荷造り・梱包

もう梱包材は買いたくない!食器の引っ越しに使える家にある梱包材

引っ越し作業を進めているんだけど、このままでは梱包材が足りないかもしれない!

引っ越し直前には、食器類の梱包がまだ残っているというのに…。

そんな危機に陥(おちい)っていませんか?

分かってはいるんです!梱包材を新しく買えばいいんです。

だけど、何かとお金がかかる引っ越し。これ以上、普段の生活で使わないものを増やすのはイヤなんですよね…。

そういえば、以前梱包テクニックを教えてくれたYさんはこう言っていました。

「大切なお皿が割れてしまった原因は、とりあえず食器を包んでおけば大丈夫だと適当に詰め込んでしまったこと」だと…。

ということは、梱包の目的を確認したうえでその方法を考えれば、

  • 普段家にある
  • 梱包材としての使い道だけじゃない

アイテムで、安全に食器を梱包できるのでは?と思いつきました!

1.食器を梱包する目的は?

食器を包むのって、たくさん梱包材が必要じゃないの…?

漠然とそういったイメージがありますが、なぜしっかり梱包する必要があるのでしょうか。

言うまでもありません。

「割れないようにする」これですよね!

ではお皿を割れないように梱包するにはどうすればいいのでしょう?

そのポイントとして挙げるのはこの2点です!

  • お皿とお皿が当たらないようにする
  • 隙間を埋めて動かないようにする

このポイントを押さえて、引っ越し時の外からの衝撃に耐えられるようにすることです。

この2点を守るだけで大切なお皿を安全に運べるのであれば、普段家で使っているものが梱包材として役に立ちそうだと希望が湧(わ)いてきませんか!?

2.何を使って梱包すればいいの?

衝撃に耐えられるように梱包するには、食器を包む新聞紙と、隙間に入れるクッション材があればいいんでしょ?

と思いますよね。

でも新聞なんて家にないし、クッション材は足りない…。

実は私、結婚を機に引っ越しをする際にそんな状況に陥(おちい)りました。

普通に仕事をしながら、梱包材を買ってきては荷造りをし…という作業は時間とお金がかかるのでとても大変でした。

そして待ち受けていたのは最後の難関、食器の梱包!梱包材も残り少なく、足らない様子…。

もうだめかもしれないと引っ越しのやる気すら失います。

そこで考えました。今ここに使えるものはないのか…?

衝撃を吸収してくれるのは、柔らかい素材です。キッチンの中って、柔らかい素材で作られているものがたくさんありませんか?

そうして私が、キッチンにあるものを使ってみた結果、おすすめするアイテムがこちら!

  • キッチンペーパー
  • タオル、ストックしているスポンジ

見渡してみてください。これらの道具、荷造りされずに残っていませんか?

幅も取るので、引っ越しの直前に「ええい、ここにつっこんでしまえ!」とついつい投げやりに入れてしまうものたちです。

それらが役に立つ食器梱包グッズへと早変わりしてしまうんです。

それではどのように使ったのか、紹介したいと思います!

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3.キッチンペーパー

食器を包むものといえば、新聞紙が代表的ではないでしょうか。

実際に私が実家から初めて引っ越したときには新聞紙で食器を包んで持っていきました。

だけど新聞は普段とっていないので、もちろんありません…。

そこで、キッチンを見渡し、思いついたのがキッチンペーパーです。

これは私のイチオシアイテムなので、キッチンペーパーで食器を包む、おすすめポイントと使うときのポイントを挙げてみました。

食器をそのまま使える

新聞紙で食器を包んで実家から引っ越したとき、食器が汚れてしまった苦い思い出がありました。

荷ほどきをして、食器を洗って…と二度手間になってしまったんです。

引っ越し作業に追われ、やっと休憩時間だ!食事をしよう!と思ったときに、

「まずはお皿を洗わなければ…」

と、やる気を失いました。

キッチンペーパーだと、日常的に調理に使うものなので食器が触れても気になりません!

食器を使いたいときに、すぐ使うことができますね!

キッチンペーパーで包むことで荷ほどきをしたまま使うことができるというステキな利点があります!

