引っ越しが決まると、当日までの準備がたくさんあって大変ですよね。
荷物を纏める上で、家電を含む大型の家具は梱包に気を使うと思います。
今回は、家電の中でも特に扱いがデリケートなテレビの梱包について、お話しをしたいと思います。
2011年にアナログ放送が終了してから早数年…。
今では、ブラウン管から薄型の液晶テレビに買い換えたご家庭が、ほとんどだと思います。
ブラウン管時代とは違い、画面がよりクリアになって、サイズも大型になっています。
技術の進歩は目覚ましいですが、どんなに便利になっても機械とは繊細なもの。
持ち上げたり梱包をする際には、十分気をつけて下さい。
液晶画面がきちんと保護されていなかったり、強く押さえてしまうと、破損する危険があります。
折角新居に持ち込んでも、テレビが壊れてしまったら、何も映らず悲しいですよね。
そこで、引っ越し業者さんに梱包をお任せをする方法と、ご自身で梱包をする方法。
この2パターンをご紹介させていただきますので、よければ参考にして下さいね。
プロの梱包は安心、確実!
やはり一番最初に考えるのは、引っ越し業者さんに梱包を頼むことですよね。
お見積もりの際に大型家電も必ずチェックしますし、梱包資材もテレビ専用のものを搬入してくれます。
実際に、引っ越し業者さんがお家を訪問して、テレビのサイズをチェックしていくでしょう。
訪問ではなくて、電話やメールでお見積もりを行う人は、忘れずにテレビのサイズをお伝えして下さい。
また、配線関係の片付けはご自身で行う場合もあるので、そこも含めて必ず確認を。
業者さんに頼むもう一つの利点
時には、梱包中や運送中に、トラブルが発生してしまうことも…。
もし荷物が破損した場合は、保険を適用することが可能です。
万が一の時の補償が充実していると、当日も安心して業者さんにお任せできますね。
※補償については、対象外になるものや制限付きのものもあります。気になっている人は、お見積もりの時に聞いてみましょう。直接聞くのが1番確実です。
自分で梱包する場合は…
まずは資材の準備から
冒頭でも触れましたが、テレビは大変繊細な機械です。
そのため、テレビを振動や衝撃から守るために、梱包資材は十分確保して下さい。
下記にテレビを梱包するための資材を記載します。これらはホームセンターなどにいけばほとんど揃いますよ。
- 段ボール
- エアーキャップ(プチプチ)、新聞紙などの緩衝材
- ガムテープ、布テープ
- ビニール紐
- 文字が書けるタグ、マスキングテープ
- 毛布や布団など、分厚くて大きい布
テレビを入れるための段ボールですが、購入した時の専用段ボールを保管している人は、そちらを使うと良いでしょう。
あとは、ハサミやカッター、油性マジックペンも一緒にご用意下さい。
資材を買いに行く暇がない…と言う人は、薄型テレビ梱包セットもありますよ。是非調べてみて下さいね。
他にも、ネット通販サイトには、大型のテレビがすっぽりと入る段ボールも売っていますよ。
いざ、梱包開始!
では、早速包んでいきましょう。
1.テレビの主電源をオフにてして、コンセントを含む配線を全て抜く。
この時に、どの線をどこに挿すのか忘れないように、タグやマスキングテープで印をつけておく。
B-CASカードが抜けないようにテープで固定する。これを無くすとテレビが映りません…。
2.テレビ裏の埃を取ったり、専用クリーナーで画面を掃除する。(きれいな場合は省いても大丈夫です。)
3.エアーキャップで液晶画面を覆う。その上に、液晶画面のサイズにあわせてカットした段ボールをビニール紐で巻きつける。
4.毛布や布団でテレビ全体を覆ってビニール紐で固定する。
5.段ボールに入るサイズのテレビであれば、そのまま入れる。丸めた新聞紙や緩衝材で隙間を埋める。
配線関係やリモコンの同封も忘れずに。
大型で入らない、又は、購入時の段ボールがない場合→手持ちの段ボールを解体して、巻きつけると良いでしょう。
心配な人は、二重にして下さい。
6.ガムテープや布テープで、外れないようにしっかりと封をする。
7.油性マジックペンで、テレビが入っていることを記載する。前面がどちらかも書いておくと良いでしょう。
以上になります。テレビボードも毛布や段ボールで覆っておくと、傷付かずに運べますね。
配線やリモコンをテレビと一緒に纏めておけば無くす心配もありません。
しかし、同封できない場合は、入っているダンボールにしっかりとメモをして下さいね。
わかりやすく手順を紹介している動画もありますので、あわせてこちらもご覧ください。
耐震対策に関しての注意
我が家は、テレビの梱包を引っ越し業者さんにお願いしていたのですが、当日になってプチトラブルが起きました。
耐震用に敷いていたジェルパッドが、取れなくなってしまったのです。
業者さんが、どうにかジェルパッドとテレビボードを引き剥がそうとしてくれたのですが、びくともせず…。
仕方がないので、テレビとテレビボードをくっつけたまま運んでもらいました。
後日、夫がカッターで削ってジェルパッドを剥がすことに成功。
しかし、かなり強い力でくっついていたため、テレビボードの一部が剥げてしまいました…。
耐震対策は勿論大事です!が、引っ越しを控えている人は、気をつけた方が良いかもしれませんね。
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いっそのこと処分する!と言う人へ
引っ越しを機にテレビを買い換える、又は、完全に処分する人もいますよね。
テレビは、家電リサイクル法によって、粗大ゴミで捨てることを禁じられています。
処分する場合は、リサイクルショップへ売ったり、自治体の不用品回収を利用しましょう。
まとめ
今やテレビは、情報を仕入れるために、なくてはならない家電です。
引っ越し中に壊れてしまうことがないように、しっかりと梱包をしましょう。
それでは、おさらいです。
- 一番確実で安心なのは、プロの引っ越し業者に任せること。配線作業の有無や、破損補償の確認をする。
- 自分で梱包をする場合は、段ボールや緩衝材等を十分に用意する。振動と衝撃に耐えうる量を。
- テレビだけではなく、コンセント類・リモコンも一緒にまとめておく。B-CASカードの固定も忘れずに。
- テレビを処分する場合は、リサイクルショップに売るか、不用品回収業者にお願いをする。
以上になります。
衛星放送やケーブルテレビをご覧になる方は、引っ越し先でのご契約を忘れないようにしましょう。
また、運び出しまでご自身で行う人は、引っ越し用運搬ベルトの購入をおすすめします。
無理に持ち上げて体を痛めないように、くれぐれも気をつけて下さいね。
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