荷造り・梱包

引っ越しでハンガーボックスを利用する手順と入手する方法

私は以前、ハウスメーカーに勤めていました。

その職場では、新たなショールームへの配属に伴い、単身赴任をする人が多くいました。

私も同じく、配属先が遠くなることがきっかけで引っ越しをしました。

その時に、営業担当の先輩からスーツの運び方でアドバイスをもらったことがきっかけで、ハンガーボックスというものを知りました。

ハンガーボックスは、ビジネススーツなどシワを付けたくない服にもってこいのアイテムです。

それだけではなく、「ワンルームなど、収納力が少し寂しい部屋でも便利」と先輩が教えてくれました。

ここで、3度の引っ越しを経験する私が、ハンガーボックスの基本的な使い方と、

その意外な使い方をご紹介いたします。

ハンガーボックスとは

ハンガーボックスとは、「服をハンガーにかけたまま運搬できる箱」です。

大手の引っ越し業者ではよく利用されている、便利なアイテムです。

【レンタル可能な大手引っ越し業者とレンタルできる箱数】

ここで、手配する手順とメリットデメリットをご紹介しますね。

基本的な使い方の流れ

ハンガーボックスで、1番多く利用されているスタンダードな手順があります。

順を追って、ポイントを交えながらご説明しますね。

1.引っ越し業者に引っ越しの見積もりを出す。

※この時、何着をハンガーボックスに入れたいのかをイメージしておきましょう。
入る容量の目安は、1箱あたり「ビジネススーツ:10着」「冬物の厚物:7着」「夏物の薄着:15着程度」です。

2.見積もり時に「ハンガーボックスを使いたい」と伝える。

※引っ越しプランにハンガーボックスのレンタルが含まれている場合が主流ですが、具体的な個数なども含め、事前に打ち合わせをするとトラブルを回避できます。当日に足りなくなるトラブルは避けたいですよね。

3.当日、自宅のハンガーにかかった状態の衣類を、引っ越し業者が持ってきたハンガーボックスにそのまま掛ける。

※万が一溢れてしまったら、簡易的なビニール袋に入れられてしまうので、事前の打ち合わせが大切です。

4.引っ越し業者が転居先へ運搬する。

5.転居先に着いたら、ハンガーボックスの中身を新居のクローゼットや家具などに移し替える。

6.当日中に引っ越し業者へハンガーボックスを返却する。

※中身が空っぽになったことを確認してくださいね。

メリット

引っ越しプランでレンタルする場合と、自分で購入する場合で少し変わってきますが

共通する最大のメリットは、「手間をかけずに服を運搬できる」ことです。

引っ越しプランを利用する場合

メリットは、当日までほぼ何もしなくても良いということです。

前日までにすることは、引っ越しプランを決めて、ハンガーボックスに入れたい服を決めるだけです。

当日は「たたまずに、吊るしたまま」運搬できるので、転居先に着いた後の作業も、とっても楽です。

転居先では「吊るしたまま収納する」だけですから、お手軽なのが嬉しいですね。

自分で購入してから引っ越し業者が運搬する場合

購入して自分で組み立て後は、ハンガーボックスに掛けたい服を吊るし、あとは当日に引っ越し業者に運搬してもらうだけです。

こちらも手間なく引っ越しが出来ますね。

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デメリット

残念ながらデメリットがいくつかあるのでお伝えしておきますね。利用して損した、と後悔しない為に参考にしてみてくださいね。

悲しいことに、中にいれた服にシワや汚れが付いてしまうというトラブルが発生する場合があるようです。

せっかくハンガーに吊るしたのに、そんなことが起こるとは思いませんよね。

引っ越し業者によっては、ハンガーボックスに服を無理やり詰め込んでしまったり、ハンガーボックスの清掃が不十分で、そうした事態が起きてしまう場合があるようです。

トラブルを防ぐ為には、引っ越し業者に作業を任せきりにせず、立ち会って確認することが大切です。

もう1つ注意しておきたいのが、ハンガーボックスは縦に長いのでスリムに見えますが、実はスペースを大きく取ってしまうということです。

大きいサイズの段ボール(服の梱包で使うサイズ)の2倍近くのスペースを取ってしまいます。

大げさな例ですが、20箱のハンガーボックスを使用して1台のトラックに乗りきらなかった場合、より高い引っ越し料金がかかってしまいます。

ハンガーボックスに入れる服を厳選して、大きいサイズの段ボールと併用した方が1台のトラックに収めると引っ越し料金が高くならず済みそうですよね。

オススメの意外な使い方

ここで、「ワンルームなど、収納力が少し寂しい部屋でも便利」と先輩が教えてくれたとっておきの使い方をご紹介いたします。

なんと、転居先に着いた後は、購入したハンガーボックスが役に立つアイテムに変身するんです。

それは、簡易的なクローゼットです。

転居先がワンルームで、クローゼットが付いていない場合などに重宝しますよ。

単身赴任などでビジネススーツを多く転居先へ持く場合、シワなく持って行けますし、部屋に収納がない時にとても役に立ちますよね。

まさしく一石二鳥です。

アレンジとして、休日にリメイクシートを貼って自分好みにDIYをするのもいいですよ!

通販サイトでは、白色の段ボール製ハンガーボックスや、カラフルなプラスチック製ハンガーボックスといった、珍しいタイプもあります。

好みに合わせて選べるのは購入するときの楽しみになりますね。

ハンガーボックスを自分で購入する方法

主に購入先は3つあります。相場は1枚あたり1500円~で5枚組のセットは7000円~となっています。

ネット通販

種類が豊富で、白色やプラスチック製のハンガーボックスも売っていますよ。注意したいのが送料です。1200円~3000円ほどかかる場合が多いようです。

アマゾン楽天、など。

もっと安く済ませたい場合は、メルカリで中古を探すというパターンもありです。

ホームセンター

通販に比べ、送料を節約でできるのが嬉しいですね。

コメリは1580円、ビバホームは1780円ほどで販売されています。

引っ越し業者から購入する

レンタルがメインですが、販売してくれる引っ越し業者もあります。利用したい引っ越しプランがある業者に確認してみましょう。

アート引越センターでは、販売もしているようです。

組み立て方法と始末する方法

組み立て方法

レンタルの場合

当日、引っ越し業者が持ってきてくれるので、お任せすれば大丈夫です。

自分で購入した場合

説明書を読みながら、自分で組み立てます。

図面が苦手な場合は、YouTubeで動画を参考にするとイメージをしやすいです。

とてもわかりやすい動画があったので、良かったら参考にしてみてくださいね。

始末する方法

レンタルの場合

引っ越しの作業終了時に回収されます。

購入をした場合

手放したくなった時の処分する方法は2つあります。

1.資源ごみ又は粗大ごみに出す。

自治体によって、分別方法が変わります。

引っ越し先の自治体のゴミ出しの方法を、確認してくださいね。

2.フリマアプリで出品する

メルカリなどに出品をすると、売れる場合があります。

「SOLD OUT」したハンガーボックス、いくつか発見しました。

ただし、サイズが大きくなるので送料が高くなってしまいます。

送料込みの価格を設定すると賢く出品できそうですね。

まとめ

まとめますと、ハンガーボックスは

  1. 手間をかけずに服を運搬できる
  2. 引っ越しプランで予算内にレンタルできる
  3. 購入した場合、転居先でクローゼット替わりになる

というメリットがあり、引っ越しを助けてくれる強力なアイテムになるのです。

このアイテムがあれば、服の引っ越しがとても簡単になりますね。

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