引っ越し当日

【引っ越し当日】旧居と新居の掃除はどの程度やっておくべきか?

時間のかかった荷造りも終わって、やっと引っ越し当日!

次々と段ボールや家具が運び出されていくと、部屋の中が一気に殺風景になりますよね。

そしてここで多くの人が気付くと思います。

「家具を置いていたところがけっこう汚いなぁ…」

特に大型のものは、こまめにどかして掃除をすることが困難です。

よって引っ越し当日に最後の掃除を行うと思いますが、実際にどこまで手をつけていいか迷うもの。

しかも、掃除に時間をかけすぎると、新居への移動時間にも差し支えるでしょう。

そこで今回は引っ越し当日の掃除範囲について、旧居と新居それぞれのパターンをお話しようと思います。

誰にでもできる掃除で、丁寧な手入れを

賃貸物件の場合は、引っ越しを繰り返しても再び同じ場所に住む確率が低いです。

なので、入居や退去の際にワックスがけをしたり、何か特別なことが必要かな?と思う人がいるかもしれません。

しかし専門的な修繕やクリーニングは、全て管理会社や大家さんが行っていますので、私達(借主)は特別な掃除をする必要はないのです。

そのかわり、掃除機がけ・拭き掃除など、一般的な掃除でお部屋を綺麗に保つこと。

これが最も重要なポイントです。

退去の際に一般的な掃除が一通り出来ているかそうでないかで、敷金の返金額が変わってくることもあるそうです。

【旧居編】引っ越し前日までに大掃除を終えること!

当日に時間をかけて大掃除をすることは不可能です。

なので、引っ越し前日までに、目に見える部分の掃除は終えておきましょう。

12月の大掃除と同じようなイメージですね。

  • 各部屋の掃除機がけ
  • 窓拭き
  • エアコンフィルターの手入れ
  • トイレ掃除
  • 水回り(洗面所、浴室)
  • キッチン(換気扇も含む)
  • クローゼットやシンク下などの収納スペース

並行作業は大変ですが、荷造りをしながら荷物の片付いた所を順番に掃除していくのが良いと思います。

当日用の掃除道具はまとめておく

当日にあると便利な掃除道具は、以下のものになります。

  • 掃除機又はほうき&ちりとり
  • ウェットティッシュ、ウェットシート
  • 雑巾
  • お掃除用クリーナー
  • ゴミ袋

掃除機は、引っ越し業者さんが誤ってすぐに持ち出さないように伝えておきましょう。

そしてお掃除用クリーナーですが、こちらは汚れによって使い分ける人もいると思います。

しかし引っ越し当日に複数の洗剤を用意してしまうと、掃除も片付けも大変ですよね。

そこでおすすめするのが、どんな汚れにも対応できるオールインワンのクリーナーになります。

一本で床や壁の拭き掃除ができるのは便利ですよね。

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※使用用途以外の部分にスプレーをすることは劣化に繋がります。ご注意ください。

手荒れや汚れの付着が気になる人は、使い捨ての手袋も用意してください。

これらの道具類ですが、予めダンボールにまとめておけば、最後にガムテープで閉じるだけなので片付けも楽です。

クリーナーの液漏れが心配な人は、ビニール袋をセットしておきましょう。

掃除道具に関しては、下記の記事で詳しく書かせていただきましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

【参考】引っ越し掃除の必需品とは?経験者の厳選7つ道具を紹介!

掃除の範囲と手順

迎えた引っ越し当日。業者さんが大型家具を運び出し始めた所で作業開始です!

