荷造り・梱包

これで解決!引っ越しの荷物が段ボールに入りそうで入らない時の梱包術

冷蔵庫や家具なら明らかに段ボールに入らないので、業者さんにお願いしますよね。

一方で、空気清浄機などの小型家電、カーペットやお風呂の蓋など

入れ方や畳み方次第では入りそうだけど、段ボールの蓋が閉まらないなど

どうしたらいいのかお困りではありませんか?

私は3度の引っ越しで作業員さんのやり方を観察し技を真似て、これらの問題を乗り越えてきました。

やり方さえ分かってしまえば難しくはありません!

プロから盗んだ梱包術を場所別にご紹介します。

 

玄関

玄関には靴だけでなく、傘や子供の遊び道具も収納していたりしませんか?

長さがあったり、砂で汚れていたりするので意外と悩みどころなのです。

 

傘 

荷造り紐で上下2ヶ所を束ねる方法です。

シンプルですがこれで大丈夫ですよ。

一見ゴミに出すのか間違えそうになるので気を付けてくださいね。

 

ラケットやキックボードなどのスポーツ用品

ラケットやバットは傷付くことが気にならなければ、荷造り紐で束ねてしまって大丈夫です。

大事に梱包する場合は、専用ケースに入れるかエアキャップ(プチプチ)や

布で包んで、何が入っているか印をつけておけば安心ですね。

キックボードは折り畳めるものがほとんどです。

開かないように、ロックをするか荷造り紐で縛ってください。

折り畳めないタイプや、サビてしまって畳めなくなっている場合があります。

その時は作業員さんに「このままでお願いします」と声をかけるとそのまま運んでくれます。

 

虫取り網などその他の子供の遊び道具

虫取り網は傘よりも長いしどうするの?と思いませんか?

私はSサイズの段ボールを組み立て、傘立てに入れるように子供の遊び道具も一緒にまとめました。

網は上向きに入れてください。

背の高い物だけだと倒れてしまうので、私は他にも空の植木鉢や砂場セット

傘もラケットも含め玄関にあったものは、持てる重さまで全部入れてしまいました。

砂や汚れが気になるときは、段ボールにゴミ袋を広げて入れて詰めます。

段ボールの隙間から砂が出てきたり、処分する時に汚れないのでおすすめですよ。

最後に蓋にする部分(フラップ)を閉まるところまで閉じて

周りをガムテープで固定すれば、万が一倒れても中身が飛び出ることを防げます。

 

キッチン

コーヒーメーカーやジューサーなど高性能なものが買えるので、キッチンを見渡すと家電だらけになっていませんか?

ガスコンロや電子レンジなど大きい物や重いものは、作業員さんがやってくれるのですが

ご自身で引っ越しをする場合はどうすればいいのか悩みますよね。

 

特殊な小型家電

コーヒーメーカーやコールドプレスジューサーなどは、形がいびつだったり、重さもあって梱包しづらいと思います。

できれば、買った時の箱に入れるのが安心ですが、捨ててしまっていることがほとんどですよね。

その場合は、なるべくバスタオルなどいらない布で包んでから、段ボールの真ん中に詰めてください。

隙間がある場合は、緩衝材や他のタオルなどを詰めて動かないように梱包するのがポイントです。

それでも心配な場合は無理にやらず、見積もりの時に伝えておくと、当日作業員さんにお願いすることもできますよ。

 

ガスコンロ

備え付けであればやらなくて済む作業なのですが、自分で購入して使っている場合もあります。

大きいので作業員さんにお任せできるのですが、作業員さんがやっていたやり方を見て

自分でもできそうだったのでご紹介しますね。

  1. 大きい段ボールの1辺を切って開きます。
  2. ガスの元栓を閉めて、ホースを外します。
  3. 五徳や排気口カバーなど外れやすい物は養生テープで固定するか、外してエアキャップで包みます。
  4. ガスコンロを段ボールの中央に置いて、付属品も一緒にぐるりと包みガムテープで留めます。
  5. わきの空いているところは段ボールを閉じれるところまで閉じて、ガムテープで固定するだけで大丈夫です。

私が引っ越した時はエアキャップに包まず、段ボールだけで梱包していました。

しかし、ガスコンロは足がついていて歪みやすかったり

ガスを取り込んだり、火をつける装置が付いています。

万が一輸送中の振動で不具合が起こると危険です。

エアキャップと段ボールで梱包し

「ガスコンロ」「上積厳禁」と書いておくと安心。

梱包する時は、ガスレンジは油汚れで滑りやすくなっているので気を付けてください。

引っ越しが決まったら簡単に油汚れを拭きとっておくと、作業が安全に最小限の汚れで済みますよ。

 

