荷造り・梱包

引っ越しで使いかけの調味料を捨てずに持って行く方法

毎日作る、家族の食事。

絶対に欠かせないのが、定番の調味料。

特に醤油とみりんと酒のうち、1つでもなくなると味が決まらないし、味噌がないと味噌汁が作れない。

特別に高いものではないし、どこのスーパーにも置いているから買おうと思えばいつでも買える。

だからといって、引っ越しの為に調味料を買い直すって、もったいないと思いませんか?

まさしく食品ロスです。

しかも、「ちりも積もれば」で、1つだけならまだしも、全部となると意外とお金を使ってしまいます。

そこで、「なんとか捨てずに持っていけないか。」と模索して、実際に私がたどり着いた方法をご紹介します!

使いかけの調味料は捨てるしかないの?

「引っ越し前に、なるべく調味料を使い切りましょう。」

…って、そんなことはわかっています。

だけど、現実的には難しいですよね?

少しずつ減らすといったって、残りの量はバラバラだし、開封したばかりのものだってあります。

「引っ越す前に使い切りましょう。」と簡単に言う人に逆に聞きたいのが、

もし調味料を使い切ったとしたら、最後は一体どうやって料理するのか、ということ。

まさか、食事は引っ越し当日までスーパーやコンビニのお弁当にしたり、ファミレスなどで毎日外食をするのでしょうか!?

1人分ならまだしも、家族全員分となると想像するだけで恐ろしいです。

引っ越し費用だけで精一杯なのに、食費まで莫大に膨れ上がってしまったら貯金が尽きてしまいます。

でも、安心して下さい。

梱包方法や運搬の手段を工夫すれば、捨てずに済む方法があるのです。

いつまで調味料を使ってもいい?

さて、いつまで料理が出来ると思いますか?

なんと、ギリギリ引っ越し前日のお昼ご飯の食事づくりまでは使用しても大丈夫ですよ。

ゆったりと食事を作っていただいてかまいません。

もちろん、無理して調味料を使い切る必要はありませんからね。

昼食の後片づけが終わってから、梱包作業を進めてください。

夕方を目標に終わらせましょう

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中身がこぼれない梱包のテクニック

蓋の部分が開いたり、中身が飛び出して飛散しまったら悲惨ですよね。

これからご紹介する梱包するテクニックを使えば、使いかけでも中身が漏れずに運搬できますよ。

液体系、粉末系、固形系と形状別にご紹介いたします。

あらかじめ、蓋は通常よりも固く締めてから作業を始めてくださいね。

液体系

  • 油類
  • 料理酒
  • みりん
  • ポン酢
  • ドレッシング
  • めんつゆ
  • 白だし
  • ソースなど…

梱包方法

  1. 蓋の上からラップとキッチンペーパーをかぶせ、つなぎ目の上から輪ゴムで留める。
  2. 瓶の上からプチプチや新聞紙で包む。
  3. 箱に隙間なく詰める。

蓋の部分を念入りに固定すると、キャップが外れて中身が漏れるというリスクを回避できます。

粉末系

  • 小瓶に入っているスパイスなど

梱包方法

  1. ラップで1瓶ずつ包む。
  2. 1瓶ずつビニール袋に入れる。
  3. 保存容器があれば、敷き詰めるように入れ密封する。

保存容器がなければ、箱に隙間なく詰めてください。

  • 砂糖、塩など

梱包方法

  1. 容器に入れて使っている場合は、容器ごとビニール袋に入れる。
  2. 開封した袋のまま使っている場合は、袋の口を輪ゴムなどでしっかりと縛る。
  3. 1つずつビニール袋に入れる。
  4. 箱に隙間なく詰める。

ガラスに入っているものは、さらに緩衝材で包むと割れにくくなりますよ。

固形系

  • マヨネーズ
  • ケチャップ
  • ワサビチューブ
  • ニンニクチューブなど…

梱包方法

  1. 蓋の上からラップとキッチンペーパーをかぶせ、つなぎ目の上から輪ゴムで留める。
  2. 1つずつビニール袋に入れる。
  3. 隙間なく箱に詰める。

夏場もこれで安心。腐らせない方法とは?

ご紹介する梱包するテクニックを使えば、使いかけでも調味料の品質を損なわずに運搬できますよ。

クール宅急便を利用する

保存方法を確認して仕分けし、クール宅急便を利用しましょう。

「冷暗所保管」や、開封後は「要冷蔵」の調味料、思い当たるものがあると思います。

常温で保管可能のものでも、冬以外は念のためクール宅急便を利用したほうが無難です。

夏場はトラックの荷台の温度が外気温プラス15度となり、猛暑の日は50度近くなってしまうことも考えられます。

そんな所に味噌を5時間も入れて置いたら、ものすごく発酵が進み、新しい調味料が誕生してしまいそうですよね。

ヤマト運輸のクール宅急便の料金の目安は、

・【関西⇔関東】の場合は60サイズで1260円、120サイズで2380円
・【四国⇔沖縄】の場合は60サイズで1590円、120サイズで3700円
・【南東北⇔北海道】の場合は60サイズで1480円、120サイズで2600円

となっております。

※伊豆諸島(うち式根島・利島・御蔵島・青ヶ島)および小笠原村(小笠原諸島)へのお取り扱いはしていないようなのでご注意くださいね。

発送日から最大で3日先まで届け日を指定できます。

引っ越し前日の夕方までに発送をしましょう。

その後、引っ越し先で設置した冷蔵庫が冷える頃を見計らって指定日を決めると、最適な状態で冷蔵庫へ移せますよ。

保冷剤を活用して、自分で運ぶ

お金をなるべくかけずに運びたいという場合は、

クーラーボックス発泡クーラーボックスに保冷剤や氷をたっぷり詰めて、自分で持って行くという方法があります。

気になるのが、保冷日数。

どれくらい持つのかといいますと、2~3日程度というクーラーボックスが多いようです。

保冷日数とは、「20℃前後の室内で、クーラーボックスにいれた氷が溶け切っていないまま残っている状態がどれくらい続くか。」をさします。

ですから真夏の外気に触れる時間が多くなったり、開け閉めを何度もしてしまうと、保冷力が低下してしまいますのでご注意ください。

まとめ

まとめると、使いかけの調味料を持っていく方法は

  1. 厳重な梱包で、調味料の漏れを防ぐ。
  2. 引っ越し前日の夕方までに、クール宅急便を利用して発送する。またはクールボックスで自分で運ぶ。
  3. 常温可の調味料でも、冬以外は要注意。

以上の3つのポイントを守れば、捨てずに継続して調味料を使えます。

家計にも地球にも優しくて一石二鳥!

これからも、もったいない精神を大切にしていきたいですね。

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