荷造り・梱包

意外な盲点!?引っ越しによる布団の梱包とタイミング

布団なんてただ袋に詰めればいいんでしょ!と思われがちですが

引っ越し当日の朝まで使うから、どのタイミングで梱包しよう。

袋に入れてみたけど口が空いてしまう、袋の中で布団がズレる。

何気なく悩みの種になっていませんか?

私自身3回引っ越しをしていますが、家族が増えると布団も増えていくので

毎回頭を悩ませていました。

この経験から布団の問題は事前確認”といくつかの”対策”解決できることに気が付いたのです。

あなたがもう悩まなくていいように

  • 布団の梱包の仕方
  • 梱包のタイミング
  • 布団の処理の仕方

について紹介します。

梱包前の問題点

問題点1 布団を入れる向き

布団ってだいたい3つ折りにして畳むことが多いですよね。

業者からもらう布団袋は底のマチが、3つ折りにした布団の幅と合わないことがあります。

私はまずここで、どの向きで入れるの?と迷いました。

後で調べて分かったのは、最初に縦半分に折ってからさらに半分に折ると

底のマチに合うようです。

だからと言って、わざわざ畳み直すのは手間ですし、この折り方だと抑えていないと布団によっては広がってしまうので大変なのです。

私が最初に試した方法は、お弁当を袋に入れる要領で、底のマチに合わせて積むように布団を入れました。

この方法はキレイに梱包できるのですが、大きくて手が回らず、私には移動させることができませんでした。

女性1人で1組分の布団を持つことは、体に負担がかかります。

なので今までの引っ越しでは、トートバッグに本を入れるような要領で、3折りの状態で梱包していました。

しかし、この入れ方だと持ち手を持った時に掛け布団や毛布が中でくにゃっとしてしまい、団子状態になってしまうのです。

袋の口に持ち手とは別に紐がついていますが

しっかり結んでも、運んでいる最中や子供が上に乗って遊んでしまうので

いつの間にか緩んで、隙間から枕が出てきてしまっていました。

問題点2 汚れる

業者からもらえる布団袋は不織布タイプで強度はありますが、とても薄いです。

そしてゴミをよく絡めっ取ってくれます。

荷造りで動き回るし、今まで掃除できていなかったところから、ホコリがたくさん出てきます。

重い布団袋をつい引きずってしまうので、床掃除をしたようにいっぱいゴミが付くのです。

不織布は通気性がいい分、そのホコリたちも布団についてしまいますよね。

私は、あまりにもほこりっぽいとくしゃみが出たり、のどがイガイガしてしまいます。

不衛生になってしまうのが気がかりでした。

梱包前に用意したもの

  • 布団が袋の中でよれる、枕がでてくる
  • 汚れる

2つの問題点から、自分で圧縮袋を用意して入れてから、業者にもらった布団袋に入れる

”2重で梱包”するようにしました。

形が保てて布団がズレたり、枕が出てくることがなくなります。

圧縮袋はビニールなので汚れから守ってくれますし

引っ越し日が雨だったとしても、濡れることはありません。

2重にすることで、搬入した後に外側の布団袋はすぐ捨ててしまえば

新居が汚れにくくなると思います。

また、布団を買った時に入っていた袋や季節ものの布団を、すでに布団袋に収納している場合もありますね。

それはそのまま、業者からもらった布団袋に入れれば、汚れることを最小限に抑えることができます。

布団を梱包する前にしておきたいこと

布団は寝ている間の汗や体温で湿気っています。

そのまま袋に詰めてしまうと、嫌なにおいがこもったり

目には見えなくてもダニの繁殖の原因に。

引っ越し先についたらもうクタクタです。

引っ越し先で気持ちのいい布団で、ゆっくり休めるようにするには

起きたら掛け布団をめくり、30分ほど乾燥させてください。

それだけです!

その間に食事や身支度を済ませてしまえばあっという間ですね。

布団乾燥機や天日干しができる余裕があればいいですが

なんせ引っ越しの当日なので、余計な労力をかけたくないと思います。

大事な労力は他のことに回して、サクっと済ませましょう。

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布団の入れ方

圧縮袋に入れるとき

圧縮してしまえば形は保てますが、布団を入れるときの順番を気を付けると

袋に入れるときや運ぶときが楽になります。

下から順番に敷布団→枕やクッション→掛け布団

の順番で入れると中でよれることを防げますよ。

サンドイッチの様に、しっかりした敷布団と大きさのある掛け布団やシーツで

枕やタオルケットのくにゃくにゃしたものを挟むのがコツです。

そうすることで、枕の部分だけぼこっと飛び出たり、柔らかいタオルケットがよれて

上手く入らないということがなくなります。

スムーズに運べて、トラックにすっきりと積むことができますね。

万が一空気が入ってしまっても、袋の中で偏ってしまうのを最小限で防げます。

また、1人分の布団を圧縮袋に詰めると

厚みがありすぎて上手く圧縮できなかったり、重くて運べないことも。

無理に圧縮すると、掃除機の故障の原因にもなるので

その時は敷き布団のみと、掛け布団と枕で別々に梱包するといいでしょう。

掛け布団のみで袋に入れるときも、枕や柔らかいタオルケットなどを

掛け布団やシーツで、サンドイッチにして入れると入れやすいですよ!

