荷造り・梱包

引っ越しの梱包作業にコツあり!失敗から学ぶちょいテク7か条

「荷造り?梱包?とりあえず箱に入ればオールオッケー!」

「一個一個包むとかめんどくさい…」

そう思ったこと、ありませんか?

一人暮らしをしている友人のYさんも、荷造りのための梱包作業を、とても億劫に感じたそうです。

そして少しでも初期費用を抑えたいと、引越し業者は利用しませんでした。

予約購入した家電は直接新居に運び込んで、日用品や食器類などは自家用車で運ぶことに。

「荷物も少ないし、適当に詰め込んでおこう」

これが大間違いだったとYさんは言います。

きちんと梱包作業をしなかったため、お気に入りのお皿が割れてしまったのです…。

新居で段ボールを開けた時のショックな気持ちは、今でも引き摺っているとのこと。

そんなトラブルを経て、梱包作業の大切さを学んだYさん。

もう同じ失敗は繰り返したくない!と、自分なりのマニュアルを作ったそうです。

では、Yさんが心がけている、梱包に関するちょっとしたコツを教えてもらいましょう!

引っ越しが決まったら、荷物を徐々に減らす

Yさんは俗に言う「捨てられない人間」

断捨離がこの上なく苦手だったそうです。

「これ、まだ使うかも…」「そんなに汚れてないし、捨てるの勿体ないなあ…」

そんな思いが堂々巡りして、部屋の中がごちゃごちゃしていました。

これも、荷造りが億劫になる原因の一つです。

常々ものを整頓して、部屋の荷物を一定に保つことが大事ですが、

忙しかったり、Yさんのように捨てられない精神があると、どうしても荷物が増えていきますよね。

なので、引っ越しが決まったら、思い切って断捨離しましょう!

荷物を一通り確認して、

  • 半年〜一年使ってないものは、処分したり売る。
  • 使用頻度の低いものから段ボールに詰め込む。
  • 冷蔵庫の中身をチェックするのも忘れずに。

冷蔵庫に関しては、当日は必ず空にしないといけません。

食材が残らないように計画的に調理しましょう。

道具はきちんと揃える

「これは基本中の基本」とYさんは言います。

当たり前じゃないの?と思いますよね。しかし、意外に忘れがちなんです。

梱包を始めてから、あれがないこれがないと中断して、買い出しに走ることもしばしば…。

そこで、Yさんに梱包道具一覧を作ってもらいました。

だいたいこれだけ揃っていれば大丈夫だそうです。チェックしてみて下さいね。

段ボール ホームセンターなどに売っています。
お金を節約したいと言う人は、スーパーの店員さんに尋ねて、譲ってもらいましょう。
ガムテープ
養生テープ
テープの上にペンで文字を書けるものがオススメです。
粘着力が弱めで跡がつかない養生テープは、衣装ケースの蓋や家具の引き出しをとめるのにおすすめ。
緩衝材
新聞紙
広告用紙
割れやすいものは全て包みます。多めに準備しましょう。
ビニール紐 漫画や雑誌、傘などをまとめる時に役立ちます。
ゴミ袋
ビニール袋
紙袋
ジッパー付き保存袋
梱包作業中はゴミがたくさん出ます!
ビニール袋は、調味料や洗剤を段ボールにしまう際に使用すると良いですよ。
万が一こぼれた時に滲み出るのを防いでくれます。
紙袋は書類入れに。
カトラリーやデスク用品など、ばらつくものをまとめたりする際にはビニール袋やジッパー付き保存袋を使用するとなくす心配もありません。
ハサミ
カッター
油性マジック
などの文具
油性マジックは、黒と赤の2色があると便利です。
刃物や機械など、慎重に扱うものには赤字で注意書きをしましょう。
ウエストポーチにまとめておくとすぐに取り出せますよ。
古タオルなどの布類 家具の掃除や保護に使用。
チェアソックスがない時は布を巻いて椅子の足を保護すると傷つきません。
圧縮袋 布団や服の収納など、あると便利です。

 

引っ越し業者さんを利用する場合は

段ボールやガムテープ、クレープ紙(食器などを包む紙)をいただけると思います。

もし数が足りない場合は、追加を頼めるか聞いてみてくださいね。

また、他にも必要な道具があればご自身で揃えましょう。

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スケジュールを立てる

ただ、ダラダラ作業をしていても絶対に終わりません。

だいたいで良いので、荷造りの予定表を作りましょう。

カレンダーに細かく書かずとも、メモ用紙に「○日までに▲▲まで終わらせる!」とかでも良いです。

Yさんは、一個一個クリアするごとにご褒美を用意していたそうです。

片付けが苦手な人は、ご褒美制度を導入すると気分も上がるかもしれませんね。

段ボールの組み立て

え、段ボールの組み立てにもコツがあるの?と思ったかもしれません。

ちょっとしたことで強度が変わってきますよ。

Yさんは、一番右のクロス組みの状態で、漫画を詰め込んで蓋をしたそうです。

もう、どうなったかおわかりですよね(笑)

