引っ越しを自分でする場合や業者にもらった段ボールが足りない場合、自分で段ボールを購入することになると思います。
段ボールの調達にもAmazonは便利ですね。
ネットで購入できますし、手元にくるのは早いです。
ただ、段ボールを購入する場合には気をつけたいポイントがあります。
実は『引っ越し用』段ボールは通常の段ボールとは違ったりしますからね。
気をつけておかないと、滅多にないと思いますが、荷物が入った段ボールが壊れて荷物をぶちまけてしまうなんてことにもなりかねません。
そこで、今回は引っ越しに使う段ボールを購入する際に見るべきポイントをお伝えします。
実はここを見れば段ボールの強度がわかる!
引っ越し用段ボールの詳細をよく見ると、ある共通の単語や単位が必ず書かれています。
アルファベットや数字で表されているので、一見何のことかよくわからない…と、私もスルーしていました。
しかし実は、それらは全て段ボールの強度に関する重要な情報で、
単語や単位の意味を理解することで、詳細欄から簡単に確認することが可能なんです。
そこでまずは、段ボールの強度と表記についてご説明したいと思います。
ライナー・中芯・フルート
段ボールは、ライナーと呼ばれる2つの紙で、中芯(波々の紙)を挟んだ構造になっています。
また、紙の厚さはのことはフルートと言う用語で呼ばれています。
以上のことから、引っ越し用段ボールは、
- ライナーの紙質
- 中芯の重さ
- 紙の厚さ(フルート)
これらのバランスをきちんと満たしたものになります。
Amazonで実際にページを見てみると、上記の項目について書かれている商品が多いです。
ライナーの紙質
ライナーは、C又はKのアルファベットと、数字を用いて表記してあります。
ネット通販で購入できる段ボールは、だいたいC5・K5・K6と書かれています。
●K5…価格も手頃で、引っ越しに耐えうる最低限の強度がある。一番ベターなもの。
●C5…K5より若干強度が劣る。軽いものであれば、入れても大丈夫。
●K6…K5より強度が高い。精密機械などを運ぶ場合には、この表記がある段ボールがおすすめ。
中芯の重さ
ライナーに挟まれた中芯は、グラム数で記載されていることがほとんどです。
一般的な重さは、120g。
荷運びの際に段ボールの積み上げを想定すると、なるべくグラム数の高いものを選びたいですよね。
しかし、中芯のグラム数が高ければ高いほど、段ボールのそのものの重さが増えてしまいます。
そのため、180g以上は選ばないようにしましょう。
紙の厚さ(フルート)
表記は「Aフルート」であったり、「AF」と省略されている場合もあります。
フルートは、
- Aフルート(5ミリ)
- Cフルート(4ミリ)
- Wフルート(8ミリ)
のどれかを選ぶと良いでしょう。
Bフルート(3ミリ)、Eフルート(1.5ミリ)など、他にも様々な厚さがありますが、
あまりにも薄いと強度がなくなり、段ボールを積み重ねることができないので、注意してください。
Amazonで購入することの利点
スーパーなどで無料で段ボールを入手することも可能ですが、サイズにばらつきがあったりして、大きさを揃えるのが難しいですよね。
さらに、汚れのあるものや一度使った段ボールは、害虫が発生してしまう恐れがあります。
そのため、引っ越し用の段ボールは、基本的に新品を購入する方が良いでしょう。
Amazonは配送スピードも早く、仮に想像と違う商品であっても、返品手続きが複雑ではありません。
また、商品のことで何か質問があれば、24時間いつでもチャットでカスタマーサービスの方とお話をすることができます。
困ったことがあっても即時質問ができるのは、嬉しいサービスですね。
豊富な商品から自分の欲しい物を選定
Amazonでは様々なメーカーの段ボールが出品されているので、どれを買おうか迷う人もいるのではないでしょうか。
ユーザーの評価であったり、値段の安さ、ブランドなど、重視する部分も人それぞれです。
そんな時に便利なのが、ソート機能。
こちらのボタンで、自分が重視している項目順に並べ替えをすれば、1から探す手間も省けてとても楽ですよね。
