引っ越し準備をしていく中で、自分ではどうにもできないことってありますよね。
そのひとつが、専門知識がないとできない「エアコンの取り外しや取り付け」です。
エアコンの取り外し、取り付けは誰に頼むと良いのか、当日の設置を望んでいるあなたにお伝えします。
また、エアコンは移設せず買い替えた方がお得なこともあります。
詳しくは別の記事でまとめているので参考にしてください。
エアコンは処分する?移設する?引っ越しするときどうすればおトク?
今まで使っていたエアコンを、置いていきたいと思った時はこちらの記事へ↓↓
はじめに確認すること
業者にエアコンの取り外しや、取り付けをお願いする時に、確認をされるポイントがあるので、依頼をする前にチェックをしましょう。
下記のチェックポイントに当てはまらないものがあれば、追加工事が必要になる場合があります。
取り外す時のチェックポイント
- エアコンのメーカーや商品名（年式も聞かれる場合もある。）
- アパートやマンションなら何階なのか
- 備え付けの物と自分の物を間違わないように、外したいエアコンがある部屋を伝える
- 室外機はどこに設置されているか（ベランダや、エアコンは２階にあるが、室外機は１回の庭にあるなど）
新居へ取り付ける時のチェックポイント
- ブレーカーが30A(アンペア)以上かどうか（※20A以下の場合は、契約変更する必要があります。）
- エアコンを設置したい場所に、エアコン専用のコンセントがあるかどうか
- 壁のコンセントの形状とエアコンの電源プラグの形が一致するかどうか
- エアコンを設置するスペースが充分に空いているかどうか（※エアコンの上面から天井まで5cm以上、左右も5cm以上のスペースが必要です。）
- エアコンの室外機を置く場所が、平らな場所かどうか
- 室外機を置いても、前面は25cm以上、背面は5cm以上、あけることができるか
- 配管穴があるかどうか
- 室内のエアコンから室外機までの配管ホースの長さを確認する
引っ越し業者に頼む
大手の引っ越し会社の多くは、オプションサービスでエアコンの引っ越しをしてくれます。
引っ越しでエアコンを移設するなら、引っ越し業者に一緒に頼んでしまうのがおすすめです。
見積もりの時にお願いをすれば、一緒に手配してくれるので、楽チンですよ。
日程として「引っ越しの前日に取り外し、引っ越しの翌日に取り付け」になることがほとんどかと思います。
しかし真夏の引っ越しであれば、エアコンがないと過ごせないくらい熱い地域もあります。
どうしても、当日中に取り外しと取り付けをしてほしい場合は、専門業者に頼むのがいいかもしれません。
まずは、引っ越し大手5社を比較してみました。
取り外し、取り付け日をしっかりと指定している会社もありますが、
引越し会社によっては、繁忙期や土日など、設置は後日にしてほしいと言われることが多いそうです。
日本通運
「パック工事」というサービスがあります。
- エアコンの取り外し、取り付け
- 配管ホースの設置
- ガスの補充、チャージ
- 電圧の切り替え
- 室外機を置くためのプラスチックブロックの準備
- コンセントの交換
- 室内機吊金具
- 穴埋めプレートの用意
また、もうひとつのオプションとして、取り外したエアコンを専門の工場でパーツに分解し、洗浄するサービスも行なっています。
サカイ引越センター
引っ越し前日までに取り外し、翌日以降に取り付けとなります。
エアコンのクリーニングサービスがあり、専門の工場で分解して、徹底的に洗浄してくれます。
オプションも充実しています。
- コンセントの延長
- コンセントの交換
- 電圧の切り替え
- 配管ホースの設置
- エアコン室外機の設置工事
- 冷媒ガスの補充、チャージ工事
これだけサービスが充実していると、怖いもの無しという感じですよね。
また、エアコンの収集運搬サービスがあるので、不要なエアコンがある場合は、回収してもらうことができます。
別途、収集運搬費料金とリサイクル料がかかります。
ヤマトホームコンビニエンス
ヤマトホームコンビニエンスの引っ越しサービスを使わなくても、
家庭用の冷房能力が4kW以下のエアコンであれば、取り外し、取り付けをしてもらうことができます。
お得な工事パックを設けていて、
- エアコンの取り外し工事
- 壁が木造、モルタル、軽量鉄骨の場合、穴あけ1ヶ所
- ガスの補充
- コンセントの交換
- 取り付け工事
- 配管パイプ(4mまで)
- 穴埋めキャップ
- 室外機を置くためのプラスチックブロックの準備
アート引越センター
