「忙しすぎて時間がない!」
上記のような理由で荷造りが進まなかったり、手伝ってくれる人が身近にいなくて困っていませんか?
そんな人達に提案したいプランが、引っ越しおまかせパック!
名前の通り、荷造りから荷解きまで業者さんが代行してくれます。
引っ越しのプロが手伝ってくれるのですから、まさに救世主のようなサービスですよね。
過去の記事でおまかせパックについて少しだけお話をさせていただきましたが、
今回は更に掘り下げてご説明をしたいと思います。
実際に、引っ越しおまかせパックをご利用されたNさん一家、Kさん一家に体験談を聞いてみました。
迷っている方は、是非ご参考にしてみて下さいね。
『おまかせ』の範囲ってどこまで?追加料金は?
引っ越し業者さんによって、サービス内容や料金は異なります。
また、全ての引越し業者さんがおまかせパックを用意しているわけではないので、業者さんを選ぶ際には、きちんと確認をしましょう。
繁忙期の値上げ料金に注意!
引っ越しが重なる春頃(1月〜3月)、特に月の下旬頃は、通常料金も高くなる傾向にあります。
当然、おまかせパックを適用すると、更に料金が上がってしまいますよね。
サービス内容やご自身の荷物の総量を加味しながら、見積もり相談をされると良いでしょう。
下記の表に、引っ越し人数、季節ごとの料金の平均をまとめてみました。
こちらは、現住居からおよそ200kmの範囲で引っ越しをする場合の費用になります。
5月〜2月まで | 3月〜4月 | おまかせパックを 利用した場合 |
|
---|---|---|---|
単身 | 2万7千〜5万円 | 3万6千〜6万円 | 総額約10万〜12万円 |
2人暮らし | 6万〜8万8千円 | 7万5千〜10万円 | 総額約10万〜13万円 |
3人〜5人暮らし | 6万5千〜13万円 | 9万〜14万円 | 総額約17万〜25万円 |
※横にスクロールできます。
繁忙期は作業員さんの日当も高くなるため、通常よりも約1.5倍〜2倍ほど料金が上がると言われています。
加えて予約も激戦となりますので、繁忙期に引っ越しを控えている人は早めに動きましょう。
ちなみに表の数字はあくまで平均値になりますので、細かい数字を算出したい方は、簡易見積りを取ることをおすすめします。
コースによって荷造りの範囲も異なる
荷造りから荷解きまで全てをおまかせするフルコースから、一部の荷造りをご自身で行う節約コースもあります。
大手3社のコースは、以下のようになります。
サカイ引越センター |
らくらくコースプレミアム |
荷造り、荷解き、家屋の保護やセッティング、お掃除サービスまで全て揃ったフルコースです。 |
らくらくAコース |
お掃除サービス除外。 それ以外はプレミアムと同等のサービスです。 |
らくらくBコース |
お掃除サービス除外。 荷解きはご自身で行うコースです。 |
食器類の梱包のみを引き受けるらくらくCコースもあります。
アート引越センター | |
フルコース | |
荷造り、荷解き、家具の保護やセッティングまで全て業者さんが行います。 | |
ハーフコース | |
荷造りは業者さんが行い、荷解きのみをご自身で行います。 家具のセッティングはおまかせできます。 |
ハウスクリーニングなどは別途オプション料金がかかります。
アリさんマークの引越社 | |
アリさんフルパック | |
荷造り、荷解き、家具の保護やセッティングまで全て業者さんが行います。 | |
アリさんパック | |
荷造りは業者さんが行い、荷解きのみをご自身で行います。 家具のセッティングはおまかせできます。 |
こちらも、ハウスクリーニングなどは別途オプション料金がかかります。
オプションの詳細はホームページに詳しい情報が載っていますので、チェックしてみて下さいね。
他にも、日本通運のフルプランやハート引越センターのエクセレントプランなどがあります。
尚、クロネコヤマト(ヤマトホームコンビニエンス)のおまかせプランはファミリー向けになっており、
単身引っ越しでは、利用できないそうです。ご注意下さい。
おまかせパック体験談
夫婦二人暮らしのNさん
パートで働いているNさんは、旦那さんの転勤が急に決まったので、かなり慌てたそうです。
