見積もり

電話の嵐になるって本当!?引っ越しの一括見積もりサイト利用体験談

まだ引っ越しをしたことがないと、どの業者を利用したら良いのかわからない人もいますよね。

私も初めての引っ越しをする時は、右も左もわかりませんでした。

「引っ越し費用がいくらかかるのかな?」「選ぶ業者によって何が変わるんだろう」

とにかく、わからないことだらけです。テレビCMを見ても、どこも大差はないように思えたり…。

そこで活用したのが、引っ越し一括見積もりサイトでした。

「これを使えば、楽に業者さんとやり取りできるのでは?」

期待を胸に、いざ一括見積もりサイトを利用した私は、その後思わぬ落とし穴にハマりました。

そこで今回は、私の失敗談と一括見積もりサイトの便利な機能についてお話したいと思います。

※引っ越しの見積もりをするタイミングに関しては、

引っ越しの見積もりはいつお願いする?もう引っ越し難民にはならない!

こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

何も知らずに利用すると…!?

テレビCMやラジオの宣伝でもおなじみの引っ越し一括見積もりサイトですが、ただ料金を比較するだけではないのです。

入力事項を確認して一括見積もりのボタンを押したその時点で、各引っ越し業者に情報が届いていることをご存知ですか?

私は当初そのことを全く知らず、悠長にページを眺めている最中に、嵐のような営業に遭いました。

次から次へとかかってくる電話にパニックになってしまい、暫く電話が怖くなってしまったのを覚えています。

「今ご契約すればもっと安くできますよ!」「比較している業者様はどちらですか?」

矢継ぎ早な質問に、初心者は何も答えられません。

と言うよりも、今まさに比較してゆっくり吟味しているのだから、すぐに答えが出せるわけないでしょう!と言うのが本音でした。

そんなこんなで、混乱しながらもなんとか大手の中の一社に決定して契約に至ったわけです。

比較ではなく代行だった!

さて、では何故こんなに大量の電話が来てしまったのでしょう?

実は、引っ越し一括見積もりサイトは、「引っ越し料金の比較」ではなく「見積もり依頼を代行」しているのです。

なので、サイト内で入力した情報(氏名や電話番号、荷物の量など)を元に、提携業者へと一斉に見積もり依頼が出されているわけです。

当然のことですが、繁忙期ともなれば業者側も営業戦争でお客の取り合い…。

我も我もと電話をかけて、自社利用の勧誘が激しくなると言うわけです。

一括見積もりサイトに登録している提携業者が多ければ多いほど、電話がたくさんかかってくるでしょう。

ちなみに、提携しているのは引っ越し業者だけではありません。

ネット回線やWi-Fi、さらにはウォーターサーバーまで、様々な業者が存在します。

これに対していちいち電話で対応をしていると、流石に疲れてしまいますよね。

大量の電話を取らずに済む方法とは?

最初の引っ越し以来、すっかり一括見積もりサイトがトラウマとなってしまった私ですが、引越し侍の「Web見積もり&予約」だと大量に電話がくるなんてことを防ぐことができます。

なぜなら、私のブログでもたびたびリンクを見かけると思いますが、こちらの機能は電話番号やメールアドレスの入力が必要ありません

そのため見積もり依頼を代行するわけではなく、じっくりと各業者の料金を比較することができます。

実際に使ってみた

では、実際にネット料金比較を機能を使ってみましょう。

引っ越しの一括見積もりスタート

①3項目を入力し、トップページの「今すぐネットで料金比較」をクリック

希望日」「現住所の郵便番号」「引っ越し先の都道府県」を入力し、「今すぐネットで料金比較」をクリックします。

画像の住所ですが、ここでは参考として、結婚当初から暮らしていたさいたま市大宮区から、夫の転勤先である神奈川県横浜市にしています。

②引っ越し日時と家族人数を入力

③現在の住まいと新居の住所を入力

見積もりの時点で住所を詳しく入力したくない場合は、番地の部分を削っても大丈夫です。

任意欄の部分は、建物のタイプ(マンションorアパート)や、間取りの選択。

そして、トラックを駐車する場所の広さなどを入力できます。

④荷物の種類や量を入力

実際の荷物量に近くなるよう調整しましょう。

⑤料金比較ページに到着!

こちらのページでは引っ越し料金比較の他に、

  • 作業人数やトラックの大きさ
  • 対応サービス
  • 各社独自の取り組み
  • ユーザーレビュー

を見ることができます。

特に対応サービスは、段ボール&ガムテープの無料配布・不用品処分サービスの有無・引っ越し保険対応など多岐に渡ります。

ご自身の要望に近い業者を探すために、ここはしっかりチェックしたいところですよね。

そして比較した後、選択した業者のみに改めて詳しい見積もり依頼を出すことができます。

相見積もりを取るとしたら、3社ほど選択するのが望ましいでしょう。

ここまででしたら、連絡先を伝えてないので、大量の連絡に困らせられることはないです。

連絡でメールを使うのはあり?

