慌ただしい引っ越しも終わり、新生活の始まり…といきたいところですが、
部屋の隅や空いている1室に押し込められた段ボール。
実は害虫にとって快適なねぐらを用意しているかもしれないって知ってました?
引っ越してすぐから家を虫の溜まり場にしたくはないですよね。
そこで、今回ダンボールを今すぐ処分できるように方法をまとめました。
業者に回収してもらう
業者に自宅まで引き取りに来てもらう方法です。
引っ越しや新生活の準備で「時間も無いし調べるのも大変」とお考えではないでしょうか?
そんなとき、専門の業者であれば、個人では運べないほどの大量の段ボールも、一度にすべて引き取ってもらえます。
運んだり調べたりする時間や手間がかからないのも大きなメリットです。
ただし、自分の労力が必要ない分、お金がかかったり、時間を拘束されるというデメリットがあります。
引っ越し業者に依頼する
引っ越しを依頼した業者にあらかじめ依頼しておけば、後々の手間も省けますし、場合によってはそのまま持ち帰ってくれることもあります。
以下に、業者ごとの回収料金や注意事項を、公式サイトや口コミからまとめました。
業者名 | 回収料金 | 注意事項 |
---|---|---|
アート引越センター | 無料 | 引っ越し後、3ヶ月以内に1回のみ無料 |
サカイ引越センター | 3000円 | 3月中旬~4月中旬の繁忙期は不可 |
ハート引越センター | 無料 | 引っ越し後、1回のみ無料 |
アーク引越センター | 無料 | 回収までに時間がかかるという口コミあり |
アリさんマークの引越社 | 1000円 | 他社の段ボールも回収可能 |
また、引っ越し業者によっては、引き取り対象外の地域があったり、時間がかかる場合があるようです。
私が夫の転勤で引っ越したときは、ごみの出しのルールにもまだ慣れておらず、子供もペットいて、
段ボールを家に置いておきたくなかったので「多少お金がかかっても構わない」と判断して引っ越し業者に依頼しました。
しかし、2週間以上待っても業者から連絡が来ず、こちらから連絡してみると
「引っ越し繁忙期で2週間以上かかる」とのこと。
結局、資源ごみとして処分しました。
引き取りを依頼する場合は、
- 引き取りまでにどのぐらい時間がかかるか
- 自社以外の段ボールも引き取ってくれるか
をあらかじめ確認しておくとトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。
試しにお願いしてみてはどうでしょうか?
古紙回収業者に依頼する
古紙等のリサイクル品や家電製品、家具などを回収してくれる業者があります。
団地や住宅街を軽トラックで走りながら、レンジや洗濯機を回収している業者がイメージできるのではないでしょうか。
回収ルートがある程度決まっていますが、このタイミグで遭遇したあなたはラッキーです。
段ボールと一緒に不要な家具や家電も処分できるかもしれません。
一度の不用品を大量に処分できるのは大きなメリットですが、デメリットもあります。
- 全て無料とは限らない⇒古紙に関しては少量(例:50キロ以下)だと有料の業者が多い
- ルートから外れていたら来てくれなかったり、出張費がかかる場合がある
こちらも引っ越し会社と同様に、事前に料金等を確認しておくのがよいでしょう。
持ち込みで処分する
業者に依頼するのとは違い、自分で持ち込む方法です。
「処分にあまりお金もかけたくないし、仕事や学校で時間が合わない…」
そういった理由で、段ボールの回収に立ち会う時間が作れず、業者に依頼すること自体が難しいというのはよく聞く話ではないでしょうか?
持ち込み処分であれば、お金もかからず、好きなときに処分することができます。
段ボールを自分で運ばなくてはならないので、処分する段ボールの量が少量の場合にオススメの方法です。
エコボックスを利用する
古紙や空き缶のリサイクルを目的とした、無料の受け入れ回収をしてくれる施設です。
たまに、スーパーの敷地等に設置されているのを見かけたことはありませんか?
基本的に無人の施設なので、24時間365日受け入れ可能なものがほとんどです。
また、リサイクルを目的とした施設のため、新聞紙や空き缶、ペットボトル等のごみも併せて処分することができるのもエコボックスのメリットです。
私の知人は、近所のスーパーにこのような施設があるので、毎回、買い物のついでにごみ出しをしているそうです。
それだけでも嬉しいのですが、なんと持ち込みごとにポイントがもらえるらしく、家計にも優しい親切設計…!
あなたの近くにもあるかもしれないのでぜひ探してみてください。
環境事業(リサイクル)センターを利用する
生活で出るほぼ全てのごみを受け入れてくれる施設です。
乾電池・蛍光灯管・水銀体温計等のどうやって処分したらよいのか分からないようなごみを受け入れ回収してくれます。
処分にかかる金額も不用品回収業者に依頼するより安く済むことがほとんどです。
持ち込むためには自家用車が必要となるケースが多いですが、自分のタイミングで処分でき、
さらに引っ越しで出た不要な家具等の粗大ごみであっても処分できるのは大きなメリットです。
資源ごみとして処分する
段ボールは資源ごみとして回収してくれます。
各自治体によって異なりますが、以下のような点に注意しましょう。
- 粘着テープ・カーボン紙(宅配伝票等)をはがす
- 10枚程度を折りたたみ、ひもで束ねる(ガムテープは使用しない)
- 汚れのひどいものや油等が付いたものは、可燃ごみとして出す
- 金属製の留め具は可能な限り取り除く
詳しくは、各自治体のホームページに記載がありますので確認してください。
引っ越したばかりだと、ごみ出しのルールをなかなか把握しきれないと思いますが、誤った出し方をするとご近所トラブルに発展しかねないので、あらかじめ調べておきましょう。
ごみ出しについては、不動産屋さんも教えてくれるので、家や部屋を決めるときに確認しておくとよいかもしれません。
まとめ
段ボールを処分する方法は意外とたくさんあります。
- 業者に依頼する
- 持ち込んで処分する
- 資源ごみとして出す
早めに処分して、虫が寄ってくる隙を見せないようにして、気持ちよく新しい家での生活を送ってくださいね。