ご自身もフルタイムで勤務しており、平日はほとんど片付ける時間がありません。
そこで思いついたのが、荷造りも荷解きも代行してもらえる引っ越しおまかせパック。
数社で相見積もりを取った後、契約した業社の作業員さんが、引っ越し前日に来てくださいました。
男性1名、女性1名で片付けを行なったそうで、力仕事も難なく済んだそうです。
Nさんや旦那さんは、業者さんが片付けを行なっている間に、掃除をしたり転居の手続きに行きました。
面倒な荷造りと言う工程がなくなったことで、かなりストレスは軽減されたそうです。
「梱包のプロが作業をしているから、ハラハラすることもなく安心!」と、Nさん。
ちなみに、ダンボールの数は、大小あわせて30個ほど。
事前にNさんが簡単な荷分けを行なったおかげで、「荷物がどこに入っているかわからない」と言うことは、ほとんどなかったようです。
そのため、荷解きも問題なく終わったと言っていました。
また、引っ越し距離は同県内、時期も8月上旬と言うことで、
繁忙期からは遠ざかった時期でしたので、料金も約10万円ほどで済んだんだとか。
会社都合の転勤のため、金銭的な補助も出たのでかなりお得だったようです。
唯一気を使った点は、貴重品や下着の目隠し、当日必要になるものは早い段階で捌けておくこと。
作業員さんの梱包はスピーディーです。
自分で処理する物や、片付けられては困るものが先にダンボールに入ってしまっては大変です。
簡易的な指示書などを用意して、事前にしっかりチェックしましょう。
家族3人、犬1匹で暮らすKさん
千葉県で暮らしていたKさんは、祖母の介護のために兵庫県へ引っ越すことになりました。
旦那さんの退職年齢が近づいていたため、退職までは関東にいる予定だったそうです。
しかし、少し時期を早めて引っ越すことに。これにより、自己都合の退職となりました。
Kさんもフルタイムで働いており、ペットのお世話もあったので毎日バタバタ…。
相見積もりを取る時間すらありませんでした。
そこで、転勤のたびにお世話になっている業社さんに、荷造りのみを全ておまかせすることに。
引っ越しの3日前から2日がかりでの作業で、数名の女性作業員さん達が来て下さいました。
1日目は4〜5名、2日目は2〜3名で、両日ともすごい速さでお片付けをされたそうです。
そのおかげでなんとか無事に引っ越しを終えたものの、ダンボールの総数はなんと、大小あわせて80個。
不用品の処分をする余裕がなかったので、細かいものまで全て中に詰まっています。
どこに何が入っているのか把握できず、大量のダンボールを前にして、
「こんなにたくさん…本当に片付くのかしら」
と、途方に暮れたKさん。
ひとまず必要最小限の分を荷解きして、残りは焦らずゆっくりと片付けをしたそうです。
ちなみに、Kさんの引っ越し時期は繁忙期。
引っ越し距離やダンボールの数も含めると、費用は50万円を超えてしまいました。
しかし、短期間に大量の荷物を運ぶには1番手っ取り早い手段!と太鼓判を押していらっしゃいます。
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
3項目入力するだけで簡単に見積りできます。
まとめ
引っ越しの時期や家族の人数、荷物の量によって通常価格も大きく変わります。
おまかせパックを利用したい人は、できるだけ早めに見積もりをしましょう。
また、NさんやKさんからお話を聞いた時、お二人とも口を揃えて、
「荷造りの時間がない時はおまかせパックがおすすめ!」
「荷解きで苦労しないように、不用品処分は速やかに!」
と、強調していました。
量が多ければ多いほど、荷造りも荷解きも大変です。
行方不明になる荷物がないように、しっかり気をつけましょうね。
そして、作業をしてくださった業者さんには、飲み物などの差し入れがあるとベター。
時間がない中でも、細やかな気遣いで、円滑にコミュニケーションが取れると良いですね。
安く引っ越ししたいなら無料一括見積りを利用しよう
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
無料でできるし、3項目入力するだけで簡単に見積りできます。
「大量の電話がくるんじゃないか?」と心配であれば、一括見積りを利用した体験談も記事にしているので参考にしてください。