引っ越し祝いをもらうと、嬉しくてありがたいんだけど、お返しどうしようか悩んでしまいますね。
「絶対しないといけないのかな?」
「どのくらいの金額にしたらいいんだろう?」
「どんなものを贈ったらいいんだろう?」
今回は、引っ越し祝いの相場や、品物を選ぶ時の注意点などを紹介します。
お返しはもちろんした方が良い
引っ越し祝いをもらったら、基本的にお返しをするのがマナーです。
お返しをしない場合でも、人によって考え方には個人差があるので、まったく気にならない人もいますが、
お返しをしないと、非常識と思う人もいるかもしれません。
お祝いに対してお返しするのが普通だと思っている人のなかには、
いつもらえるのかと、ずっと気にしている人もいるみたいです。
お返しは、いただいた相手に対して感謝の気持ちですので、した方が良さそうですね。
また、お祝いをもらったら、もらった方の名前や住所、何をもらったかをメモに取っておくと、
お返しをする時にスムーズに準備ができます。
ちなみに、お返しは基本的には気持ちやマナーの問題なので、
- 一人暮らしの学生へ家族からのお祝い
- 一人暮らしの学生へ親戚・友人からのお祝い
- 相手がお返しの必要はないと言っている場合
などはお返ししなくても良いと思います。
ただ、お礼や近況報告を兼ねた連絡といった形で、気持ちを伝えておくくらいはした方が良いと思います。
お返しの相場は?
お返しの相場金額は、基本的にもらった金額の半分~1/3程度の品物とされています。
少なすぎると失礼ですが、あまり多すぎると負担になってしまいます。
感謝の気持ちとして「少しいい物を贈りたい」と思ったり、
両親や目上の方などに金額相場よりも多めにもらうこともあるでしょう。
ただ、もらった物とほぼ同じ金額や、それ以上の金額の高価な物を贈ってしまうと、
「相手に突き返す」という意味になり、大変失礼になってしまいます。
確かに、自分がお祝いを渡した場合に、
渡した物より高い物もらってしまったら、逆に申し訳ない気持ちになりますよね。
そのほか、実は引っ越し祝いのお返しを現金にしてしまうと、失礼にあたってしまうんです。
そのため、お返しには相場に合わせたギフトなどを、贈るのが一般的です。
お返しの相場自体は決まっておらず、もらった金額によって、お返しの品物を考えると言う事になりますね。
関係性で変わる相場と、よく選ばれる品物
引っ越し祝いの相場から、お返しの相場やよく贈られる品物を、関係性別にまとめてみました。
知人や同僚、年下の親戚からお祝いをもらった場合
- 引っ越し祝いの相場、3,000円~5,000円
- お返しの金額相場、1,000円~2,500円程度
知人や親戚へのお返しには、タオルや洗剤、調味料や日用品などが定番です。
安くても実用性のあるものや、喜ばれるものを贈りたいですよね。
親戚や友人、職場の方からお祝いをもらった場合
- 引っ越し祝いの相場、5,000円~10,000円
- お返しの金額相場、3,000円~5,000円程度
この相場内でよく選ばれるのは、グルメギフトやワンランク上のコーヒーやジュースです。
また、年配の親戚だと、縁起物の昆布・ハムやお米等も喜ばれるそうです。
職場で複数人からまとめてもらった場合は、個々にお返しをすると大変なので、
大人数で分けやすい個包装の物で、数が多いスイーツギフトを選ぶといいですよね。
親友や兄弟からお祝いをもらった場合
- 引っ越し祝いの相場、10,000円~30,000
- お返しの金額相場、5,000円~15,000円程度
生鮮産直品、寝具やインテリアなどがが喜ばれそうです。
女性に贈る場合は、ファッションや美容・健康グッズを贈るのもいいですよね。
両親や叔父(おじ)、叔母(おば)からお祝いをもらった場合
- 引っ越し祝いの相場、30,000円~50,000円
- お返しの金額相場、10,000円~25,000円前後
この額の商品を選ぶのは、少し難しくなってきます。
高級グルメを贈るにも、万が一アレルギーや食事制限があったら困りますよね。
そこでおすすめのギフトは、カタログギフトです。
定番のグルメ、レジャーや旅行といった体験型ギフトから実用的な物などを、
自由に選んでもらえるので喜ばれそうですよね。
高額のお祝いをもらった場合
両親や親戚、時には会社の社長から、かなり高額なお祝いをもらう事もありますよね。
その場合、半額返しではなく、1/3か1/4で、無理のない範囲の上質なギフトを選ぶといいそうです。
お返しの品を選ぶ時には、予算や関係性だけでなく、
相手が贈られて喜んでくれるものを考えた方がいいですよね。
品物選びの注意点
お返しの品の選び方にも注意点があります。
アレルギーのチェック
食品を選ぶ場合、相手にアレルギーがないか把握しておく必要があります。
知っている相手でもアレルギーまでは知らない、という場合は多いです。
相手の家族が、アレルギー持ちという可能性もありえます。
事前に、そばや甲殻類など、食べられないものを確認した方がよさそうですよね。
匂いが強いものは避ける
匂いがきついものは好みが分かれます。
生活に欠かせない石鹸や洗剤といった日用品を選ぶ場合もありますが、
匂いがきつすぎる物は避けた方がよさそうです。
食品も同じで、匂いが強いお茶やお菓子、クセのある食品などは、
好き嫌いがあるため避けるのが無難です。
金額が分かるものは避ける
ぱっと見て、金額が分かってしまうものは避けます。
ブランド品や人気の食品など、調べればすぐに値段が分かるものは、あまり好ましくありません。
最近はお返しに、金券や商品券を選ぶ事もありますが、
金額がはっきり分かってしまい、相手に現金を贈る事と同じになってしまいます。
特に目上の方には失礼にあたってしまうので、金券や商品券は選ばない方がいいですね。
相手に欲しい物を選んでもらえるカタログギフトがおすすめ。
ソーシャルギフトであれば、メールかSNSで繋がっていれば贈ることができます。
まとめ
引っ越し祝いもお返しも、極端なことを言えば、マナーというか慣習みたいなもので、結局本人の気持ち次第です。
だから、相場も気にしすぎる必要はないのかもしれません。
ただ、自分はマナーはどうでも良いと思っていても、引っ越し祝いを贈ってくれた相手はそう思ってはいないかもしれないので、良好な人間関係を維持するためにも、一般的なマナーや相場はふまえていた方が無難です。
この記事が少しでも役に立てば嬉しいです。
引っ越し祝いを贈りたいけど邪魔にならないか不安なら
引っ越し祝いのプレゼントを贈るにしても、相手にとっていらないものだったら悲しいですし、どうせならもらって役に立つ、喜んでもらえる物を送りたいですよね。
そんな時は相手に欲しい物を選んでもらえるカタログギフトでがおすすめ。
ソーシャルギフトで送れば、オンラインで申し込むので24時間いつでも送れますし、直接渡せなくても、相手の住所を知らなくても、メールかSNSで繋がっていればスマホ1つで贈ることができます。
ギフトを贈る相手には、欲しいものが選べるウェブのリンクを贈ることになるのですが、それが味気ないと思うなら、メッセージや動画を載せましょう。
また、リンクをカードとして自分が受け取り、相手に手渡しするのもいいですね。
価格帯から商品を選べるのも、使いやすいポイントです。