引っ越しって1年に何度も経験するものじゃないですよね。
生涯数えるほどしかないかもしれません。
なので、忘れていることもあったりして、バタバタすることになるでしょう。
次に何をすればよかったか記憶を探りながらの作業は、頭がごちゃごちゃになって気分が沈んでしまいます・・・。
引っ越しを段取りよく進めるには、大まかなスケジュールを把握することが大切です!
流れを把握することで、忘れ物なく効率的に引っ越しができちゃいます。
今回は段取り良く引っ越しをすすめるためのポイントを紹介しますね。
スケジュールづくりのコツ
まずTODOリストを作る
引っ越しでやることの量って、実は人によってかなり違うんです。
- 移動距離(県内・県外)
- 持ち物(車両・インターネット環境)
- 家族構成(一人ぐらし・学校に通う子どもがいる)
- 引っ越しが決まってからの期間
などは、個人差がありますよね。
まずは、自分が何をしなければならないのかを書き出したTODOリストを作りましょう。
引っ越し当日を中心に
- 引っ越しの前にやること
- 引っ越しの後にやること
2つに分けてリストアップするとわかりやすいです!
ここでのポイントは記録することです。
普段の仕事や生活のなかで覚えておくこと・すべきことってたくさんありますよね。
引っ越しはそれにプラスした作業になるので、やろうと思っていたことも忘れちゃいます。
「覚えておかなきゃ!」と頑張りすぎず、記録しておくことで楽に引っ越しを進めることができますよ。
アプリやウェブサイトのリストを使ってもれなく書き出すと安心ですね。
引っ越し準備を楽にしよう!チェックリストがある便利なアプリ4選!
契約ごとを先に終わらせる
新居やライフラインの契約には、申込みをしてから使い始めるまでに時間がかかります。
もしギリギリになって水道や電気の契約をすると、当日に使えなくて困ってしまう場合もあります。
契約ごとは1週間前までに終わらせると安心です!
急な引っ越しでも、住むところ・ライフラインなどの契約を先に終わらせておけば、とりあえず生活はできるので安心です。
早めに契約ごとに取り掛かるといいことがもうひとつあります。
業者を比較できるという点です。
最近では引っ越し業者・電気・インターネットなど、スマホから手軽に比較することができますよね。
ギリギリで焦って決めてしまうと、「とりあえずここでいいや!」と適当に選んでしまいがちです。
しかし料金はもちろんサービスにも、業者によって違いがあります。
例.引っ越し当日のエアコンの取り外し・取り付けについてまるごと解決!
季節によってはエアコン無しで1日過ごすのは、辛い時もありますよね。
最初に契約ごとを進めると、料金やサービスの比較も余裕を持ってできるので、
よりオトクで快適に引っ越しや生活ができますよ。
順番が決まっているものに注意
順番を間違えると、二度手間になってしまうことってありますよね。
例えば、銀行窓口で口座の住所変更をするためには身分証明書が必要です。
身分証明書として使いたい免許証の住所が書き換えられていなければ住所変更ができません。
忙しい中で、何度も窓口に足を運ぶことになるのは大変ですよね。
手間を増やさないためにも、スケジュールを組むうえで順番はすごく大切なんです。
ひとつ注意したいのは、退去の立ち会いです。
管理会社に立ち会ってもらい部屋のチェックや鍵の返却をしますが、
基本的に部屋には荷物一つ残さず、掃除が終わった状態で行います。
もしそれを知らずに引っ越し前に立ち会いをお願いしてしまったら、管理会社にも手間をかけることになります。
せっかく予定を調整したのに、後日もう一度予定を立てるなんてめんどくさいですよね・・・。
順番を確認しておけば、効率的にスケジュールを組めそうです!
スケジュール例
引っ越しの期間や必要な手続きは人によって違いますが、どれくらいの期間でスケジュールを組めば良いのか迷いますよね。
私は転勤族なので、年末が近づくと「来年は引っ越しが必要なのかな・・・」と考えてしまいます。
そんな期間に余裕のあるときのスケジュールを、例として挙げてみますね。
4ヶ月~3ヶ月前
引っ越しがあるかもと考え始める時期なの、でそわそわしはじめます。
でも、まだ決定できないことが多いので手持ちぶさたになってしまいます。
そこで、確認・リサーチ・荷物の整理を始めるといいですよ。
引っ越しがなくても今の契約を再確認できますし、部屋もすっきりして気持ちいいです!
- 退去連絡の期限を確認する
- 部屋の希望条件を考える
- 不用品を処分する
~1ヶ月前
そろそろ引っ越しが決定する頃ですよね。
事前に用意しておいた情報を元に、まずは住むところの契約をしましょう!