電子レンジ

温め専用の電子レンジであれば女性でも簡単に持てますが、オーブンレンジやスチームオーブンをお持ちの場合もありますよね。

とても重たいのでご自身で作業する場合は、気を付けてください。

  1. コンセントとアース線を外します。
  2. コンセントの差し込みプラグとアース線の先はデリケートなので緩衝材で包み保護します。
  3. コンセントとアース線は束ねて、養生テープなどで本体に貼り付けておきます。
  4. 回転皿があるタイプはエアキャップで包み、レンジの中に養生テープで貼り付けて固定します。
  5. 中の空間に緩衝材を詰めて、隙間がないようにします。
  6. 扉が開かないように養生テープを貼ります。
  7. 本体をエアキャップで2重に包みます。
  8. いらない毛布か段ボールに入れます。

オーブンレンジは引っ越しで使う通常の段ボールには入らない場合が多いので

電気屋さんで大きい段ボールをもらっておくと梱包が楽ですよ。

電子レンジの梱包の仕方とサイズが合わない段ボールを

ピッタリサイズにする梱包の動画を参考にしてみてください。

 

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リビング

照明(コンセントタイプ)

高所作業になるので作業員さんに外してもらうこともできます。

天井に特殊なコンセントがあり、ひねって引き抜くだけなので自分でも外せますよ。

小さな照明は段ボールに入れることができますが、シーリングライトとなると

段ボールに収まらないことがほとんどです。

小さめのシーリングライトなら縦向きにして、斜めに入れれば段ボールに入ると思います。

私は段ボールの蓋はしなくてもそのまま運んでもらえました。

蛍光灯の部分は少しの衝撃で割れてしまう可能性があるので、緩衝材で包んでから詰めるようにしましょう。

アート引越センターの梱包術をまとめた、わかりやすい動画があるので参考にしてみてください。

段ボールを変形させて、大きいシーリングライトを梱包していました!

 

工事が必要な照明

コンセントタイプではなく、専門業者に取り外しをしてもらわないといけないタイプもあります。

大手であれば、別料金で対応しているところもあるので

  • 工事が必要な照明なのか
  • 対応している引っ越し業者なのか

見積もりの時に確認をしてください。

 

オーディオ

精密機器になるので、なるべく作業員さんにお願いをしましょう。

ご自身で引っ越しする場合は、エアキャップに包んでから段ボールに入れます。

電子レンジと同じようにコードがあるので束ねたり、配線が複雑なものもありますよね。

マスキングテープや養生テープでどこに差し込むのか印を付けておくと

後の作業が楽ですよ!

このサイトで「テレビの梱包の説明」をしている記事があるのですが

そこに配線の始末の仕方も載せているので参考にしてみてください。

参考記事

 

空気清浄機

中に水を入れるタイプの物は水を抜いておきましょう。

段ボールに入れて、口を閉まるところまで閉じてガムテープで周りを固定します。

もう一つの段ボールを上から被せ、重なるところをガムテープで留めます。

 

ヒーター

大型のファンヒーター・オイルヒーターや石油を使うタイプのストーブは、作業員さんにお願いをしましょう。

燃料が入ったままだと運べないので燃料は抜き取ります

電気式の小型ヒーターの場合も、1つの段ボールに収まらない大きさであれば

空気清浄機と同じ様に段ボールを2つ使って梱包してください。

 

絨毯やカーペット

折りジワがつかないように、ロール状にして荷造り紐で縛るのがよいでしょう。

折りジワが気にならなければ、折り畳んで段ボールに入れてもよいです。

汚れがつかないようにゴミ袋で包んでおくと衛生的に保てますよ。

 

ジョイントマット

子供の足音が気になったり、転んだ時のクッションとして使っていることもあると思います。

1枚ずつ外して重ね、雑誌を束ねるように荷造り紐でまとめます。

私がアート引越センターで引っ越しをしたときは

1辺60cmのジョイントマットが入る大きさになるように

手際よく切れ込みを入れ、違う形に変えて入れてくれました。

  1. 上下の短辺側(赤線)の内フラップに10cmほど切り込みを入れます。
  2. 長辺側が長くなるように切り込みを入れた所から折ります。
  3. 幅が狭くなる分、底の内フラップの幅が合わないので、合うように端をコの字に折ります。
  4. 底をガムテープで留めると、長さのある段ボールになります。

少し手を加えただけで違う形の段ボールに作り替えられるのは、目から鱗でした。

もちろん、難しい時は作業員さんにお願いすることもできますよ!

 

スチールメッシュパネル

100均で売られていて、壁掛け収納などや結束バンドで繋げて、簡易的な棚としての使い方もあります。

これは荷造り紐で束ねておいて、そのまま運んでもらえます。

私は塗装が剥げてしまったり、他のものが傷つかないか心配だったので

以下の方法で梱包しました。

  1. 段ボールを組み立てずに隙間にスチームメッシュパネルを入れます。
  2. 両脇から出てこないように、ガムテープで固定する。

大きさが合わないときは、段ボールの1辺を切って開き

パネルの大きさに合わせて包む方法で梱包できます。

段ボールが余っている時や緩衝材を節約したいときに使えますよ。

 

すのこ

大きいすのこは余った布団袋に入れて、運んでもらったことがあるのですが

棚の代わりに使った小さいサイズのすのこも持っていました。

段ボールに斜めに入れたり、荷造り紐で束ねる方法で大丈夫です。

たまに角がささくれていることがあり、私はとげが刺さらないか心配だったので

スチールメッシュパネル同様、段ボールの隙間に入れて梱包したこともありました。

状況に合わせて梱包方法を選んでみてください。

 

