物件探し

一挙公開!子連れで引っ越しする際のオススメ時期と物件探しのポイント

Familiy子どもが小さいうちに引っ越したい。

まだ具体的には決まっていないけれど漠然と思っているあなた。

この記事では子どもがいる家庭で引っ越しを考えている人に、

おすすめの引っ越し時期と、物件探し・内見のポイントをご紹介します。

子どもが小さいうちの引っ越しは気苦労が多く、何かと大変です。

ポイントを押さえることで、無理なく・無駄なく新しい環境への一歩を踏み出しましょう!

子連れの引っ越しでおすすめのシーズンは?

House

小学校未満の小さな子どもがいる家庭におすすめの引っ越し時期は、4月中旬から6月と、9月から10月です。

小さな子どもがいる家庭で重要になってくるのは、子どもの預け先となる保育園や幼稚園の空き状況かと思います。

保育園や幼稚園は4月始まりがほとんどのため、4月中旬から6月は定員数に空きがある可能性が高いです。

また翌年4月入園の募集案内は9月から10月にかけて行われ、10月末から11月に一次の応募〆切のところが多いです。

このタイミングを逃してしまうと、2次募集にまわされたり、いいなと思った園は定員に達してしまっている場合もありますので注意してください。

ハイシーズンに動かないメリット

引っ越しのハイシーズンは、入学や就職に伴う4月からの新生活と重なるタイミングの1月から3月だというのはよく知られていますね。

ハイシーズンを避けて引っ越すことのメリットは、家賃や初期費用の交渉がしやすい点と、引っ越し業者の料金がお得な点です。

賃貸物件の場合、一番の損失は物件が空き状態であることです。人の動きが多くない中では、賃料の値下げや、敷金・礼金の交渉も比較的しやすくなります。

引っ越し業者も同様、人手とトラックはあるのに依頼がないのが一番の損失です。

実際に私が引っ越し会社の営業マンから聞いた話ですが、ハイシーズンとそうでない時では、見積もり金額が倍近く違うこともあるそうです。

引っ越し時期をずらして浮いたお金で、新生活に必要なものを買った方が絶対にいい!と思わず営業マンに言ってしまいました。

新生活がスタートして落ち着き出した4月中旬から6月は、気候も良く物件を見てまわるのには気持ちのいい季節です。

また9月から10月にかけては会社の人事異動シーズンのため、比較的ファミリー層の物件が出回りやすくなります。

以上の理由からあえてハイシーズンを避けての物件探しも視野に入れみるのもいいかもしれません。

忘れてはいけない思わぬ落とし穴

ここまで読んで、ハイシーズンを避けて引っ越しをしたほうが絶対にいい!と思われるかもしれませんが、反対に注意すべき点もあります。

1つは、物件の数がハイシーズンほどないということです。

新築の物件はハイシーズンに向けて建設される事がよくあります。また築浅などの人気の物件もハイシーズンで埋まってしまう可能性が高いです。

2つめは、ハイシーズンでなくても競争率は高いという点です。

ハイシーズを過ぎると動く人の数も減りますが、当然物件の数も減ります。

好条件の物件が希少なだけに、新着物件でいいものが出ると、瞬く間に埋まってしまうことも少なくありません。

都心では物件を見て回っている間に、他の人に取られてしまったなんてこともよくあります。

子連れでの物件探しは思うように動けないことも多いので、これから紹介するポイントをおさえて実践してみてください。

物件探しを始めるタイミングと内見のポイント

物件探しは2ヶ月半前から準備を始めよう

こちらの記事でも紹介しましたが、物件探しは2ヶ月前からとよく言われます。

小さなお子を連れての物件探しは、2ヶ月半前から始めるのがおすすめです。

最初の半月は準備運動のようなものと考えてください。

  • 不動産情報をどこでチェックするか決める
  • 検索サイトやアプリの使い方に慣れる
  • どんな物件がいいのかイメージをふくらませる

2ヶ月前になったら上記のことで手間取ることなく、物件探しに集中できる環境を作っておく事が大切です。

また不動産会社を1つか2つに絞り、「希望に合う物件が出たらすぐに連絡してもらうという」というような、関係を担当者と築いておくのもいいかもしれません。

内見よりもまずは書類を優先的に!

知らない人も多いと思いますが、実は希望物件を押さえるために内見は必須ではなく、審査書類を提出したもの勝ちなんです。

せっかく内見していいと思ったのに、審査の順番待ちという事がよくあります。

もちろん、先に書類を提出した人が審査に通らなかった際は繰り上がりとなりますが、通ってしまえばその人のものなのです。

書類提出が先とはいえ、出来れば見てから決めたいですよね。

安心してください。

書類審査が通ったあと、本契約前に内見することが可能です。

万が一内見をして気に入らなかった場合、キャンセルをしても基本的に費用等は請求されません。

なので希望に合う物件が出たら、まずは書類の提出を優先してください。

子連れでの内見注意点

めぼしい物件が見つかったところで、いざ内見です。

私も経験者ですが、小さい子どもを連れての内見は本当に大変です!

  • 授乳やミルクの時間が必要
  • おむつ替えの場所がない
  • 急にトイレがしたくなる
  • 車の場合、チャイルドシートが必要なため自家用車で物件をまわる
  • 車での長時間の移動を嫌がる

私は埼玉から横浜への引っ越しだったので車で往復4時間以上。

大変な思いをして見れた物件はたった2件でした。

思い出すだけでもう2度としたくない体験です。

結局、ほかの物件を見に何回か家族で行く予定でしたが、あまりの過酷さに1回で断念して旦那さんに任せました。

子連れで内見する際の解決策

私の経験でも触れましたが、子連れでの内見は決して楽ではありません。

可能であれば旦那さんに行ってもらい、LINEビデオなどで動画を共有してもらったり、気になる箇所の写真を送ってもらう事をおすすめします。

また最近はオンライン内見取り入れている不動産会社も多いです。

自宅にいながら雰囲気を確認できるので、積極的に利用してみることをすすめます。

オンライン内見時のポイントをまとめた記事をご紹介します。

よかったら参考にしてみてください。

【参考】遠方への引っ越し。オンライン内見で理想の物件を見極めるコツ!

まとめ

この記事では小さい子がいる家庭におすすめの引っ越し時期と、物件探し・内見の注意点を紹介しました。

子連れ家庭におすすめの引っ越し時期は4月中旬から6月、もしくは9月から10月です。

本格的な物件探しに入る2ヶ月半前から準備をしておくといいかもしれません。

どうしてもおさえたい物件は、内見よりも書類提出を優先しましょう。

幼い子を連れての内見は想像以上に大変です。

旦那さんを頼ったり、オンライン内見を積極的に活用してみてくださいね。

子連れでの引っ越しは大変な事も多いですが、家族で新たなスタートを切る滅多にない機会です。

ポイントを押さえ、スムーズに新しい環境への一歩が踏み出せるといいですね。

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