不織布の布団袋に入れるとき

圧縮袋に入れた布団を不織布の袋に入れます。

この時も詰めれるだけ詰めるのではなく、あなたがぎりぎり持てるくらいの量にしましょう。

通常業者からもらえる布団袋はマチのあるトートバッグのような形状で、口の部分に持ち手と紐がついているタイプが多いです。

紐をしっかり結んでも口に隙間ができます。

心配であれば、養生テープやガムテープで止めておくといいでしょう。

袋が余ったら

私は、押入れの湿気対策で使っていたすのこを、余った布団袋に入れて運んでもらったこともありますよ!

縛ってまとめる手間が省けて楽でした。

型崩れが気にならなければ、ぬいぐるみやクッション、抱き枕などを入れてしまえば

段ボールの節約にもなりますね。

圧縮布団袋に向いていないもの

コンパクトになるから布団なら何でも入れたくなりますよね。

しかし羽毛布団は圧縮袋に入れると、羽毛がつぶれてふわふわ感が損なわれます。

羽毛の軸の部分が折れて生地にささり、穴が開いて中身が飛び出す原因にも。

温かさを感じなくなったり、布団の寿命が短くなってしまいます。

羽毛布団を運ぶ際には購入した時についてきた袋に入れるか、羽毛布団専用の袋を用意しましょう。

圧縮袋に入れて圧縮をかけずに置いておく方法もあります。

クルクルと丸めてロール状にしてもいいでしょう。

また、布団収納袋にはクッションカバータイプのものもあります。

布団をクッション代わりに使えば、限られた収納スペースに余裕ができますね!