観葉植物

大事に育てている植物に傷が付いたり、折れてしまうことは避けたいですよね。

しかし、引っ越し業者によって運搬を受つけていないことがあります。

運搬中に枯れたり、折れてしまう可能性が高いので補償できないからです。

ほとんどはご自身で運搬するように言われることが多いです。

段ボールに収まるほどの小さめの鉢や、盆栽のように付加価値が付く物でなければ

万が一折れてしまっても補償できないことを了承の上で、他の荷物と同様に運んでもらえます。

他の荷物と運んでもらう場合の梱包方法は

  1. 土がこぼれないようにビニール袋に入れます。
  2. 植物は生きているので袋の上部に少し穴をあけてください。
  3. 段ボールの真ん中に入れ、動かないように隙間に緩衝材を入れて固定します。
  4. ガムテープでL字状に何か所か貼り付けておくとより安心です。
  5. 蓋になる部分を閉じれるところまで閉じます。
  6. ガムテープで固定するか、上から段ボールをかぶせて固定してください。

また、大きくて自力では運べない場合は、造園業者などの専門業者にお願いをすることになります。

引っ越し業者によっては造園業者と連携していて、別料金で引き受けてくれる場合もあります。

どこに依頼すればわからないときは、見積もりの時に相談すると教えてもらえますよ!

植物があるとお部屋の雰囲気が華やぎ、癒されますよね。

新居でも生き生きとした状態で飾れるように、事前に確認しましょう。

 

掃除機

掃除機と一言で言っても、スティックタイプや家庭用の高圧洗浄機など、プロ並みの物も普及していますよね。

 

普通の掃除機やスティックタイプ

普通の掃除機であれば、段ボールの真ん中に置いて動かないように

周りを緩衝材などで固定します。

蓋の部分のフラップを閉じるとこまで閉じて、ガムテープで留めてしまう方法で大丈夫です。

スティックタイプは、エアキャップで包んでしまいましょう。

しかし、掃除機は荷物を運び出した後の一番最後にも使います。

何台か持っている場合は、使わないものだけこの方法で梱包してみてください。

最後に使い終わった掃除機は、大手であれば作業員さんが梱包してくれることがほとんどですよ。

 

高圧洗浄機

高圧洗浄機の場合は水を入れて使うので注意が必要です。

梱包する前に水滴が残っていないか確認し、タオルなどで水気を取っておきましょう。

高圧洗浄機や付属品を専用のケースに入れます。

ケースがない場合にはエアキャップでしっかり包んでください。

段ボールに入らなかった場合は、作業員さんの方で布に包んだり対応してくれますよ。

また、高圧洗浄機はアタッチメントが何種類かあるタイプもありますね。

取り外した付属品は、欠けたりしてしまうと使えなくなってしまうので、面倒でも1つずつエアキャップで包んだ方がいいでしょう。

 

お風呂

お風呂の蓋

不動屋さんによっては置きっぱなしにしても大丈夫な物件と、持っていくように決められている物件があります。

新居のお風呂とサイズが合わない場合があるので、サイズの確認が必要です。

持っていくのであれば、ロール状にまとめて荷造り紐で束ねます。

置いて行くと処分費用を取れられるケースも。

私はうっかり忘れてきてしまい処分費用を支払いました。

忘れないように注意したいですね。

 

お風呂用の大きめの椅子

段ボールに入らないほどの大きさであれば、ゴミ袋に入れておけば運んでもらえます。

 

その他ゴミ袋に入れた時の注意点

段ボールや緩衝材が足りなくなってしまったり、どうやっても段ボールに入れられないものもあると思います。

その時はゴミ袋に入れてしまう方法も。

重い物や壊れやすいものは、作業員さんに相談するのがいいですが

破損の恐れがないものはゴミ袋でも大丈夫です。

しかし、ゴミ袋に入れたものは運ぶ時に破ける可能性があります。

尖っている部分があるものは、エアキャップなどで保護をしてなるべく破けないように工夫してください。

ゴミ袋ばかりになってしまうと、トラックにうまく積み込めなくなるので

これは最終手段として参考にしてくださいね。

 

まとめ

入りそうで入らないものの梱包の仕方は

  • 荷造り紐で束ねておく
  • 段ボールを二つ組み合わせて梱包する
  • 段ボールを切り開いて包むように梱包する
  • できる範囲で口の部分を絞るようにガムテープで固定する
  • 工事が必要な照明や観葉植物など、「専門業者に依頼する」必要があるか見積もりの時に確認する

何が何でも段ボールに詰めて、蓋をしなくてはいけないわけでありません。

見積もりの時に梱包の仕方を聞いておくと、悩まずに済みますし

梱包するのが難しいものは、無理をせずに作業員さんにお願いしましょう

もちろん事前に梱包してあれば、作業がスムーズにできるので

できるものはどんどん梱包してしましましょう。

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