持ち上げた瞬間、底が開いてドサドサーッ!足に当たって泣き面に蜂。

そうならないためにも、箱の底はガムテープで補強しましょう。

一般的には真一文字に貼ったり、十字に貼ったりしますよね。

更に強度を上げたい時は、キの字貼りをしましょう。

中身の圧力が均等にかかって、強度が揺らがなくなりますよ。

エリアを決めて段ボールを振り分ける

荷造り中に、「あ、ちょっとスペース空いちゃった。何か入らないかな?」

なんてことがありますよね。

段ボールを無駄遣いしたくないから、できるだけコンパクトにまとめたい!

とてもわかります。

しかし、荷解きの時にアレがないコレがないと言う原因になってしまうことも。

「新居ですぐに使いたいものが、どこにあるのかわからなくなっちゃった」

と、Yさんも語ります。

この問題の解決策は、荷造りを始める際に、まずエリアを分けること。

玄関、キッチン、お風呂場…と言った感じで、エリアごとに段ボールを振り分けて、

エリアに関係するものをきちんと詰め込んでいくことが大事です。

段ボールにスペースが空いてしまうと、勿体ないと感じてしまうかもしれませんが、

なるべくエリアと関係ないものは入れないようにしましょう。

隙間が気になる場合は、新聞紙や梱包材などで埋めて下さい。

もし、他のエリアのものを入れた場合は、段ボールの側面などにしっかり記載しておきましょう。

新居で荷下ろしをする際も、段ボールの側面に置き場所の記載があれば、迷うこともありませんよね。

割れものは一つ一つ丁寧に包む

冒頭でもお話したように、Yさんはお皿の梱包を怠って、破損させてしまいました。

確かに、割れものを一つ一つ新聞紙や緩衝材で包むのは骨が折れます。

数が多いと、尚更でしょう。

しかし、自分で運ぶにしろ、引っ越し業者さんに運んでもらうにしろ、危険な梱包は絶対にNGです。

新居でもきれいに、気持ちよく使うために、しっかり包んであげましょうね。

危険物は自分で持ち運ぶ

使いかけのカセットボンベやスプレー缶などは、静電気で発火する恐れがあります。

大変危険なため、引越し業者さんが運べない場合も。

自分で運ぶ際は、しっかりと蓋が閉まっていることを確認して、ビニール袋に入れてください。

そして、段ボールの端に養生テープでしっかりと固定して倒れないようにしましょう。

Yさんもヘアスプレーをよく使っていましたが、引っ越し前に処分したようです。

引っ越し後に新しく買うのが、一番確実かもしれませんね。

部屋を傷つけないようにする

作業をする際に、床にマットを敷いたり、段ボールを広げて壁を保護するのもポイントとのこと。

Yさん曰く、「尖ったものを引っ掛けて壁紙剥がしたら、もう最悪だよ…」だそうです。

退去時に思わぬ出費が!とならないように、くれぐれも気をつけて下さい。

立ち会いで指摘を受けないよう、お部屋をきれいに復帰させるのも大事ですよね。

荷造りを進めながら掃除も一緒に行えば、お部屋も綺麗になって一石二鳥です。

まとめ

Yさんの経験談をもとに、梱包におけるコツをご紹介致しました。

最後に、もう一度おさらいしましょう。

  1. 引っ越しが決まったら、思いきって断捨離。
  2. 道具はきちんと揃える。段ボールや緩衝材は多めに用意する。
  3. スケジュールを立てて計画的な作業を。ご褒美を用意するのもあり。
  4. 段ボールの底をしっかり強化する。
  5. 玄関、キッチンなど、エリアを分けて段ボールに荷物を詰め込む。
  6. 割れものは必ず包む。丁寧な梱包作業を心がける。危険物の持ち運びは注意。
  7. 引っ越し前に部屋を傷つけないよう、床や壁を養生しておく。

以上になります。

Yさんも、仕事のかたわらで荷造りをしている時は本当に大変だったそうです。

でも、すっかり片付いた部屋を見たら、達成感とほんの少し寂しさを感じたんだとか。

これから引っ越しをされる方も、当日が近づくにつれて慌ただしくなるでしょう。

そんな時に、Yさん直伝のちょいテクが少しでもお役に立てたら、とても嬉しいです。

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