引っ越しの大変な荷造り・荷解きから解放されたい!と思いませんか?
荷造り・荷解きは1人でも大変ですが、子どもやペットが増えるとさらに大変ですよね。
今回はそんな経験から私が学んだ、ダンボールを使わない、荷造りのアイデアをご紹介します。
わかりやすく品目別に書きましたので、知りたい品目に目次から飛んでみてください。
最後にダンボールは使わなくても大丈夫だけど、使った方が便利な品目も載せましたのであわせて参考にしてくださいね。
ダンボールを使う目的とは?
そもそも引っ越しでダンボールを使う時の目的ですが、引っ越し業者目線と、引っ越しする当事者目線では違ってきます。
【引っ越し業者目線】
- 運搬の効率を上げるため
- 品物に傷をつけないため
引っ越し業者がダンボールを使う目的は、荷物を効率よく運び出して引っ越し先へ搬入する”運搬作業の効率化”に尽きます。
【引っ越しする当事者目線】
- 荷造り、荷解きを少しでもラクにしたい
- 品物に傷をつけない
引っ越し業者目線も大事ですが、運搬のためだけにダンボールを使った結果、荷造りと荷解きで追われます。
一番大切なのは荷造り・荷解きを少しでもラクにする事です。
自分もラクになる方法で、引っ越し業者からも了承してくれる方法ならダンボールを使わなくてもいいのです。
品目別ダンボールを使わない引っ越し術
ダンボールを使う目的が明確になったところで、さっそくダンボールを使わない荷造りの方法をご紹介します。
見たい品目だけでもいいので参考にしてみてください。
衣類
洋服類をダンボールに詰め直さない荷造りの方法は他の記事でも紹介しています。
普段使いの衣装ケースや、引っ越し業者支給のハンガーボックスをうまく活用する事でダンボールは使わずに荷造りをすることが可能です。
衣装ケース・ハンガーボックス共に使用時の注意点がありますので、ブログ内の以下の記事を参考にしてみてくださいね。
- 衣装ケース:引っ越し業者の段ボール以外もOK、経験者が伝授するお役立ちアイテム
- ハンガーボックス:引っ越しでハンガーボックスを利用する手順と入手する方法。
食器
食器類は1つずつ緩衝材で包んだりと、一番時間と手間がかかる品目です。
しかも引っ越し直前まで使っている事が多いので、荷造りの終盤に時間が取られてしまいます。
引っ越し業者は食器専用ボックスを提供しているところがいくつかあります。
小さい子どもやペットがいるご家庭では、食器類の専用ボックスがあるととても助かりますね。危ない割れ物の荷造り・荷解きの負担がグッと軽減されます。
一番有名なのは、アート引越センターのエコ楽ボックスです。
そのほかにも独自の食器類専用ボックスを提供しているところがありますので、あわせてご紹介します。
アート引越センター:食器ケース
画像引用元:アート引越しセンター
料金は無料。レンタル数は事前にリクエストできるが、数に限りあり。引っ越し当日に返却が必要。
サカイ引越センター:らくらくパンダBOX
画像引用元:サカイ引越しセンター
サカイ引越センターが提供している引っ越しコースの中で、「らくらくコース」に装備されている。専用BOXに加えて、食器の梱包も引っ越し作業員が行ってくれる。資材のみのレンタルはない。
日本通運:食器トランク
画像引用元:日本通運
料金は無料。同日に発着予定の引っ越しに限る。レンタル数は事前にリクエストできるが、数に限りあり。引っ越し当日に返却が必要。
専用ボックスを使わない場合
引っ越し業者の専用ボックスを使わない場合、緩衝材で一つ一つ包む代わりに、タオルを使うという手段もあります。
画像引用元:タオルト
タオルの情報を発信している“タオルト“にて写真つきで分かりやすく説明してくれてますので参考にしてみてください。
タオルトのサイトはこちら
タオルと一緒に食器も梱包できたら一石二鳥ですし、緩衝剤を使う手間も省けますね。
靴
私は靴はダンボールにそのまま投げ込むタイプです。
でも主人の仕事用の革靴は、どうしても型崩れが気になってしまうので中に紙を詰めたりしています。
引っ越し業者各社は靴専用の梱包ボックスを取り揃えています。
シューズ専用ボックスを使えば型崩れの心配もなく、荷造りもあっという間に終わりますね。大切にしている靴を運ぶ際は是非活用してみてください。
引っ越し業者によって収納できる靴の数や、無料貸し出しのBOXの数に限りがあるので参考にしてみてください。
アート引越センター:シューズケース
画像引用元:アート引越センター
1ケース8足収納で2ケース(16足分)無料でレンタル可能。数に限りがあるため事前に確認が必要。
日本通運:プラスチック製のシューズボックス
画像引用元:日本通運
最大で10足収納。自分で組み立てるタイプで、仕切りの位置を変える事でロングブーツなども入れられる。当日発着予定の近距離引っ越しのみ利用可能。
サカイ引越センター:シューズボックス
画像引用元:サカイ引越センター
最大12足収納可能。2ボックスまで無料で貸出し。数に限りがあるので事前に確認が必要。
専用ボックスを使わない場合
引っ越し業者の専用ボックスを使わないけど、大切な靴を安全に運びたい場合は思い切ってシューズボックスを買うのもおすすめです。
シューズボックスはセリアやダイソーで100円で手に入れる事ができます。
越しの時は型崩れの心配なく、そのままダンボールやスーツケースなどに並べて入れるだけです。
引っ越しの時だけでなく、普段は保管ケースとして使うこともできるのでコストパフォーマンス最強です!