その他の注意点

割れ物を一緒に入れない

布団を緩衝材代わりとして、間に割れ物を入れたくなってしまうかもしれませんが、NGです。

布団はトラックへ積み込んだときに、ほかの荷物が動かないよう固定するために使われることがあるのです。

もし布団の間に入れたものが破損してしまった場合は

適切な梱包をしていないということで、補償の対象にはならないので注意してください。

布団は段ボールに入れない方が良い

座布団や薄いタオルケットなら、段ボールでもいいか!と思うかもしれません。

しかし、本来なら布団や座布団を段ボールに入れるのは、避けた方がいいです。

段ボールは保温性と吸水性に優れているという特徴を持っているので

布団にカビが生える原因になります。

押し入れやクローゼットは湿気がたまりやすい場所ですし

段ボールは布団の保管にも向いていません。

もし段ボールに詰めた場合は、引っ越しが終わったら段ボールからすぐに出して

専用の布団袋に収納するようにしましょう。

自分で引っ越しをする場合

業者に頼らず自分で運ぶこともあると思います。

業者からもらえるような布団袋は、ホームセンターやネットで購入することができます。

自分で運ぶ場合はトラックに積んだり人の出入りが少なく、あまり汚れないかもしれません。

その場合は圧縮袋にだけ入れて、ロープでまとめてしまう方法もあります。

2か所ほどロープを通しておけば、大きくて手が回らない場合や

リュックのように背中で担ぐこともできるので、運ぶ時に体の負担を軽くできます。

大きくて重い荷物を持つ際は、ぎっくり腰にならないようにお気を付けください。

布団の梱包のタイミング

引っ越し作業が可能な時間は8時から20時までが平均です。

業者によっては多少前後しますが、見積もりの時に何時くらいになるか確認しましょう。

午前中に引っ越し作業を始める予定であれば、予定時間から逆算して

起きる時間や布団を乾燥させる時間を決めておくと、慌てず対応できます。

引っ越しが夕方になる時の注意点

夕方積み込みの場合も、布団の梱包は朝のうちに済ませておけば問題ありません。

しかし、繁忙期などで都合のいい時間に予約ができなかったり

前の方の引っ越しが長引き、作業が終わるのが夜になるともあります。

不動屋さんの立ち合いは、引っ越し作業が終わった後でないとできません。

不動産屋さんの営業時間を過ぎてしまった場合は翌日になることも。

引っ越し先が近くなら、前もって新居に布団を用意しておいたり、なんとかなるかもしれませんが

遠方で移動に何時間もかかる場合は

  • 寝袋
  • ホテルに宿泊
  • 布団レンタル

などの手段があります。

寝袋

夏などわりと温かい季節であれば、寝袋で一晩過ごせるかもしれません。

ちょっとしたキャンプのようで、いつもと違う雰囲気に子供も喜びます。

車で移動なら寝袋は車に積めますしね。

公共交通機関を使う場合は荷物になってしまうので

その場合は、引っ越し先まで宅急便で送るのがいいでしょう。

ホテルに宿泊

当日中に不動産屋さんの立ち合いまで、終わらせることができたなら

ホテルに宿泊するのも手です。

引っ越し日や作業時間が決まった時点で予約しておけば

早割りが適用になり、通常価格より安く泊まることもできます。

大人も子供も新居に引っ越すことは楽しみでもありますが、住み慣れた場所を離れるのに心残りがあるかもしれません。

ホテルに泊まるという旅行感覚で非日常を味わえれば、気持ちがリフレッシュされるでしょう。

すがすがしい気持ちで、翌日の引っ越し作業に取りかかることができるのではないでしょうか。

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布団レンタル

地元の布団屋さんや、ネットのレンタルショップで布団をレンタルすることができます。

引っ越し先が遠方だけど、立ち合いが翌日になりどうしても離れることができない場合は、利用してみてはいかがでしょうか。

ただし、ネットショップは5~7泊分の料金設定になっていることが多いです。

そして送料も含めるとホテル代より高額になったり

引き取り時の集荷のタイミングが合わず、出発できないなどのトラブルもあります。

スムーズにいくよう入念な確認が必要です。

どうしても利用しなければならない場合は、まず近所の布団屋さんにレンタルをしているところがないか調べてみましょう。

送料がかからなかったり、安いところだと1泊2000円前後で借りられるところも。

私の実家では、親族が泊まりに来た時に、地元の布団屋さんから布団をレンタルをしたことがあります。

その時は、布団1泊1組1500円でレンタルしていました。

送料もかからず、電話1本ですぐに配達も集荷もしてくれたので、とても助かりましたよ。

しかし今は布団屋さんも減ってきていますし、レンタルの費用も高額で難しい場合は

不動産屋さんの立ち合いを代理でしてもらえないか

知人や職場の人にお願いすることも念頭に置いておきましょう。

処分の仕方

いつかの来客用として予備に用意してある布団はありませんか?

これからも使う予定があればいいのですが、1~2回使ってそれっきりになっていることもありますよね。

1人分の布団だけでも場所を取りますし、しまいっぱなしだとカビが生えたりするので手入れも必要です。

布団が多い分、引っ越し費用がかさむ原因にもなるので、使わないのであれば思い切って処分してしまいましょう。

布団はほとんど粗大ごみとして処分することになるので、自治体のルールに従って処分してください。

粗大ごみ回収業者に依頼する

粗大ごみの回収業者に依頼した場合、引っ越しとは別に連絡や費用の見積もりをお願いする手間や

自治体で処分するよりも料金が高くなる可能性はあります。

都合の良い時間に回収してくれるメリットがあります。

時間に余裕があり、他の物も一緒に処分したいときは利用するといいかもしれません。

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引っ越し業者で回収してくるところもある

引越し業者によって、引越しと同時に粗大ごみの回収をしているところもあります。

対応している引越し業者であれば、見積もりと一緒に依頼できる上に

引越し作業と同時に行ってくれるというメリットも。

自分で処分したり回収業者のほうが安かったとしても、引っ越しと同時にやってもらえれば手間が省けて楽ですよね。

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必殺技

地域によっては、直接ごみ処理場に持ち込むと無料で処分してくれたり

規定内の大きさに収めるか、布団1枚なら燃えるごみに出しても良い自治体もあります。

主人の職場の方には、引っ越し先の分別のルールを調べて、費用をかけずに処分をしたという人もいました。

しっかりしているのか、ちゃっかりしているのかというところですが

調べる余裕があればそのような手段もありますね。

まとめ

布団を梱包する時のコツは

  • 引っ越し当日の開始時間を確認し、梱包するタイミングを決める
  • 引っ越し作業終了時間を見越して、必要があればホテルの手配も視野に入れる
  • 梱包する前に湿気を飛ばす
  • 圧縮袋に入れる順番は偏らないようにサンドイッチ方式で
  • 圧縮袋に入れてから不織布の袋に入れて2重にする
  • 羽毛布団は圧縮できない。優しくふんわり梱包する
  • 布団の間に割れ物は入れない
  • 使っていない布団は処分する

とりあえず袋に詰めればいいやと甘く見ていると大変なことになる布団。

梱包のタイミングや入れるだけでも大変なのに、処分も大変。

引っ越しは布団の適正量を見直すのにいい機会です。

引っ越し先でゆっくり体を休められるように

事前準備と対策をしっかり行いましょう。

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