気の知れた兄弟だからこそ、引っ越し祝いをわざわざ贈る必要があるのかな?と思うかもしれません。
相手が1人身であれば、相手に聞いて対応すればいいと思います。
ただ、兄弟に家族がいる場合は、贈ってあげた方が良いです!
というのは「家族間でのトラブル」を防ぐことにもつながるかもしれないからです。
私の知人は「兄弟だから引っ越し祝いはいらないよね。」と思い、兄弟が家族で引っ越した時に、引っ越し祝いを用意しなかったそうです。
引っ越して半年後、兄弟の家に遊びに行くと、パートナー側の兄弟が引っ越し祝いとして贈った素敵なインテリアが家にあったとか。
知人は、今更引っ越し祝いを贈ることも出来ず、兄弟のパートナーと少し気まずくなってしまったようです。
家族がいる場合は、兄弟自身ではなく、家族に対してのお祝いとなります。
パートナーを気にかけてお祝いすると、トラブルも避けることが出来るのです。
今後も関わりが続く兄弟とその家族だからこそ、お祝い事でのトラブルは避けたいですよね。
家族のいる兄弟の引っ越しは、相場やマナーをきちんと守ってお祝いするのがおすすめです。
兄弟への引っ越し祝いの金額相場
金額の相場は10,000円〜50,000円です。
少し幅がありますが、シチュエーションによって異なります。
中古住宅や賃貸物件への引っ越しであれば10,000円〜30,000円、新築に引っ越す場合は30,000円〜50,000円が相場となります。
また、出産で子供が増えて引っ越しされたり、結婚を期に引っ越しされる場合は、結婚祝いや出産祝いとして贈ることがメインになります。
改めて引っ越し祝いも贈る場合は、相場にこだわる必要はありません。
また、兄弟から以前に引っ越し祝いをもらったことがあるのであれば、その金額に合わせるとよいでしょう。
相場を守って贈ることで、安価なものを贈って兄弟に恥をかかせたり、逆に高価過ぎて気を遣わせるのを防ぐことができます。
トラブル回避のコツ
金額の相場が合ったとしても、兄弟のご家族に贈るお祝いの金額は少し悩みますよね。
トラブルにならない為に、直接兄弟と相談するという方法もあります。
実際私の場合は、「◯◯円くらいのものを贈ろうと思っているけど、問題ないか?」事前に兄弟に聞くようにしています。
引っ越し祝い含め、その他にもライフイベントごとにお祝いは必要なので、都度相談できると、悩まなくておすすめです。
また、ライフイベントが重なる時は併せてしまうのか、別にするのかなども相談で決めています。
こうすることで、兄弟間だけではなく、パートナーやそのご家族との関係も円滑にすすむでしょう。
相手に欲しい物を選んでもらえるカタログギフトがおすすめ。
ソーシャルギフトであれば、メールかSNSで繋がっていれば贈ることができます。
プレゼントの選び方のポイント
新居でつかえるものを贈る
引っ越し祝いを用意する場合は、日用品やインテリア等、新居ですぐに役立つ実用的なものが喜ばれます。
兄弟の欲しいものを贈る
兄弟なので、友達や会社の同僚に比べると、直接本人に欲しい物を聞きやすい間柄だと思います。
特に、ご家族での引っ越しとなれば、兄弟のパートナーさんの意見も取り入れる必要があります。
好みや欲しい物がわからない中で、購入してしまうと、「パートナーにとっては不要だった」なんてことになりかねません。
兄弟も困りますし、パートナーとあなたの関係性にも影響しますね。
せっかくのプレゼントなので、直接欲しい物を聞いてみて、兄弟やご家族が本当に喜ぶものを贈りましょう。
家族からの祝いとして贈る
兄弟へのお祝いなので、両親や他の兄弟と一緒に、1つの品を贈るのも良い方法です。
引っ越しのタイミングでインテリアや電化製品等、お金のかかるものを新調される方がとても多いです。
家族と一緒にお祝いすれば、少し高額なものを用意できるので、引っ越し祝いとしてはとても喜ばれるでしょう。
お祝いを贈るタイミング
新居に招かれている場合は、お伺いしたタイミングでお渡ししましょう。
送付する場合は、引っ越しして2週間〜1ヶ月の間に贈りましょう。
引っ越し当日から数日間は、荷解きや手続きなどとてもバタバタととても忙しいです。
2週間程経てば、少し落ち着くのでその頃に送るとよいでしょう。
逆にあまり遅くなりすぎるのは失礼になりますので、遅くても1ヶ月以内に送るようにしましょう。
お祝いの渡し方
現金の場合
のし袋に入れてお渡ししましょう。
10,000円以上の場合は、水引が印刷されたものではなく、本物の水引がついたものを選びましょう。
プレゼントの場合
プレゼントを包装し、のし紙をかけて贈ります。
プレゼント・現金どちらの場合も、水引は5本か7本の紅白蝶結びのものを使います。
