引っ越しのライフラインの手続きで、電気の契約があります。
「契約に必要な書類ってあるんだっけ?」
私は引っ越しに慣れていますが、それでも電気の使用停止から、開通までの契約については確認し直すことがあります。
今回は契約の流れをご紹介しますので、いまいちど流れをおさらいしましょう。
また、2016年よりも前に大手電力会社(東京電力・東北電力・九州電力など)と契約をなんとなく継続していませんか?
電気料金を見直したことがない場合は、損をしているかもしれません。
大手電力会社の他にも、新しい電力会社があります。
プランを比較して見積もりをすると、電気料金が安くなることも…!
あわせて詳しく解説していきます。
電気の解約(使用停止)の手続き
引っ越しをするとき、電気の解約は忘れずに行いましょう。
解約せずに放置をしてしまうと、その部屋の電気代を支払い続けてしまう場合があるそうですよ。
不動産屋から聞いたのですが、新しい入居者が契約を変えないまま使い続けたことがあったそうです。
誰が支払う責任があるのか揉め、結局は契約したままの旧入居者が支払うことになったらしいです。
このようなトラブルを避けるためにも、必ず連絡をして使用停止の手続きをしましょう。
電気の解約(使用停止)の連絡のしかた
電話で連絡をする場合
電力会社に電話をして、「引っ越しをするので、○月○日に電気を停止したいのですが。」と伝えて下さい。
オペレーターが確認事項をあなたに質問をしてくれるので、順番に答えていくと使用停止の手続きが進んでいき、完了します。
インターネットで連絡をする場合
大手電力会社ではインターネットで申し込みが出来ます。
必要項目に入力していきます。
10分程度で終わりますので、電話が苦手な場合や自分で情報を入力したい場合はホームページから連絡をして下さいね。
期限
退去日の1か月前から、解約の手続きを出来る電力会社が多いです。
遅くとも1~2週間前までに連絡をしておくのが理想的です。
当日だと対応できない場合がありますので、なるべく事前に解約の申し込みを済ませておきましょう。
引っ越し先でも同じ電力会社を利用する場合
旧居の電気使用停止と、新居の電気開通の手続きをまとめて出来ます。
引っ越し先で異なる電力会社を利用する場合
少し手間がかかりますが、それぞれの電力会社へ連絡する必要があります。
新居で指定されている電力会社を利用する場合は、新居の不動産の資料に記載されています。
自分で電力会社を選びたい場合は、不動産屋に連絡をしてみましょう。
解約時にこちらから伝える情報
インターネットまたは電話で申し込むときは、解約者の情報をいくつか伝える場面が出てきます。
毎月届く、「電気使用量のお知らせ(検針票)」に必要な情報が記載されていますので、あらかじめ手元に置いておくと落ち着いて対応ができます。
以下の項目が確認事項です。
- 現在住んでいる住所
- 契約者氏名
- お客様番号
電気料金の領収書に記載されています。
わからない場合は、カスタマーセンターに確認しましょう。
退去日にすること
事前に解約手続きが出来ている場合は、電力会社へ連絡することは特にありません。
まだ解約手続きが出来ていない場合は、すぐに電力会社へ電話をして、解約手続きをしましょう。
解約の手続きが完了し、引っ越し作業が終わり、いよいよ自分が最後に家を出るときにブレーカーを下ろしてください。
【あわせて読みたい参考記事】
電力会社の人が立ち会う必要はありません。
ただし、寒冷地は配管内が凍結する場合がありますので、季節によって対応が異なる場合があります。
電力会社のホームページか、電話でカスタマーセンターに確認をして下さいね。
退去する月の電気料金の支払い方法
- 電力会社が使用料を日割り計算します。
- 新居に請求書が届くので、支払い方法と金額を確認します。
- 請求書に基づき、請求金額を支払えば完了です。
電気使用開始の手続き
電気使用の手続きをやらないと、メーターの種類によっては新居で夜は部屋が真っ暗!?
対処方法を調べようにも、ケータイの充電が切れちゃってプチパニックになるかも!?