住所が決まれば引っ越しの打ち合わせも細かくできます。
引っ越し業者が決定したら何を自分で梱包するのか決まり、プラン内のダンボールももらえることが多いです。
整理しておいた荷物を梱包しはじめることができますね。
事前に荷物を整理しているので梱包している荷物もイメージしやすくて、
「ふふん。私すごいなー!早めに頑張ってよかったー!」と嬉しい気持ちになります!
時間のかかる契約ごとも少しずつはじめれば、直前の負担が減りますね。
- 新居の決定(入居審査に3~5日かかる)
- 引っ越し業者の比較、決定
- 荷造り開始
- 電気の比較
- インターネット契約
- NHK契約
2週間前〜1週間前
いよいよ引っ越し当日も近づき、ちょっと気持ちが焦りますよね。
まず、契約ごとを済ませましょう。
電話や窓口は混み合うこともあるので、時間がもったいなく感じてしまうこともあります。
できるだけインターネットで済ませると、体力を温存することができます。
自宅で手続きできるので移動の時間が必要ないですし、
「ただいま電話が混み合っておりますのでしばらくおまちください・・・」
というアナウンスと保留の音楽を延々と聞くことがなくなるので、ストレスも減ります。
そして忘れがちなのが「郵便転送届」です。
一度出すのを忘れていて、以前住んでいた部屋の管理会社から連絡が来たことがあります。
私は気づいていなかったので、重要な書類も届かなくて困っていたんです。
郵便局に行けば用紙がおいてあるので、お金を下ろすついでにもらい、通りがかりに忘れずにポストに入れるようにしましょう。
これさえきちんと出しておけば、ついうっかり住所変更を忘れていた郵便物もちゃんと届けてくれます。
新居に転送されてから気づいたものも順番に住所変更できるので安心ですね。
- 転出届を出す(市外転居の場合)
- ライフライン手続き
(電気・水道・ガスの停止と開始) - 郵便転送届
- 荷造りを進める
1週間前~前日
引っ越し当日の不安が大きくなるころです。
荷造りも大詰めですよね。
ちゃんと引っ越しができるのかという不安が大きくなり、ストレスもたまる頃だと思います。
- 最終確認
- お世話になった方へのあいさつ
- 荷造り
- 当日の準備
4点に集中すると無理なく作業を進められます。
近所の方への挨拶は、1週間前~前日に行っておけば予定を合わせやすいです。
当日に急いで回って「結局あいさつに行けなかった・・・」と後悔を残さずにすみますよ。
やることを絞ると体調管理にも気が回ります。
引っ越し中にカゼを引いてしまったことがありましたが、作業が思うように進まずとても苦労したことを思い出します・・。
私みたいに体調をくずさないよう、気をつけてくださいね。
新居の掃除は「余裕があればする」と割り切っておくと気楽です。
- 引っ越し最終確認
- あいさつまわり
- 余裕があれば新居の掃除
- 荷造り
引っ越し当日
引っ越し当日には、できるだけ引っ越し以外の作業を入れないのがコツです。
当日は業者の確認や立ち会いが必要だからです。
- 作業を開始するとき
- 荷物を全て運び出したかの確認
- 荷物を入れる場所の指示
- 荷物の破損がないかの確認
- ガスの開栓手続き
思いつくだけでも、これだけ立ち会い確認が必要です。
引っ越し作業に集中したいですよね。
作業が早めに終わったら、最低限の新居の荷ほどきをして、早めに休みましょう。
引っ越し〜2週間後
引っ越しを無事に終えホッとしたのもつかの間、実は引っ越し後もやることが多いです。
主に荷ほどき・手続きの2つが必要です。
まずは毎日の生活に必要な荷物をダンボールから出します。
とりあえず生活できる状態になったら手続きを進めます。
手続きは、はじめに行政の窓口にいくと証明書(住民票など)が発行できるので
その後の手続きもスムーズに行うことができます。
注意点は、引っ越しが終わったことにホッとして手続きを忘れないようにすることです。
住所変更が必要なものは、最初に作ったTODOリストで確認しながら進めると、もれがなくなります。
- 役所で「転入届け(市外引っ越し)」または「転居届」を出す
- 住民票を2~3通入手する
- マイナンバーカード住所書き換え
- 免許証の住所書き換え(警察署)
- 金融機関の住所変更
- 新居あいさつまわり
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
3項目入力するだけで簡単に見積りできます。
まとめ
引っ越しのスケジュールを決めていくうえで押さえておきたいポイントを紹介しました。
- TODOリストを作る
- 契約ごとを先に終わらせる
- 順番が決まっているものに注意する
これらを意識すれば、段取りよく引っ越しを進められそうですね。
今回自分で作ったスケジュールを保存しておけば、次に引っ越すときにも役立ちそうですね。
安く引っ越ししたいなら無料一括見積りを利用しよう
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
無料でできるし、3項目入力するだけで簡単に見積りできます。
「大量の電話がくるんじゃないか?」と心配であれば、一括見積りを利用した体験談も記事にしているので参考にしてください。