掃除に使える

新居に到着し、作業をしていると何故か家電の汚れが気になるんです・・・。

キッチンって、特に家電がたくさんある場所ですよね。

普段、なるべく掃除するように気をつけているのになんでこんなに汚れているんだ!

とショックを受け、荷ほどきそっちのけで磨いてしまい、作業が全く進まない!

進まないことにイライラし、もうダメだ…やっとここまでたどり着いたのに…と絶望です。

そこで、食器を包んだキッチンペーパーを使いましょう!

キッチンペーパーに洗剤をつけて磨けば、立派な掃除道具となります!

その後は捨ててしまうだけなので、作業もはかどりました。

選ぶときは厚手のロールタイプ

新聞紙で食器を包んだときにもう一つあった悩みは、「紙が大きすぎる…!」というものです。

食器って、意外と細々(こまごま)したものが多いんですよね。

大きい紙で何重にも包めばクッション性も上がるのですが、そのぶん手間がかかり、ダンボールに入る量も減ってしまいます。

ロールタイプだと、好きに長さ調節できるのでオススメです。

「厚手」がいい理由は、薄手よりクッション性が高いからです。

一つだけ注意点があります!

実は私、キッチンペーパーで大きなお皿をきれいに包もうと気合を入れて作業していたところ、切れて欲しくないところの切り取り線で

「ビリッ」と切れてしまったことが…。

そこで、食器を包む目的が「お皿とお皿が当たらないようにする」ことだったと思い出しました。

それ以来大きなお皿は、

  1. お皿同士が当たらないよう、間にキッチンペーパーをはさんで重ねていく
  2. 重ねたお皿が不安定な場合は、動かないようにキッチンペーパーとテープで固定する

この方法で包むようにしています!

キッチンペーパーが「ビリッ」と切れてしまうストレスもなくなります。

余っているマスキングテープで留める

私はキッチンペーパーをマスキングテープで留めるようにしています。

好みが変わってしまって「もったいないけど捨てようかな?」と思っていたマスキングテープが役立ちました!

実は一度ガムテープで留めたときに、テープをはがすとキッチンペーパーがビリビリになってしまい掃除に使いにくかったんです。

マスキングテープだとはがしやすく、キッチンペーパーが破れにくいので、あとで掃除に使いやすいです!

4.タオル,ストックしているスポンジ

キッチンって、以外と柔らかいものが多いです。代表格はタオルとスポンジ!

でも柔らかいものって、梱包するときに特に幅をとるんです!

「どこに詰めよう?」と迷ってしまうことがよくあります。

そこでキッチンで使う柔らかいものはデリケートな食器と一緒に詰めてしまって、緩衝材の一部として使ってみてはどうでしょう?

ストックしているスポンジもあれば、同じように使えますよね。

ダンボールが接してしまうのが気になる場合は、ビニール袋に入れて詰めてしまいましょう!

梱包に困るものを役に立つ緩衝材に使うことができれば、荷造りの負担を減らすことができます!

まとめ

このままでは梱包材が足りないときに見てほしい、身近にある食器の梱包に使えるものを挙げてみました!

  • キッチンペーパー
  • タオル、ストックしているスポンジ

これらを使って私が食器を梱包する時は

  1. 小さめの段ボールを用意する
  2. まずはタオルをひく(下も緩衝材を入れておくと割れにくいそうです)
  3. キッチンペーパーで包んだお皿を入れる
  4. 空いたスペースにストックしているスポンジやキッチンで使うタオルを入れる
  5. 段ボールのふたを閉じ、

 黒いマジックで「キッチン」「食器」

 赤いマジックで「ワレモノ」と明記する

という流れです。

そして荷ほどきをするときの流れはこちら。

  1. ダンボールを開ける
  2. 緩衝材として使ったものを取る
  3. キッチンペーパーを外しながら食器をしまう
  4. 外したキッチンペーパーで気になる家電をささっと掃除する

覚えてしまえば、かんたんに手早く作業できそうですよね!

このポイントも今までに学んできたので、お皿を梱包するうえで役に立ちました!

引っ越しって何かとやることが多くてパニックに陥(おちい)りがちですが、

こんなものも使えるんだ!と発見があると少しでも気が楽になりますね!

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