ソート機能のボタンは、商品を検索した後に出てくる一覧ページにあります。
アプリなどのスマートフォンから利用する場合→商品一覧の上部
PCサイトを利用している場合→商品一覧の左側
アプリとPCサイトで、それぞれ表示場所が違うので注意して下さい。
ちなみに、私が厳選したイチオシの段ボールセットはこちらになります。
トップブランドによる丁寧な表記
引っ越しなどの配送に向いている段ボールは、強度の基準値を全てクリアしています。
中でも先ほどおすすめした段ボールは、業界最高水準のクオリティです。
どの商品も、ライナーK5、中芯120g、Cフルート(4mm)になっており、強度に関しても申し分ありません。
実際に入手した段ボールを触ってみると、その頑丈さを確かめることができます。
また、セット販売のものは、荷造り用品が一気に揃うのも嬉しいですね。
使い心地が気になる人は、是非レビューを参考にしてみてください。
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
3項目入力するだけで簡単に見積りできます。
ネット通販ならではのあわせ買い
Amazonではメインの商品を選ぶと、他のおすすめ品や、あわせ買いに適した商品を紹介してくれます。
過去の記事でもおすすめの段ボールをご紹介していますので、良かったらご覧くださいね。
【参考】引っ越し経験から気づいた正しいサイズのダンボールをおすすめする理由
シワをつけたくない服はハンガーボックスへ
こちらのブログでもたびたび紹介されている定番商品です。
オシャレ着や礼服などはこちらへ。たたむ必要はなし!
隙間があれば、ぬいぐるみなど型崩れさせたくないものを入れておくことができます。
中芯を強化した段ボールなので、ライナーの紙質だけを高めたものより、頑丈な作りです。
テレビやモニターは専用の段ボールへ梱包
固定パッドや保護パッドが揃っています。テレビを包むための毛布が心許ない人も安心!
段ボールの中で不安定にならず、道中も安全に運べます。
Aフルート(5mm)とBフルート(3mm)を貼り合わせたダブル構造を採用しているので、重量物の梱包にも向いています。
ポスターやゴルフクラブの収納に
縦長の筒のような形状になっています。
折り曲げたくないポスターを丸めて入れたり、アイアンやパターを複数本入れることが可能。
ゴルフクラブを入れる場合は、緩衝材で包んで傷付き防止を。
ライナーK5・Aフルート(5mm)で標準的な強度になります。
ギターを所持している人向け
アコースティックやエレキギター、ベースギターなど、さまざまなタイプに対応。
お手持ちのギターのサイズにあった段ボールを選んでください。
緩衝材もセットでついているので、別個で買う必要がありません。
ライナーK5・Aフルート(5mm)で標準的な強度になります。
巻き段ボール
段ボールに入らない家具の梱包に便利。
薄くて丈夫なので、プチプチだけでは心配…という時に使うと良いですよ。
われもの注意テープ、シール
食器類や精密機械が入った段ボールには、表示をしておくとわかりやすいです。
赤いペンで書くのが面倒な人は、テープやシールを貼るだけで簡単!
この他にも、クラフトテープや布テープ、緩衝材の予備を買っておくと安心ですね。
まとめ
商品数も豊富で配達も早く、カスタマーサポートも充実しているAmazon。
ソート機能も便利ですし、自分の気に入る商品を見つけやすいのはとても魅力的ですね!
また、評価の高い段ボール商品は、詳細欄にもきちんと強度表示や品質、こだわりがしっかりと説明されていることもわかりました。
私も今までは何となく選んでいましたが、これからは、しっかりと詳細欄を確認しながら商品を選ぼうと思います。
そしてAmazonに限らず、ネット通販で引っ越し用段ボールを買う時は、
●ライナーK5・K6
●中芯120g〜180g
●Aフルート(5mm)・Cフルート(4mm)
こちらの3点を基準に探してみてください。
強度の知識が、どこがでお役に立てたら幸いです!
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