大型のもの
引っ越し業者支給のダンボールに入らないサイズのものはそのままで大丈夫です。
わざわざダンボールを改造してさらに大きなダンボールを作る必要はありません。
特にスーツケースや大きなコンテナは荷物を入れる事ができるので、ダンボールの代わりにもなります。
私の場合はスーツケースにリュックや旅行で使うネックピローなどを入れました。
コンテナは無印良品の大型のものを使っています。
画像引用元:無印良品
屋外にも置いておけるので子どものボールや、ビニールプールなども一緒に入れられます。
私が利用した引っ越し業者はそのまま運んでくれたので特に梱包の必要はありませんでした。
スーツケースやコンテナなどは中身が見えないので注意してください。
複数ある場合は何を入れたのかわからなくなってしまう事があります。
中身を忘れないように、養生テープで中身のメモを貼っておくと荷解きの時に便利です。
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
3項目入力するだけで簡単に見積りできます。
ダンボールを使うことをおすすめする品目
ダンボールは使わなくても荷造りはできるのですが、反対に使った方がいいものもあります。
大きく分けると保管期間が長くなるものと、引っ越してすぐに使うものの2点です。
使わない書類
普段は使わないけど、いざとなった時に使うかもしれない書類がありますね。
例えば、製品の取扱説明書や保証書、何か資格の証明書などです。
そういった書類はダンボールに入れてまとめておくと便利です。
引っ越し後もすぐに使わないのであれば、ダンボールに入れたまま保管しておきます。
引っ越し用のダンボールは何を入れたのか書いておく事ができるので、どこにしまったのかわからなくなる心配もありません。
【番外編】取扱説明書をPC・スマホ管理でペーパーレスに
取扱説明書は増えると重たいうえに、時々しか使わないですよね。
私は引っ越しを機に“トリセツ“というアプリを使い始めました。
製品情報を検索して、登録すれば紙と同様の取扱説明書がパソコンやスマホで確認できるというすぐれもの。
検索機能を使えば、文書内の知りたい情報を特定して調べることもできます。
こ、これは、まさに私が求めていたアプリではないかっ!
とすぐさま飛びつき、取扱説明書地獄から解放されました。
とっても便利なので気になる人は使ってみてくださいね。
トリセツアプリ詳細・ダウンロードはこちら
汚れやすいもの・園芸用品など
普段はベランダに置いているもの、植木鉢やホースなど土や汚れがついているものもダンボールに入れるのをおすすめします。
水で濡れている場合は、ビニール袋に入れてからダンボールに入れるとダンボールが濡れて破損することを防ぐ事ができます。
引っ越しが完了したらできるだけその日のうちに、ダンボールから出してあげると衛生面でも安心です。
バス用品
バス用品は引っ越し前夜まで使用し、引っ越した後もその日から使う事がほとんどです。
濡れている場合はゴミ袋などの大きめのビニール袋に入れて、ダンボールにそのまま詰め込むのが一番早くて簡単です。
ストック系
トイレットペーパー、ウエットティッシュ、洗剤、缶詰、調味料、おむつなど、すぐには使わないけど、なくならないように常備しておきたいものがありますね。
荷造りしていると、ストック類が意外と多くてびっくりします。
引っ越しをする際は、それぞれのストックごとにまとめてダンボールに入れることをおすすめします。
引っ越し後も使うまではダンボールで保管することで、荷解きするダンボールの量を減らせます。
ストックがなくなった時にタンボールを処分してもいいですし、そのままストック箱として使ってもいいですね。
引っ越し用のダンボールは強度もしっかりしているので、液体類などの重たい物を入れておくのにも役立ちます。
まとめ
今回は引っ越しでダンボールを使わない荷造りの方法を品目ごとに紹介しました。
品目別にしてみると、ダンボールを使わないで荷造りが完了するものは意外と多いです。
使うダンボールが少なければ少ないほど、荷造り・荷解きの手間が省けますし、荷解き後のダンボールの処分もラクになります。
一方で、ダンボールが荷造りに適しているものがあるのも事実です。
あなたもスマートな引っ越し術を知って引っ越し準備に役立ててくださいね。
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「大量の電話がくるんじゃないか?」と心配であれば、一括見積りを利用した体験談も記事にしているので参考にしてください。