Webでじっくり料金比較ができるのはとても便利ですし、見積もりボタンを押した直後に電話がかかってくることもありません。

ですが、Web上のシミュレーションで得た結果はあくまでも目安となります。

必ずしもこの値段で引っ越しできると言うわけではありませんので、ご注意下さい。

「じゃあ、最終的にはやっぱり直接業者さんと連絡を取り合わなきゃいけないなぁ…」

そう考えると、再びあの悪夢のような営業電話を思い出して憂鬱になります。

そんな時、電話ではなくてメールを利用してみてはどうだろう?と案が浮かびました。

早速、仮予約ページの備考欄に「メールでの連絡を希望します」と一言添えて送信。

これで電話がかかってくることもないかな?と思いましたが、数時間後に業者さんから意外な返信が届きます。

メール依頼をする時の注意

業者さん曰く、メールでのやり取りは、本的に単身で荷物が少ない人ならば可能とのことでした。他にも、

  • 繁忙期は引っ越し業者側がとても忙しいため、メール連絡を断る業者も多数あり。
  • 家族単位での引っ越しは、メールでの見積もり依頼そのものがNGであることも…。

と言うことで、私が実際に一括見積もりサイトを利用した時は既に子持ち家族の状態。ゆえにメール連絡は不可能でした。

メールで全てを完結させると言うことは、訪問をせずに想像上で荷物の量や大きさを考えることになります。

単身者で荷物も少ない人ならば、多少の誤差もカバーできるでしょう。

※ただし、荷物の量や家具のサイズを正確に伝えることが前提となります。

これが家族単位になってしまうと、段ボール箱の数や運び出す家具の大きさが予測できません。

そのため、引っ越し業者側は余裕を持つためにトラックのサイズを大きくするなど対策を講じます。

よって、通常より高めの料金設定となるのもやむを得ません。

また繁忙期は、業者さんも次々とお客さんの対応をしているため、手間のかかるメールはなるべくしない方が好ましいですね。

その後電話対応に若干の不安を感じつつも、あらかじめ依頼業者を絞っていたおかげか、以前のような目にはあわずに済みました。

そして訪問見積もりの末、無事に本契約に至ったと言うわけです。

前述しましたが、やはりWeb上の見積もりと比べると少しだけ差異がありました。

サイト上だと家具の大きさを一つ一つ入力することはできなかったので、当然の結果ではあります。

しかし訪問見積もりをしてもらうことで、営業さんと直接やり取りもできますし、何より料金交渉の滞りもありません。

※訪問見積もりの重要性については、こちらの記事でもう少し詳しくお話させていただきました。

【参考】引っ越しの訪問見積もりは何をする?最大限に活用するコツ教えます!

もしも電話でのやり取りで困ったら…

業者を絞って訪問見積りをした後は、向こうも商売ですから連絡がかかってくるようになるでしょう。

業者を絞っていれば、困るようなことにはならないかもしれませんが、もし困ったときの対処法についてお伝えしますね。

四六時中電話を持ち歩かない場合

仕事などで電話を別の場所に置いていたり、一斉に営業電話がくることを避けるために、連絡時間の指定をしましょう。

【例】平日…●●時~■■時/休日…××時以降なら電話連絡可能

備考欄にこう記入することで、見積もり依頼が引っ越し業者側に届いても、すぐに折り返し連絡が来ることはないと思います。

何度もかかってくる電話を止めたい場合

分刻みに電話がかかってきたり、時間が経っていても頻繁に連絡をしてくるケースもあります。

これに関しては、見積もり依頼や契約の意思がないならきちんと断ること!

「検討します」「また機会がありましたら」と答えてしまってはあまり意味がありませんので、

きっぱりと「これ以上電話はお控えください」と伝えましょう。

契約先が決まっている場合も同様に、「御社以外の所と契約しました」と断りましょう。

ちなみに「引っ越しは中止になりました」と言うのも効果的だそうです。

慣れていない人はなかなか抵抗のある行為だと思いますが、生活に支障をきたさないためにも断る勇気を持つことは必要です。

まとめ

一括見積もりサイトを一度も使ったことがない人は、私のような失敗をしてしまう人が意外に多いです。

なので「自分の要領が悪かったのかな…」と落ち込むことは一切ありません。

むしろこのような経験を得ることで、次の引っ越しで活かせたこともたくさんあります。

今でこそ利用する引っ越し業者が固定しつつある我が家ですが、また何らかの機会に相見積もりを取ることがあるかもしれません。

その時は、慌てないようにしっかりと準備をしてから一括見積もりサイトを利用したいですね。

私の経験談が、これから一括見積もりサイトを使う人にとって少しでも参考になりましたら幸いです。

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