その他引っ越しにまつわること

引っ越しで荷物を積み忘れた!どうすればいい?未然に防ぐ方法も紹介

引っ越し作業後、積み忘れがあったらとても焦ってしまいますよね。

引っ越し当日はバタバタしているのでトラブルはなるべく避けたいですが、もし起きてもスムーズに対応したいところです。

今回は積み忘れに気付いた時に取るべき方法と、積み忘れを未然に防ぐための方法をまとめました。

最後に積み忘れやすいものもお伝えしていきますので、引っ越し準備をする際は是非参考にしてください。

積み忘れがあった時の対処

すぐに引っ越し業者へ電話する

積み忘れに気付いたらすぐに引っ越し作業の責任者、もしくは引っ越し業者のお客様窓口に問い合わせましょう。

見積書に記載された荷物は必ず運ばなければならないことが引っ越し約款に明記されていますので、該当する荷物を積み残された場合は引っ越し業者側に責任があると言えます。

良心的な引っ越し業者であれば追加料金なしでピストン輸送や別の車両が来て運んでくれることがあります。

状況を説明してまずはお願いしてみましょう。

もし引っ越し業者に問い合わせて納得のいく対応をしてもらえなかった場合は、最寄りの消費生活センターへの相談も可能です。

最寄りの消費生活センターがわからない場合は電話番号「188」の消費者ホットラインで案内してもらえます。

なお、これらはあくまでも見積書に記載があったにも関わらず積み忘れが発生した場合の対処となります。

そもそも見積書に記載が無かった場合は追加料金を支払って運搬してもらうか、以下で紹介する方法で対応をする必要があります。

引っ越し業者が対応出来ない場合

引っ越し業者で運搬できなかった場合、手持ちで運べるものであれば問題はないですがそうでない時は別の運搬方法を手配する必要があります。

荷物の大きさに合わせて適切な方法を選びましょう。

車で運ぶ

車に収まるものであれば車で運搬するのが早いです。

自家用車を所持してない方や、大きい荷物を積むのが難しい場合はレンタカーで対応しましょう。

しかし、車に収まるサイズであっても家具家電の中には簡単に持ち上がらないものも多いです。

無理に運んで体を傷める可能性もあるのでその場合は便利屋に依頼する手もあります。

日本全国に店舗があり、当日予約もできる場合があるので迷ったら連絡してみましょう。

便利屋!お助け本舗

引っ越しのことなら生活支援サービス(便利屋)ベンリーへ

宅配便を利用する

家具家電の配送を行っている宅配業者も多数あります。

自宅までの引き取りや梱包を行っているところも多いので、手間をかけたくない方におすすめです。

ただし、運ぶ荷物の大きさや距離にとっては配送料金が高額になる場合もあります。

他の方法と比較し、慎重に利用しましょう。

赤帽ライジング・カーゴ「家具・家電の配送サービス」

→当日対応可能

ヤマトホームコンビニエンス「らくらく家財宅急便」

→18時までの予約で最短翌日から対応(繁忙期は除く)

運ぶのが難しいなら売却も検討

レンタカーや便利屋、宅配便といずれも費用がかかります。

大きいものほど配送料などが高くなるため、引っ越し先で新しく購入する方が安く済む場合もあります。

リサイクルショップのほとんどは自宅への引き取りも行っているので運ぶ手間もかかりません。

もしその家具や家電にこだわりがなければ、思い切って売却することも検討してみましょう。

積み忘れが起こる原因

そもそも、引っ越しの積み忘れはどうして起こってしまうのでしょうか。

未然に防ぐためにも、積み忘れが起こる主なパターンを見ていきましょう。

最終確認をしていない

荷物を運び出した後は、作業員だけに任せず必ず一緒に確認作業をしましょう。

引っ越し業者といっても見逃しの可能性は十分にあります。

バタバタしている引っ越し当日だからこそ、意識して丁寧に確認作業をするだけでトラブルを防ぐことに繋がります。

見積もりに含まれていない

事前に作成した見積もりに含まれていなかったために、手配したトラックの容量が足りないということもありえます。

どのような場合に見積もりの不足が起きてしまうのでしょうか。

見積もり時の伝え忘れ

オンラインの見積もりサービスから見積もりを始める方も多いと思います。

その場合はじめはざっくりと家具やダンボールの数を選択する仕様になっているので、選択肢にないものは電話などで補足する必要があります。

自分の記入漏れや伝え忘れがある状態で見積もりを出してしまうと、手配されたトラックの容量が足りないということに繋がってしまいます。

業者の見積もりミス

引っ越し業者は、依頼者から伝えられた情報をもとに容積換算計算機という機械を使って荷物に対するおおよその容積を割り出します。

この機械は家具家電、荷物のサイズや家具などを打ち込むと自動で容積に換算してくれる仕組みになっています。

web上や電話口で伝えられた情報のみで容量を割り出せば、実際の荷物の容量と差が出てしまうのは想像が付きますよね。

知識の少ない営業マンが対応したり、訪問見積もりを行わなかったりした場合にこのような事態に繋がる場合があります。

トラックに収まれば運んでもらえる場合も

運び出していく中でまとめ忘れた荷物が見つかることも少なくありません。

もし見積もりに記載がなくてもトラックに収まれば運んでもらえる場合がほとんどです。

しかし、新たに手配する、もしくは往復で輸送する場合は追加料金がかかり費用は一般的に2万円程と言われています。

思いがけない出費にならないよう、荷物をちゃんと把握してから見積もりをはじめましょう!

