引っ越し先にベッドを持っていきたいけど分解すべき?
引っ越し先の物件が決まり、そろそろ持っていくものを選定しはじめるころ。
冷蔵庫・洗濯機とならぶ大型の家具といえばベッドです。
小さい子どもがいる家庭では、みんな同じベッドで寝る事も多く、セミダブル以上の大きいベッドを使っている人も少なくありません。
この記事では大型のベッドを分解して運ぶべきかどうかと、引っ越し業者にお願いする時の注意点をまとめました。
引っ越し時の大型ベッドの対処法を把握しておくことで、安心して引っ越しの準備に取り掛かりれるといいですね。
ベッドは分解して運びましょう
まずはそもそもベッドフレームを分解する理由を確認しておきます。
そのままの状態で運ぶとドアを通らない、というのはなんとなく思い浮かぶと思います。
縦にも横にも長いフレームは持ち上げるだけでも一苦労ですし、壁にぶつけないよう注意しながら運び出すのはかなりの気を遣います。
また分解しないまま運ぶと、思わぬところに負荷がかかるので破損する可能性もあります。
建物への傷やフレームの破損という代償を考えると、多少の手間やコストは惜しまずに分解した方がよさそうですね。
引っ越しのプロに任せるのが一番!
ベッドフレームは分解した方がいいですが、自分たちで分解するのはおすすめできません。
ベッドは当日の朝まで使っていることが多いです。
慣れていない分解・組み立て作業は時間がかかりますし、大きいベッドの分解は複数名の人手が必要です。
そのうえ小さい子どもがいると、細かい部品やベッド下のホコリを気にしたりと悩みのタネがたくさんあります。
もろもろのリスクを考えると、ベッドの分解・組み立ては自分たちで行わず、引っ越し業者にお願いしたほうがベターです。
私もベッドの分解は業者にお願いするか悩みましたが、案の定お願いして正解でした。
やはりプロだけあって手際がよく、ものの15分もしないうちにベッドはトラックに運ばれていきました。
もちろん新居での再組み立てもお見事でした!
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
3項目入力するだけで簡単に見積りできます。
気になる分解・組み立ての料金相場は?
気になるベッドの分解・組み立て料金の相場ですが、分解・組み立ての両方を合わせた金額で5,000円から15,000円と言われています。
ベッドの大きさがシングル、セミダブル、ダブルと大きくなるにつれて費用も上がります。
二段ベッドやロフトベッドも特殊なベッドではありますが、大手なら分解と組み立ての対応をしてくれます。
参考に大手引っ越しセンターのウェブサイトQ&Aを掲載しておきます。
Q:以前引越しの際に、入り口より家具が大きかったためバラして中で組み立て直してもらいました。 今度また引越の際には再度バラす必要があり、引越先での組み立ても必要です。 こうしたことはお願いできるのでしょうか。きちんと組み立ててもらえるかも心配です。
A:家具の分解組立は当社にて承っております。ただし、システム家具や特殊な工具が必要な家具、海外製の家具などの当社のスタッフにて対応が難しい作業については、有料にてご案内しております。詳しくは営業担当者にお問い合わせください。
家具の種類によっては、一度組み立ててしまうと再度分解組立ができないものもございますので、お見積りの際にご確認ください。
引用元:アート引越センター
Q:分解や組み立てが必要な家具はどうすればいいですか?
A:家具やベッド等は作業員により分解、組立てをさせていただきます。物によっては分解・組み立てができない物もございますので、お見積もり時に営業員からご説明させていただきます。
引用元:サカイ引越しセンター
分解できるかどうか、追加費用がかかるのかどうかは、必ず見積りの時に確認をしてくださいね。
嫌がられるベッドもある
引っ越し業者は大半のベッドの分解・組み立てを快く引き受けてくれますが、中にはお断りされるケースもあります。
その代表がIKEAのベッドです。
他にもニトリやネットで購入して、自分で組み立てたベッドも、デザインや年式によっては断られてしまうことがあります。
IKEAのベッドはお値段も手頃でデザイン性も高いことから人気がありますが、大型家具は引っ越しに不向きです。
その理由は分解が困難な点にあります。
以前、イケアのホームページには
イケアの家具の大半は組み立て式ですが、完成後に解体することを前提として設計されておりません。そのため一旦解体した家具を再組み立てした場合、ネジ穴やパーツに設計以上のすき間が発生し、製品全体が本来の性能を満たせなくなることがございます。
との文言がありました。
この文言をみてしまうと、引っ越し業者がお断りするのも頷けますね。
実際、私の友人S子さんはどうしてもIKEAのベッドを引っ越し先に持っていきたかったため、根性で分解・組み立てを行ったそうです。
結果、分解と組み立てでなんと3時間もかかってしまったとのこと。
それに加えて、案の定、組み立てる時に部品に亀裂が入ってしまったそうです。
分解せずにクレーンなどを使って吊し上げるという選択もありますが、最低でも2万から3万円はかかると言われています。
以上のことを踏まえると、いっそのことベッドは処分して新しいものに買い替えるというのも一つの手段です。
一般的なベッドは市区町村の粗大ゴミの対象となっていて、1000円前後で処分が可能です。
新しいベッドを購入する費用もかかりますので、お財布と相談しながら検討してみてくださいね。
まとめ
この記事では引っ越し時にベッドは分解するべきかどうかと、引っ越し業者にお願いする時の注意点をご紹介しました。
建物の傷やフレーム本体の破損を避けるため、ベッドは分解して運びましょう。
小さなお子さんがいる家庭の場合、ベッドの分解・組み立ては引っ越しのプロにお任せするのが一番安心です。
費用は初めから見積りに含まれている場合が多いですが、念のため見積りを依頼する際に確認しておくといいですね。
ものによっては分解・組み立てを断られてしまうケースもあります。
断られてしまった場合は、分解しないで運ぶ方法や処分も視野に入れてみてください。
ベッドは引っ越しの荷物の中でも大型の荷物です。
事前に対処法を把握しておくことで、安心して引っ越し当日を迎えられるといいですね。
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