つい先日、家を建てて引っ越しをした友人とお茶をしました。
その時に話していたのが、「引っ越しの準備が大変だった」とのこと。
平日は新居の打ち合わせや、引っ越しの事務手続きを担いながら家事もこなし、合間をぬって荷造りをしたそうです。
「夫は平日に仕事を頑張っているから」と自分に言い聞かせ、コツコツと1人で頑張ったそうです。
ところが、休日は子どもの面倒さえ見ずにケータイゲームばかりしている旦那さんについに怒りが爆発したと言っていました。
「夫よ、なぜ手伝わない…!」
自分が中心になって荷造りをしないと進まない時、なるべく手間をかけずに早く終わらせたいですよね。
今回は、手間をかけないための服の荷造り方法についてお伝えします。
最低限の労力で終わらせる、服の荷造りの方法
服の収納方法によって、丸ごと引っ越し先へ簡単に持って行ける場合があります。
1着ずつたたんで段ボールに入れなくても出来る、簡単に荷造りするコツとは?
3度の引っ越しで鍛えた、とっておきの方法をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
衣装ケース
私は引っ越しの時、「衣装ケースに服を入れたまま」、引っ越し業者へ運搬してもらいます。
段ボールへわざわざ詰め直すなんて面倒くさいですよね。
「私、ズボラなのかな。」と思って友人に聞いてみたのですが、その友人も同じようにしていると話していて安心しました。
とても作業が楽になります!
ここで、注意しておきたいポイントがいくつかありますので参考にしてみてくださいね。
衣装ケースに入れてもいいのは服だけ
- 入れてもいいもの
普段着、運動着、下着、コート、タオル、帽子など - 入れたらNGのもの
液体、貴重品、書籍、CD、電化製品、割れ物など
プライバシーは自分で守る
下着類は、クリアケースにそのまま入っていると、想像以上に透けてしまいます。
タオルや透けないショップ袋に入れましょう。
運ぶ人へのマナーとしても、気を付けてくださいね。
引き出し部分や蓋が開かないようにする
養生テープを使うと、跡が残らないのでおススメです。
うっかり白いガムテープを使ってしまった事があるのですが、粘着力が強くてベタベタとした跡が残ってしまいました。
その衣装ケースには季節用品を入れていて、開けるタイミングが引っ越しから半年ほど経過してしまったというのも1つの原因かもしれません。
キャスター付きの衣装ケース
キャスターがトラックの中で動いてしまったり、重量がかかってしまうことにより、思わぬトラブルが発生する場合があります。
キャスターを外して部品を袋に入れ、元のケースに入れておくと復元しやすいですよ。
どうしても面倒に思う場合は、見積もり時に引っ越し業者へ相談してみてくださいね。
段ボール
服は軽いので、大きいサイズの箱に入れられますよ。
あえて畳まずに広げた状態で入れ、交互に重ねていくとたたみシワが出来にくくなるんです。
いつものたたみ方で詰めていく方法でも特に問題はありませんでしたが、このたたまずに入れるという方法を知って試したところ、本当にシワがつきませんでしたよ。
スーツなどハンガーにかけているものを、ハンガーにかけたまま寝かせるようにして入れる方法もありますよ。
使うと便利なハンガーボックス
ハンガーにかけたまま荷造りをしたい場合は、便利なアイテムがあるんです。
それは、引っ越し業者が用意するハンガーボックス。
見積もり時に依頼をして、吊るしたままハンガーボックスに移し替えて運んでもらいましょう。
大型の家具に詰めてもいい?
「クローゼットやタンスを引っ越し先へ運んでもらうついでに、中身の服もそのまま持って行ってくれないかな。」と思ったことはありませんか?
それが出来たら移し替える手間が減るので、楽になるのですが…残念ながら基本的にはNGなんです。
ただでさえ大型の家具類は大きくて重たいので、中身が入っていると、さらに重たくなり運びにくくなってしまうのです。
「どうしても中に入れたままにしたい」という場合は引っ越し業者へ見積もり時に確認をしてみましょう。
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
3項目入力するだけで簡単に見積りできます。
処分方法
服を荷造りしていると、しばらく着ていない服や、サイズが合わなくなった服が出てきますよね。
「まだ着れそうなのに、捨てるのはもったいない。」そう思ったときは、まだ捨てなくてもいいんです。
ここで、服をどのようにすれば活用できるか、方法が3つあるのでご紹介します。
寄付をすれば、心もスッキリ
どこかで無料で引き取ってくれて、再利用してくれると嬉しいですよね。
「せっかくまだ着れる服を、単に燃えるゴミに出すのはちょっと罪悪感がある。」という場合は、寄付してみてください。
お部屋と心がスッキリしますよ。
【古着deワクチン】
専用回収キット一口につき、5人分のポリオワクチンが寄付されます。
【日本救援衣料センター】
気候変化による自然災害や、紛争地域の拡大・拡散より避難をする生活を強いられる方へ衣料支援をしています。
【ユニクロ】
回収して服をリユースし、支援を必要とする方へ届ける活動をしています。
【無印良品】
繊維製品を地球の資源へとリサイクルする活動をしています。
きっと、あなたの服を待っていますよ。
こっそり、頑張った自分へのご褒美に
コツコツと引っ越し準備を頑張ったご褒美に、いらない服を売ってお金に換えるという方法があります。
売り方に種類があるので、ご紹介しますね。
リサイクルショップ
一番お手軽で早いと思います。
セカンドストリートやハードオフなど。
20分前後で査定をその場でしてくれるのがありがたいですよね。
買い取り金額は安い傾向がありますが、スピード重視の場合はこちらを利用してくださいね。
ネットオークション
宅配買い取りや、リサイクルショップに比べ、高価で買い取ってもらえる可能性が高いです。
デメリットは、写真撮影→出品→発送という手順を1品ずつ自分で行うので、手間がかかります。
そのような作業に抵抗がない場合は、ヤフオクや、メルカリなどを利用してみてくださいね。
宅配買い取り
家から1歩も出ずに、簡単に買い取ってもらえます。
トレジャーファクトリーや、CMでおなじみのブランディアなど。
手順は、買い取り業者が送ってくれる箱に服を詰めて、集荷してもらい10日前後で査定で金額を提示してもらいます。
私は正直、リサイクルショップに持って行った場合の金額とあまり差を感じませんでした。
しかし、車がない時などに便利ですよね。
トレジャーファクトリーなら、引っ越しと買取の見積もりを同時にやってくれるサービスもあります。
めんどくさがり屋さんには便利かもしれませんね。
潔く捨てる
穴が開いていたり、毛玉が付きすぎていると、寄付や売ることに抵抗を感じてしまいますよね。
そんな時は、服に今までの感謝をして処分しましょう。
基本的にほとんどの衣類は燃えるゴミとして捨てられますが、
自治体によっては分別方法が異なる場合があるので、念のため確認をするといいですね。
掃除道具として再利用をするのも手です。
その場合は、小さく切って使い捨ての雑巾代わりにするのがおすすめです。
まとめ
まとめますと、服の荷造りを最低限の労力で終わらせるためには
- 衣装ケースに入っているものは、開かないようにして丸ごと運んでもらう
- 段ボールに入れるときは、広げたまま交互に入れる
- ハンガーボックスを利用して、吊るしたまま運んでもらう
- 手放す服は、好きな方法で処分する
以上で、1人でも早く作業を終わらせることができますよ。
ショートカットをして、楽をしましょうね。
時々、息抜きを忘れずに…。
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「大量の電話がくるんじゃないか?」と心配であれば、一括見積りを利用した体験談も記事にしているので参考にしてください。