引っ越しの当日はやることが盛りだくさんです。
積み込み作業の立ち合いの他に、鍵の返却や転居先への移動などがあり、初めて引っ越しをする場合は不安になりますよね。
真面目な完璧主義者ほど、そのようなプレッシャーが高まりやすいかと思います。
引っ越し当日の移動の前後の流れをイメージをつかむだけで、出発をスムーズに出来ます。
私の引っ越しの経験をもとに、いくつかの移動手段のメリットや、到着時刻のズレが生じた場合のトラブルの対処方法もご紹介いたします。
移動の前後のスケジュールが乱れた時は、早めに相談をして調整をしましょう。
くれぐれも、移動する時は慌てずに落ち着いて「安全第一!」でお願いします。
引っ越し当日の、移動の前後の流れ
移動の前後を知っておくことで、積み込み作業後の「大家さんへのカギの引き渡し」などがスムーズにできるので、慌てずに移動ができます。
スケジュールが押して「焦って車を運転する」なんてことのないように、大まかな移動の前後の流れを説明します。
出発するまでの流れ
- トラックへの荷物の積み込みが完了後、引っ越し業者と転居先で合流する時間を打ち合わせする
- 簡単な掃除とガス、電気、水道の閉栓
- 大家さんの立ち合いのもと、退去と鍵の返却
- 最終の見回りをして、転居先へ出発する
転居先に到着をしたら
- 転居先の大家さんから鍵を受け取る
- 室内の傷や汚れ(壁、床、畳など)をチェックし、気になる部分は撮影しておく
- 引っ越し業者の到着後、荷物の搬入に立ち会う
以上の流れをイメージをしておくと、何時ごろに大家さんに立ち合いをお願いをすればよいかがわかってきますよね。
想定外のスケジュールのズレが発生したときは、早めに引っ越し業者に連絡をしましょう。
1人でどうにかしようとせずに、すぐに相談をして到着時間を設定し直し、落ち着いて移動ができるようにしてくださいね。
また、荷物を搬入する前に、部屋に汚れや傷かないかチェックしておきましょう。
退去の時に、元々あったものなのか、自分でつけてしまったものなのか判別をするときに必要な情報になります。
どちらかわからない場合は、修繕費を払う必要が出てくるので、気を付けてくださいね。
到着時刻の打ち合わせがトラブル回避のカギ
転居先への移動手段と距離で、どれくらいの移動時間がかかるのかを把握しておくことが重要です。
運搬作業後の簡単な清掃から鍵の返却は30分前後の時間で終わりますので、その分の時間と休憩等を合わせた上で、到着予定時間を伝えましょう。
遠距離(約150㎞以上)の場合は、搬入(荷物を転居先へ入れる)予定日が翌日になる場合が多いようです。
その場合は、宿泊先なども検討しておきましょう。
到着時刻は基本的に、引っ越し業者が依頼者に合わせてくれます。
なぜなら、依頼人が先に到着をしていないと荷物を搬入できないからです。
時間に差がある場合はトラックが一旦営業所へ戻ったり、その時間を作業員の休憩に充てられるので、しっかりと打ち合わせをしましょう。
自分が大幅に遅れてしまう場合
転居先の大家さんや管理人に電話で事情を説明し、引っ越し業者に先に家の周りの養生や、玄関先までの荷物の移動などを先に行ってもらいましょう。
遅れそうだとわかった時点で引っ越し業者に連絡をして、そうした事態が起きないように配慮しましょう。
引っ越し業者が大幅に遅れた場合
先に転居先の室内のチェックを済ませましょう。
搬入作業中は「壁、床、畳の傷、汚れのトラブル」が発生しやすいので、あらかじめ確認をしておくと万が一の時に補償交渉がしやすくなります。
それでも到着しない場合は、先にご近所に挨拶周りをしておくと時間を有効に活用できますね。
滅多にありませんが、丸1日遅れる場合は引っ越しの値引きや補償の対象になる場合があります。
見積書に記載した受取日に荷物の受け取りが出来なかった場合、寝具がないため別の所に宿泊をする必要があります。
その宿泊代は、「受取遅延により生じた損害」となります。
値引きや補償の対象となる可能性があるので領収書を取って置き、しっかりと交渉をしましょう。
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
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状況に合わせて移動手段を選ぶ
移動の手段は大きく分けて2つあります。
移動手段を、状況に合わせて早めに決めておくことで「満席でチケットが取れなかった」という事態を回避できます。
また、1度は考えたことがある「引っ越し業者のトラックに一緒に乗せてもらえるのかな?」という疑問にも、お答えしていきます。
引っ越し業者のトラックに同乗させてもらうのは可能?
荷物を運搬する時に、トラックの助手席に自分も同乗させてもらえると嬉しいですよね。
でも、実はそれNGなんです…!
法律により、同乗が禁じられています。
引っ越し業者は貨物運送なので、タクシーやバスとは異なり、作業員以外の乗客を乗せることができません。
引っ越し業者の「赤帽」を利用した時に、荷物の見張りという名目で「転居先まで助手席に一緒に乗せてもらった。」という人がいました。
しかし、万が一事故が起きたとしても補償はされません。
ドライバーの善意で同乗させてくれる場合がありますが、安易に同乗をしない方が賢明ですよ。
公共の交通機関で移動する場合
公共の交通機関は、時間に正確なので到着時間を計算しやすいのがメリットです。
遅延などのトラブルがなければ、スケジュール通りに移動できます。
タクシー等と比べ、比較的安い運賃なのも魅力的ですよね。
近距離の場合は路線バス、電車を利用しましょう。
遠距離の場合は、飛行機、新幹線、高速バス、フェリーなどが挙げられます。
チケットが必要な場合は、人の移動が多く混み合う3~4月は特に、早めに手配を済ませておきましょう。
自家用車やレンタカー、またはタクシーで移動する場合
車で移動する場合のメリットは、引っ越し業者に預けるのが不安なパソコンや貴重品、転居先ですぐに使うものを一緒に運べるところです。
自家用車があれば、自家用車を自分で運転した方が安いですよ。
例えば、東京⇔大阪の場合、高速料金は約2万円です。
自家用車を輸送業者に頼んで、自分は他の交通機関を利用する手段もありますが、輸送費が高いです。
東京⇔大阪の場合は、約7万円かかってしまいます。
その他の車の移動手段は、近距離はタクシーで、中距離はレンタカーを使うなど状況に応じて使い分けをしていきましょう。
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まとめますと、
- 移動の前後の流れを把握しておく
- 転居先への到着時刻を、事前にしっかりと打ち合わせをする
- 状況に合わせた交通手段を選ぶ
- 時間に遅れそうなときは、早めに連絡をして、落ち着いて移動をする
以上で、引っ越しの移動を慌てずスムーズにできますよ。
何事も、事前の打ち合わせと連絡が大切ですね。
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