「やっと引っ越しが済んだ!」と安心したのもつかの間、必要な手続きって多いですよね・・・。
住所を移すってこんなに大変なのだと実感します。
でも住所変更がめんどくさいからと必要な手続きをせずに放置していると、
ペナルティとしてお金を支払わなければならない場合もあるんです。
手続きを忘れていたために罰金を支払うなんて、絶対に避けたいですよね。
今回は、できるだけ手間なく効率の良い手続きの順番について紹介します!
引っ越し後に行う手続きは大きく2種類に分けられる
手続きってすごく種類が多くてややこしい気がしませんか。
実は引っ越し後の手続きは、大きく分けると2種類だけなんです。
- 役所の手続き
- 持ち物の手続き
2種類だけと思うと、なんだかやる気がわいてきませんか?
そして、意外に順番もシンプルなんです。
まずはじめに役所に向かう
役所の窓口って時間がかかることが多いので何度も通いたくないですよね。
できれば引っ越し日~2日後までに、まずは役所に向かいます。
役所で転居した届けを出すと他の手続きに必要な証明書類である住民票を取得できます。
それを持って他の場所へ手続きに向かえばスムーズなのです!
早めに役所の手続きを済ませておきたいのには他にも理由があります。
めんどくさいと後伸ばしにして、決められた期間内に必要な届けを出さなければ、ペナルティもあるんです。
住民基本台帳法(じゅうみんきほんだいちょうほう)第53条では、
引っ越し日から数えて14日以内に住民票を移さなければ最高5万円のペナルティが発生すると定められています。
ただでさえ費用のかかる引っ越しです。
5万円なんて絶対に払いたくないですよね。
そのようなことが起きないためにも、引っ越したらまず役所に行くと安心です。
本人でしかできない手続きもあるので、可能であれば家族全員そろって役所に行くと手続きがスムーズです。
引っ越し後に「手続きの日」と決めて家族全員の予定を合わせておくと都合が合わせやすいですね。
住民票は会社に提出を求められる場合もあるそうなので、料金はかかりますが予備を含め2,3通取っておくと安心です。
手続きに必要なもの
・転出届(市町村外の引っ越すとき事前に取得したもの)
・印鑑
・マイナンバーカード
役所での手続き
<市町村内の引っ越し>
・転居届(市町村内の引っ越し)
・マイナンバーカード住所書き換え
・住民票取得(2,3枚)
<市町村外の引っ越し>
上記にプラスして
・転入届(事前に転出届を取得する)
・国民健康保険・国民年金の申請
・児童手当・医療制度申請
・印鑑登録(引っ越し前に印鑑登録を廃止しておく)
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
3項目入力するだけで簡単に見積りできます。
つづいて持ち物の手続き
持ち物の手続きは、役所よりもボリュームが多くて、ついうっかり忘れてしまう部分です。
持ち物とは、
・自動車
・バイク
・パスポート
・銀行口座
・クレジットカード
・ネットショッピングのアカウント
などのことです。
その人によって持っているものの種類も数も違うので、調べてもよくわからず頭の中がぐちゃぐちゃになりそうですよね。
安心してください。
これらの手続きにも、スムーズに行える順番があるんです。
まずは身分証明書を更新する
私は普段、免許証を身分証明書として使っています。
身分証を求められる場面って意外と多いんですよね。
銀行口座の住所変更にも窓口で身分証明書を求められます。
先に警察署へ出向き書き換えをしてもらってくと、必要なときにスムーズに提示できますね。
免許を持っていない場合はどうすれば良いのでしょう。
最近ではマイナンバーカードを身分証明書として使用できるんです。
はじめに役所に行ったとき、マイナンバーカードも書き換えてもらうと、身分証明書として使えるのですね!
次にすぐ使いたいものの手続きを
車を持っている場合は、引越し先でもすぐに使いますよね。
足りないものを買いに行ったり、役所に行くのに使ったりと大活躍です。
もしそのときに事故に巻き込まれたら、と考えてみてください。
住所を変更していなかったために、保険を使うのにすごく手間がかかるなんてイヤですね。
毎日のように使うものは、早めに手続きを済ませましょう!
車両の車庫証明についても注意が必要です。
自動車の保管場所の確保について定められている法律で、
住所を変更してから15日以内に車庫証明を再取得しなければペナルティがあると定められているそうです。
その金額は10万円以下です…。
引っ越したらすぐに再取得しておきましょうね!
続いて金融機関の住所変更を
銀行って定期的に郵便物が届くわけではないし、カードや通帳に住所が書いてあるわけでもありません。
住所変更が必要なの?と疑問に思いませんか。
もし銀行の住所変更をしていなければ、住所を変更していないと分かった時点でATM利用やサービスの制限がかかる場合があるそうです。
急にお金が引き出せなくなったら、パニックになっちゃいませんか。
トラブルを防ぐためにも、確実に連絡しておきたいですね。
最後に各種サービスの手続きを
身分証明書を確保でき、金融機関の住所変更が完了したら、最後にその他のサービスの住所変更を行います。
住所を登録している場所ってすごく多いんですよね・・・。
それゆえに全てリストアップできたと思っていても、漏れが出てくるんです。
そんなときには、郵便転送届けに頼っちゃいましょう。
引っ越し1週間くらい前に郵便局へ提出しますが、
これをきちんと出していればうっかり忘れていた住所変更も思い出すことができます。
思い出したときにすぐ、変更手続きを済ませるようにするのが忘れないコツです!
ネットショッピングのサイトでは、会員情報だけでなく郵送先も新住所に変更することを忘れないようにします。
住所変更を忘れて注文の品が前の住所に届いてしまうと、新居に送ってもらうのにもかなりの時間がかかります。
「今注文すればなくなる前に届きそう!」と注文したトイレットペーパーが旧宅に送られていて、あと3日届かないことになれば、
せっかく買い物を楽にしようと注文していても、買いに走るハメになってしまうことも考えられます。
引っ越し前後のネットショッピングは、送り先の住所を必ず確認しておきたいですね。
まとめ
複雑な引っ越し後の手続きの、大まかな順番を紹介しました。
- まず役所に行く
- 持ち物の手続きをすすめる
- 身分証明書を更新してから
- 毎日使うものの手続きを済ませて
- 金融機関の手続き
- 最後に他のサービスの手続き
上記の流れで進めると、何度も同じ場所へ出向いて手続きをしたり、必要な書類がなくて困ることも少なくなります。
めんどくさいからと後回しにして定められた期限を過ぎてしまわないためにも、
手続きは早めに済ませていくと安心ですね。
安く引っ越ししたいなら無料一括見積りを利用しよう
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
無料でできるし、3項目入力するだけで簡単に見積りできます。
「大量の電話がくるんじゃないか?」と心配であれば、一括見積りを利用した体験談も記事にしているので参考にしてください。