のしについての詳しい内容はこちらにまとめているので、参考にしてみてくださいね。
おすすめのプレゼント
具体的なおすすめのプレゼントをご紹介します。
新生活をより快適にするキッチン家電
新居での生活を快適にする電化製品がおすすめです。
引っ越ししてから2週間〜1ヶ月後に贈るものとしては、「必ず必要なもの」よりも、「あると嬉しいもの」が良いですね。
BALMUDA The Potは、洗練されたデザインの電気ケトルです。
ケトルの中では、高級志向な商品なので、貰うと嬉しいですね。
日常をちょっと便利にしてくれるスマートスピーカー
なかなか自分で買うには勇気がいりますが、いざ使ってみるととても便利なスマートスピーカー。
手軽に音楽や動画を楽しんだり、家電の操作が簡単にできたり、外出先からスマホで家電の操作ができます。
忙しい毎日をちょっと便利にしてくれます。
デジタルフォトフレームとしても使えるので、家族との写真を飾ったり、遠方の家族とビデオ通話も可能です。
家族との時間や思い出の共有が簡単にできるのは嬉しいですよね。
ちょっと贅沢な日用品
いくらあっても困らないのが日用品です。
実用的だけど普段自分では買わない様な、ちょっと高級志向のものがプレゼントとしては喜ばれます。
育てるタオル普段使い用に買うには、少し贅沢なタオルです。
シンプルなデザインなのでプレゼントにぴったりです。
Komons毎日の家事を「プラスな時間」に変えるホームケアブランド
新しいお家での家事を少しでも楽しんでもらえると良いですね。
カタログギフト
兄弟とはいえ、欲しい物を聞きづらい場合は、カタログギフトが良いでしょう。
食べ物やインテリア等、引っ越してすぐに使いたくなるものがメインのカタログがおすすめです。
私も以前、お友達から食べ物メインのカタログをもらいましたが、引っ越し後の忙しい時に、手軽に美味しい食事がとれて嬉しかったです。
インテリアのおすすめカタログ
食べ物のおすすめカタログ
ギフトカード、商品券
兄弟が好きなものを買うことができるので、失敗することがありません。
ギフトカードを贈る場合は、手軽に使えるようにネットでも利用できるものがおすすめです。
私は、引っ越し祝いで商品券をもらった時に、引っ越し先にその商品券が使えるお店がなく、利用期限が過ぎてしまった経験があります。
引っ越してすぐは忙しくお買い物に行く時間が取れないこともあるため、ネット利用できるものが喜ばれます。
引っ越し祝いにふさわしくない品物
近頃はそれほど問題ないとされていますが、マナーとして引っ越し祝いにふさわしくない品を、知っておくと役に立つでしょう。
「火事」を連想させるもの
キャンドル、ストーブ、灰皿、赤いものなど「火」に関係するものは、引っ越し祝いとしてふさわしくないとされています。
火の赤色も注意が必要です。お花を渡す際は赤い花を避けるとよいでしょう。
新居に「穴」を開けるもの
壁掛けの時計、絵画、フォトフレームなど新居に傷をつけてしまうものはよくないとされています。
ただし、希望の品として上記のものをリクエストされた場合はこの限りではありません。
兄弟に喜んでもらうことが一番大事なので、マイナスの意味で受け取られないものを選んでいれば問題ありません。
まとめ
- 引っ越し祝いの相場は10,000円〜50,000円
- プレゼントの選び方のポイントは、新居でつかえるもの、兄弟の欲しいものを贈る
- 贈るタイミングは引っ越ししてから2週間〜1ヶ月後
- 「火事」を連想させるもの、新居に「穴」をあけるものは避ける
相場・贈り方・選び方のポイント等ご説明しましたが、一番は大切な兄弟が「喜んでくれるものをお渡しすること」だと思います。
兄弟やそのご家族の好みにあわせて、引っ越し祝いにぴったりのアイテムを探し、新しい門出を祝ってあげましょう。
喜んでもらえると良いですね。
引っ越し祝いを贈りたいけど邪魔にならないか不安なら
引っ越し祝いのプレゼントを贈るにしても、相手にとっていらないものだったら悲しいですし、どうせならもらって役に立つ、喜んでもらえる物を送りたいですよね。
そんな時は相手に欲しい物を選んでもらえるカタログギフトでがおすすめ。
ソーシャルギフトで送れば、オンラインで申し込むので24時間いつでも送れますし、直接渡せなくても、相手の住所を知らなくても、メールかSNSで繋がっていればスマホ1つで贈ることができます。
ギフトを贈る相手には、欲しいものが選べるウェブのリンクを贈ることになるのですが、それが味気ないと思うなら、メッセージや動画を載せましょう。
また、リンクをカードとして自分が受け取り、相手に手渡しするのもいいですね。
価格帯から商品を選べるのも、使いやすいポイントです。