オプションサービスとして、エアコンの取り外し工事、取り付け工事をしています。
どちらか片方の工事だけ選ぶこともできます。
もうひとつのオプションサービスとして、エアコンクリーニングも2種類あり、設置したまま洗浄する壁掛け洗浄と、分解洗浄があります。
アリさんマークの引越社
取り外しは引越し前日、取り付けは翌日以降になります。
当日の設置は、搬入、搬出作業が遅れてしまう恐れがあるので、できないそうです。
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
3項目入力するだけで簡単に見積りできます。
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専門業者に頼む
「当日に取り外し、取り付けします」と、うたっている専門業者もあります。
その多くは、個人経営の業者です。
専門業者に頼むメリット
個人経営の業者に頼むメリットは、細かい日程の都合がつきやすいことです。
引っ越し業者で取り外し等を依頼すると、仲介手数料分高くなりますが、
専門業者に依頼する時は、仲介手数料は必要がなく、費用が安くなります。
少しでも費用を抑えたい場合も、メリットがありそうですね。
専門業者に頼むデメリット
しかし、専門業者にエアコンの取り外しと取り付けをお願いするとしても、基本的に引っ越しの時は
- 引っ越し会社指定の業者が前日にエアコンを取り外す。
- 引っ越し会社が梱包して新居に運ぶ。
- 翌日に引っ越し会社指定の業者が取り付ける。
という流れになります。
取り外しや取り付け作業が、他の荷物を搬入するときの妨げになってしまうのを防ぐためです。
どうしても当日中に取り外しと取り付けの対応をしてもらいたいときは、時間の調整が必要です。
時間をうまく合わせないと、引っ越しトラックにエアコンを積むことができないことも。
専門業者の対応エリア内であれば、同じ業者に取り付けも頼むことができますが、
県外へ引っ越す場合は、引っ越し先で対応できる別の専門業者に依頼を出さなければなりません。
こう考えると手間だと感じると思うので、引っ越しの場合は、引っ越し業者にお願いするのがいいかもしれませんね。
エアコン工事専門業者
まとめ
どの業者に頼むときも基本的には「エアコンを前日までに取り外し、引っ越し日の翌日に取り付け」という流れになります。
引っ越し会社に頼む場合は、繁忙期や土日など、状況によって設置できる日は変わってしまう場合があります。
しかし、見積もりの時に１回で頼めるのと、しっかりとした洗浄など設置以外のオプションサービスが充実しているので、手間なく新居で使うことができます。
旧居で使っていたエアコンを、当日のうちに新居に取り付けたい場合は、
日程の都合が付きやすい専門業者としっかりと打ち合わせをしましょう。
エアコンを外したタイミングでエアコンのクリーニングをするのはおすすめです。
意外と黒カビが繁殖しています。
お子さんがいる場合はアレルギーの原因に。
自分でもできる方法をまとめたので参考にしてください。
引っ越しがチャンス!エアコンを掃除してきれいな空気で新生活を!
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「大量の電話がくるんじゃないか？」と心配であれば、一括見積りを利用した体験談も記事にしているので参考にしてください。
エアコンの設置もクリーニングもプロなら安心
引っ越す場合のエアコンの設置は実は危険がいっぱいです。
エアコン本体が水平でなかったり、室外機との接続がうまくできていないと、ガス漏れの原因になったりします。
引っ越し業者がオプションサービスとして引き受けてくれることもありますが、知識や経験を十分に備えた専門業者がやってくれるとより安心できますね。
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予約も簡単だし、支払いもカード払いやPayPayが使えて便利です。
満足できなかった場合でも、再施工の保証や補償も用意されているので安心です。
ちなみに、エアコンを取り外す引っ越しは、徹底的なクリーニングをするにも良い機会です。
エアコンは普通に使っていくと、汚れが溜まっていきます。
ちょっとくらい掃除しなくてもと思うかもしれませんが、きちんと分解して掃除してもらうと、思わぬ汚さにびっくりしますよ！
部屋の空気がこれを通ってくるのかと思うとゾッとします。
設置・取り外しと同時にクリーニングを頼めば、別個で頼むより安くなる場合もありますよ。