安く引っ越ししたいなら一括見積りを利用しよう

一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります

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積み忘れを防ぐには

荷物のチェックリストを作る

確認の際に使えるよう、荷物のチェックリストを作っておくのがベストです。

また、リストだけではなく段ボールにも番号を書いておくことでより確認がしやすくなります。

可能であれば「キッチン用品①〜⑩」「洋服①〜⑩」のように部門ごとに数を把握しておくことで、開封時の優先順位もわかるので一石二鳥です。

荷造りの際は並行でリスト作成も進めましょう。

訪問見積もりを行う

実際に見てもらうことで確実な見積もりを出すことが出来ます。

一般的に単身者の引っ越し以外は訪問見積もりを行っている業者がほとんどです。

実際に来てもらうことで周辺環境や玄関前の導線も確認できるので、スムーズな引っ越し作業につながるというメリットもあります。

どうしても訪問に抵抗がある、という方はLINEやビデオチャットで対応している業者もあるのでそちらを利用してみるのもおすすめです。

実際に見てもらうよりは精度が劣ってしまうので、周辺環境も含めより詳細を伝えるように意識しましょう。

リモート見積もりに対応している主な大手引っ越し業者

アート引越センター:次世代オンライン見積「ミライ」

アップル引っ越しセンター:ご自宅への訪問なし!LINEでオンライン見積り「ラクニコス」

日本通運:リモート見積もり「リモミ」

サカイ引越センター:まごころリモート見積もりサービス「まリモ」(単身限定)

積み忘れやすいもの

最後に積み忘れやすいものを見ていきましょう。

最終確認を忘れやすい場所に、忘れ物が多い傾向があります。

リスト作成や最終確認の時にはぜひ参考にしてくださいね。

物干し竿(ベランダ)

ベランダは部屋の外ということで見逃しが多い場所です。

その中でも物干し竿は景観の一部になりやすく、積み忘れが最も多く起こっています。

もともと部屋の設備であることも多いですが、自分の持ち物である場合は必ず持っていきましょう。

照明(天井)

照明も、部屋の景観に溶け込みやすい家具の一つです。

特に、暗い時間帯に引っ越しをする場合は照明を使った状態での作業になるため忘れる可能性が高くなります。

荷物を運び出した後も光源が必要な場合はそちらも用意した上で引っ越し作業に臨みましょう。

自転車(駐輪場)

上に物を乗せることが出来ない自転車は、最後に乗せることが多いため優先順位としては後になります。

その結果、積み忘れが多く発生しています。

また、賃貸などで駐輪場が遠い場合に確認不足が起こるケースもあります。

押入れの中の荷物

押入れは開けると半分が見えなくなってしまいます。

その結果、片方の襖の陰になって見落としてしまった!というケースもあります。

押入れの上にある天袋(てんぶくろ)は、荷物も取り出しにくく普段目につかない場所なので要注意です。

リモコン

小さいものになりますが、忘れると困ってしまうものの一つです。

リモコン類を箱にまとめるか、“テレビのリモコンはテレビに固定する”など無くさない工夫をしましょう。

引っ越しの直前まで使っているもの

洗面用具・掃除用具・キッチン用具など引っ越しの直前まで使うものは、荷物にもまとめにくいので忘れてしまうことが多い傾向があります。

使う場合は最小限のものだけを残して、引っ越し業者のトラックには載せず最後に手持ちで運んでしまうのがおすすめです。

消耗品や日用品を忘れた場合は、大家さんや管理者によって処分されてしまうこともありますので気をつけましょう。

降ろし忘れもチェック!

荷物を新居で降ろす際も、チェックリストに添って最終確認をしましょう。

可能であれば、トラックの中まで見せてもらうのがベストです。

運び出した後に、不備が無いことを確認する書類があります。

サインをした後に紛失や破損を発見しても、保証が受けられない場合があるのでしっかり確認を行った後にサインをしましょう。

特に貴重品や壊れやすいものはすぐに確認できるよう段ボールに印をつけておけば探す手間も短縮できるのでおすすめです。

まとめ

今回は荷物の積み忘れが起きた場合の対処と、起きないための工夫についてまとめました。

見積書に記載がある場合と記載がなかった場合では対応に大きな違いがありますので、見積もりの段階から慎重に行うことが大切になります。

そして見積書は当日必ず手元に置いておき、最終確認を入念に行うことで積み忘れのリスクはかなり防げるはずです。

私はアパートから引っ越しをした際、部屋の中の荷物を全て運び出して安心していたら一階の共有スペースに忘れられていたことがありました。

幸い車で運べる状態ではあったので大ごとにはならずに済みましたが、部屋の中だけではなくトラックを見送るまでの最終チェックが大切だと気付かされた出来事です。

皆様がトラブルなく、気持ちよく引っ越しを終えられるよう今回の記事を参考にして頂けたら幸いです。

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