余裕を持って手続きすると安心ですよ。
電気の使用手続きの連絡のしかた
電話で連絡をする場合
電力会社に電話をして、「引っ越しをするので、○月○日に電気を開通したいのですが。」と伝えて下さい。
オペレーターが必要事項を聞いてくれるので、順番に答えていけば完了します。
※事前に、旧居で電気停止と電気開通の手続きが済んでいる場合は改めて連絡をする必要はありません。
インターネットで連絡をする場合
大手電力会社ではインターネットで申し込みが出来ます。
10分程度で終わりますので、電話が苦手な場合や自分で確認をしながら情報を入力したい場合はホームページから連絡をして下さいね。
※事前に、旧居で電気停止と電気開通の手続きが済んでいる場合は改めて申し込む必要はありません。
備え付けの申し込み用紙(手続きが新居に着いてからの場合)を利用する場合
転居先のポスト・玄関先・ブレーカー近くに「電気使用申込書」が備えつけてあるので、必要事項を記入し、電力会社に送付して下さい。
期限
入居日の1か月前から、開通の手続きを出来る電力会社が多いです。
1~2週間前までに連絡をしておくのが理想的です。
当日だと対応できない場合がありますので、なるべく事前に解約の申し込みを済ませておきましょう。
旧居で電力を解約する時に、転居先の電気開通の申し込みも済ませておくとスムーズですよ。
契約時にこちらから伝える情報
以下の項目が確認事項です。
- 新居の住所
- 契約者氏名
- 引っ越し日時
- 電気料金の希望支払い方法(クレジットカード/銀行振替/コンビニまたは金融機関用の振込用紙)
入居する月の電気料金の支払い方法
- 電力会社が、使用開始日から使用料を日割り計算します。
- 新居に請求書が届くので、支払い方法と金額を確認します。
- 請求書に基づき、請求金額を支払えば完了です。
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
3項目入力するだけで簡単に見積りできます。
電気がつかない場合の対処方法
きちんと事前に契約をしたのに電気がつかないと焦ってしまいますよね。
日が暮れてきた場合は、とても心細いかと思います。
お客様番号を手元に置いて電力会社に連絡をすると、オペレーターから対処方法を指示してくれたり、スタッフを派遣してくれると思います。
ブレーカー式の場合
まずは慌てずに、分電盤(ブレーカー)を探します。
玄関ドアの上や、クローゼットの内側の上などに付いている場合が多いですよ。
ブレーカーのスイッチがオフになっていれば、オンにして、電気が点くか確認をしましょう。
それでも電気が点かない場合は、電力会社に連絡をしましょう。
大抵はブレーカーをオンにしていれば電気が点きますが、電気が点かない場合は漏電(ろうでん)している可能性も考えられます。
早急な対策をお願いしましょう。
スマートメーターの場合
速やかに電力会社に連絡をしましょう。
おおむね、月曜日から土曜日は電話がつながる電力会社が多いようです。
ただし、日曜日や年末年始で電話がつながらない場合は、その日は我慢しましょう。
電力会社の遠隔操作によって通電されるシステムのため、残念ながらこちらではどうすることもできないのです。
そうなった場合は…私なら夜は外食して、20時に早く寝ると思います。
引っ越しを機会に、新電力を契約するメリットと方法
2016年に法改正があり、各家庭で自由に電力会社を選べるようになりました。
引っ越しは、電力を見直す良い機会です。
「今まで払い過ぎていたかも?」と、あなたにとって最適なプランが見つかるかもしれません。
新電力のメリット
仕事で家に居ない時間が多く、電気をあまり使わない場合は今よりも大幅に電気料金が変わるかもしれません。
また、お好みで再生可能エネルギーを選択すると、エコ活動を生活に取り入れることも出来ますよ。
私が注目したのは、
- ギフト券がもらえる
- JALのマイルがたまる
- 楽天ポイントがたまる
といった、電気を使うことで還元してくれるサービスです。
プランを調べるだけで、少しわくわくします。
電力会社が多くてわからない!をまるっと一括解決
色々な電力会社を検索してみると、
調べるとたくさん出てきて、ハードルが高いイメージがあります。
ここでおすすめしたいのが、一括見積りです。
実際に、エネチェンジという一括見積りサイトをスマホで見てみると
入力項目は簡易バージョンだと3つだけ。
世帯数/新住所の郵便番号/引っ越し予定日を仮の条件で入力してみます。
1分もかからずに入力できました。
結果は…
年間で最大12,629円も安くなる!?
このように、簡単におすすめのプランが出てきました。
忙しくても、これなら仕事の休憩中に簡単に検討できそうですね。
まとめ
今回は、電気契約の流れと新電力についてご紹介いたしました。
ポイントは
- 電気使用停止は遅くとも1~2週間前までに確実に行う
- 電気使用開始の手続きは、早めに申し込んで真っ暗回避
- 新生活は新電力にするとお得かも!?
契約って、頭の中だけで考えていると複雑なイメージがありますよね。
しかし、整理して見直すと意外と簡単です!
新電力も、探し方がわかるとぐっとハードルが低くなるかと思います。
引っ越しのついでにお得なプランを探して、気持ちよく新生活をスタートさせましょう!
安く引っ越ししたいなら無料一括見積りを利用しよう
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無料でできるし、3項目入力するだけで簡単に見積りできます。
「大量の電話がくるんじゃないか?」と心配であれば、一括見積りを利用した体験談も記事にしているので参考にしてください。