引っ越しの際、旧居と新居の契約時期が重なってしまう二重契約。
様々な理由から、新居に住み始めるよりも早い日にちからの契約を考えている方は多いと思います。
しかしながら、そもそも二重契約は可能なのでしょうか?
もし可能だとしても、まだ住んでいないのに基本料金だけ支払うのはもったいないのでなるべく抑えたいですよね。
そこで今回は、電気代をメインに二重契約の形態と無駄を省くための押さえるべきポイントをまとめてみました。
忙しいからこそ、スマートに手続きを済ませる工夫をしましょう!
電気の二重契約は可能なのか?
二重契約は可能
電力会社において一つの名義での契約数に規定はありません。
同じ電力会社の場合は、必ず一つの住所ごとに登録しましょう。請求は、それぞれの契約アンペア別でされる形になります。
別の電力会社を新しく契約する場合も、他社の名義を調べたりすることはないので重ねて契約しても問題ありません。
二重契約の方法
通常の電気契約と同じように新居と旧居の住所、それぞれの退去日と入居日を決めて電力会社に連絡します。
この際に、入居日の日にちが退去日の日にちよりも早い場合は二重契約ということになります。
ほとんどの手続きはインターネットで完結する事が可能です。
不明点があれば電力会社にしっかり問い合わせましょう。
最近では電力の自由化に伴い大手電力会社以外に携帯電話会社などでも様々なプランがリリースされているので、
引っ越しを機に見直すのもランニングコストの無駄を省く一つの手段ですね!
こちらのサイトを参考に自分に合ったプランを探してみるのはどうでしょう?
二重契約した際の支払い方法
新居の住所へ旧居の請求書もまとめて届き、引越し後にまとめて支払う形になります。
検針日より後に発生した電気代は日割りで算出されるので、この日に引っ越ししないと損をする!という日にちは無いので安心ですね。
電力会社各社のホームページに掲載してある「検針日カレンダー」で検針日を確認し、ある程度の目安を割り出すことも出来ます。
自宅に届いた「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」に記載の「地区番号」を照らし合わせると検針日を調べる事ができますので是非参考にしてみてください。
東京電力の例はこちら
二重契約で注意すること
・1つの物件で電力会社、プランは二重契約出来ない
一つの名義で複数の物件を契約することは可能ですが、一つの物件で複数の電力会社やプランを適応することは出来ないので注意しましょう。
・使用していない期間でも基本料金はかかる
電気料金をはじめライフラインは基本料金があります。
つまり契約開始日から、電気の使用の有無に関わらず料金は発生していることになるのです。
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
3項目入力するだけで簡単に見積りできます。
二重契約の無駄を省くには?
先ほどもお伝えした通り、契約するとその日から基本料金が発生します。
ですので、二重契約の期間を短くすることでその無駄を省くことが出来ます。
旧居の電気の解約は引越し当日まで難しいかも知れませんが、新居の開通日をなるべく遅らせることは工夫次第で可能です。
引っ越し作業期間に電気を使わないための3つのポイント
「引っ越しの作業期間を考慮して前倒しで契約しよう」と思っているそこのあなた!
数日に分けて引越し作業を行う必要がある場合は、電気を使わなくて済むよう工夫すればもしかしたら二重契約の必要もなくなるかも知れません。
ここからは引っ越し作業期間に電気を使わないための3つのポイントをご紹介していきます。
①引っ越し作業は日中の明るい時間に行う
日中であれば電気を点ける必要が無いので、部屋の鍵さえあれば電気が開通していなくても作業が出来ます。
バタバタする時期で大変ではありますが、ちょっと頑張って早起きしてみましょう。
引っ越し作業を夜に行うのは近所迷惑にもなりかねないので一石二鳥です!
②暗い所を照らすための光源を用意する
窓のない部屋など明るさが必要な場所は、あらかじめライトを用意することで対応します。
最近ではソーラーや乾電池で使える人感センサーライトもあるので、もし自宅にあれば迷わず活用しましょう。
もし無い場合はスマートフォンのライトを重宝します。
作業に夢中になり充電が無くなってしまった、なんてことの無いよう十分に充電しておき計画的に活用しましょう。
モバイルバッテリーの併用もおすすめです。
③エアコンが必要になる真夏や真冬の引っ越しを避ける
意図的に実践するのは難しいかもしれませんが、もし可能なら是非考えたい部分です。
なぜならエアコンを稼働させる必要が無いから。
ただそれだけなのですが、意外と侮れないポイントです。
私は8月にクーラーなしで汗だくになりながら大荷物を運び、危うく熱中症寸前だったことも。
気温が下がり過ごしやすくなる10月下旬から11月は引っ越し業者の閑散期でもあります。
よって料金が下がるというデータもあるので、時期に迷っている方はこの期間に狙いを定めてみるのもいいかも知れません。
まとめ
今回は引っ越しにおける電気の二重契約についてお伝えしました。
電気の二重契約は可能ですが、電気をはじめとしたライフラインは契約開始から基本料金が発生するため出来るだけ期間を短く設定したいところです。
新居の電気の開通をなるべく遅らせることが二重契約期間の短縮に繋がるので、
電気を使わずに引っ越し作業を行うための3つのポイントも合わせてご紹介しました。
- 引っ越し作業は日中の明るい時間に行う
- 暗い所を照らす光源を用意する
- エアコンが必要になる真夏や真冬の引越しを避ける
電気の二重契約を考えつつ、少しでも節約して引っ越しをしたいと考えている方は是非、今回紹介したポイントを意識して無駄のない計画を立ててみましょう!
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