を経て、結婚することになりました。
お互い狭いアパートに住んでいたので1Rから1LDKのアパートへ引っ越すことになりました。
私がもともと住んでいたアパートからさほど距離がなく、荷物も少なかったので
荷物は自分たちで運び、洗濯機などの大型家電だけ頼むことにしました。
洗濯機や冷蔵庫はどちらを使うか夫と相談し、使わない方を処分しなければならないことも判明。
早速、ネットで「引っ越し 大型家電 処分」と検索をしていると
”引っ越しのついでに、使わない家電は安く買い取ってくれて、買取できないものは
安く処分してくれる”
なんということでしょう…。
まさに探し求めていた業者を発見!
即連絡をしてお願いしました。
無事に2人共新居への引っ越しをすることができ、その翌年には妊娠することができました。
しかし、つわりがひどく食事も水分もとることが難しく、
眠気もひどくて、ひたすら寝て過ごすことになってしまいました。
当然仕事もできないので、夫も「ゆっくりしたらいいよ」と言ってくれたこともあり、退職することになりました。
専業主婦生活スタート
無事に子供を出産することができ、専業主婦生活も慣れてきました。
しかし、仕事をしていた時と比べると専業主婦は家庭の中が全てになってしまい、
社会から取り残されたような孤独を感じてしまうことがありました。
家にこもっているとどんよりしてしまうので、
子供と積極的に公園に出かけ、顔見知りになったママたちと会話を楽しみ、家事をこなす毎日でした。
子供が2歳くらいになったころ、犬を飼い始めました。
知り合いのママも犬を飼っていて、子供と遊んでいる姿が微笑ましかったし
犬を通して知り合いや行動範囲が広がるとおっしゃっていたので、また自分の世界を広げられると思いました。
落ち込むこともありましたが、なんだかんだ充実した日々を送っていました。
しかし、2人目を妊娠・産後に育児ノイローゼになってしまいました。
上の子の赤ちゃん返りや、泣き続ける下の子に完全に参ってしまい、
子供2人と一緒に私も泣いてしまうことが増えました。
見かねた夫が、一度実家で休むよう提案してくれたので、実家に帰ることになりました。
夫も、休みの日は私の実家に来て一緒に過ごせる時間を取ってくれたり、
両親の支えもあり、1年ほどで元気を取り戻し、また埼玉の自宅へ戻りました。
私は、幼少期から活発で”何とかなるさ”のカラ元気な性格だったので、
まさかそんな自分がこんなに落ち込むなんて驚きでした。
改めて、私は1人ではなくいつも支えてくれる人がいる心強さを実感した時期でした。
埼玉から神奈川へ転勤
やっと、元の生活が送れるようになった矢先、夫の転勤が神奈川県へ決まりました。
子供もまだ幼く、ペットもいるのでどんな引っ越しになるかドキドキでした。
車も夫と私の2台を所有していたので、どうやって運ぶのか気がかりも。
調べると引っ越し先は車で1時間ちょっとで行けるようなので、夫の車で移動し私の車は輸送することに。
ペットは輸送をしてくれる業者もあるのですが、距離もあまりかからないので
一緒に車移動をすることにしました。
今回は、世帯持ちの引っ越しになるので、会社が手配と費用を負担してくれることになりました。
業者選びの手間が省けたので、家族4人分の大量の荷造りを予定を立ててやっていこうと思いました。
荷造りを進めていると、ごそごそ・ガチャガチャ音がします。
振り向くと、なるべく段ボールの数が減るように考え抜いてパズルのようにきっちり詰めた荷物を、子供が出しています。
「きゃー!やめてー!」
と止めようとすると、遊んでもらえると思った子供が段ボールをひっくり返したり、踏みつぶしたりして余計に大はしゃぎ。
思わぬ敵が身近にいました。
子供に気を取られている隙に犬も段ボールをカミカミ…
「ダメダメー。使えなくなるよー。」
まだ業者選びのほうが楽でした。
2度経験している引っ越しも、子供やペットが増えると大人だけの引っ越しとは違い、
バタバタどころか…悲惨。
結局、手あたり次第荷物を放り込み、埼玉の1LDKから神奈川県横浜市の3LDKのアパートへ家族4人と犬1匹で引っ越しました。
あなたも大丈夫!
まだまだお話ししたいのですが、長くなりすぎたのでこの辺で。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
ただの引っ越しと思いきやそれに伴い環境の変化や出会い、心の動きがあり
、いろんなドラマが生まれていくんだなと感じています。
楽しい事辛い事、すべて含めて自分の人生になっていく…。
私が経験してきたことから、
・引っ越しでも慌てず、新天地に行くというワクワクな気持ちで引っ越しができるようになってほしい。
・一人で抱え込まず、不安を解消して安心して引っ越しができるようになってほしい。
あちこちサイトを探さなくても、引っ越しにまつわる
”悩みや不安までも、まとめて一括解決”できるよう、
管理人「さやか」が全力でサポートいたします。