ご自身で運び出しを行う人は、全ての家具を家から出した後にお掃除をしましょう。

●範囲

当日はなるべく大型家具を配置していた場所の床と壁のみに抑えましょう。

我が家も前日までに大掃除を終えていたので、当日は最小限に収まりました。

ちなみに掃除場所の例ですが、

  • 冷蔵庫・食器棚を置いていた所
  • テレビ台を置いていた所
  • 洗濯機を置いていた所
  • ベッドを置いていた所

などです。

●手順

大型家具が運び出されたら、まずドライシートや箒で大まかにゴミを集めてしまいます。

それらを掃除機で吸い上げて、最後にウェットティッシュやウェットシート、お掃除クリーナーを使って拭きあげます。

余裕があれば乾拭きをすると良いですね。

次に、家具がどかされた後の壁掃除です。

一度もどかしていない場合はかなり汚れていると思いますので、お掃除クリーナーを使って汚れを取り除きましょう。

強く擦りすぎてクロスを傷つけないように気をつけてください。

また、洗濯機が置いてある水回りは、湿気の関係で見えない部分にカビが生えている可能性もあります。

なるべく汚れを残さないよう、雑巾でしっかりと拭きあげましょう。

そして、目に見える埃やベタつきが取れたら次のエリアに移るなど、作業に見切りをつけることも大事なポイントになります。

掃除をしても取れない汚れ(後の項で説明します)があるため、完璧にピカピカにする必要はありません。

引っ越し業者のオプションを利用する

ハウスクリーニングは、引っ越し業者さんのオプションを活用することもできます。

当日は業者さんへの指示出しが大変で掃除をしている暇がない!と言う人は、お任せするのもありですね。

また、小さなお子さんがいる場合も落ち着いてお掃除ができないので有効だと思います。

ご自身で当日掃除を行う場合は、どうしてもできる範囲に限界がありますよね。

しかしそこをプロにお任せすることで、素早くかつ細やかな作業が可能になります。

精神的な負担も減りますので、予算に余裕のある人は検討してみてはいかがでしょうか。

【ハウスクリーニングのオプションがある引っ越し業者】日本通運サカイ引越センターアート引越センター

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【新居編】到着したら、まず窓を開けよう!

新築であろうと、築年数の経っている部屋であろうと、空気が篭っていることは好ましくありません。

特に前の借主が退去をした後は、ハウスクリーニングや原状回復工事を行なっている可能性が高いです。

塗料の匂いなどをリセットするためにも、なるべく窓は開けましょう。

ちなみに「ハウスクリーニングが完了しているなら、部屋の中は綺麗なのでは?」と思う人もいるかもしれません。

確かに退去後は管理側の清掃係が、一通りお部屋の掃除をしています。

しかし、お掃除をした後にすぐ次の借主が入居するわけではありません。

入居までに時間が空けば、何もない空間であってもやはり埃臭くなってしまいます。

その場合も、やはり換気は大事ですね。

大型家具の配置場所は最初に掃除

前述の通り、冷蔵庫や洗濯機は一度置いてしまうとなかなか退かすことができません。

なので、旧居の掃除場所と同じように、大型家具の配置場所は優先的に掃除をしましょう。

範囲や手順は旧居と同じですが、壁の汚れは旧居ほどではないと思いますので、軽く拭く程度で大丈夫です。

洗濯防水パンは角に埃が溜まりやすいので、洗濯機を設置する前に拭き掃除をしておきましょう。

また、大型の絨毯を敷く場合は、絨毯の上に家具が乗ることもありますよね。

大型家具と同じように簡単には動かせなくなりますので、床の掃除機がけ、雑巾掛けは早めに終えておきましょう。

それからコンロをご自身で設置するタイプの部屋である場合は、設置台の拭き掃除もしておくと良いですね。

※トイレや洗面所、キッチンは荷解き後でも掃除できますので、引っ越し当日は無理にする必要はありません。

ちなみに、時間に余裕がある人は害虫駆除剤の使用をおすすめします。

家具がない状態で使うので、フロア全体に駆除剤が行き渡り、効果も大きいです。

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掃除をしながら部屋の中をチェック

新居の掃除の他にもう一つ大事なことは、部屋の中の異常を調べておくことです。

内見の時には発見できなかった部屋の傷などを、入居の際に見つけることもあるでしょう。

そのままにしておいて、退去時に修繕費用を求められてしまう場合もあるので、念入りにチェックして下さい。

もし、入居前の傷や汚れを発見したら、その場で写真を撮って記録を残し、管理会社さん・大家さんに連絡をしましょう。

【汚れの種類】借主負担と貸主負担について

原状回復の際に、お掃除ではどうしても取れない汚れが存在します。

例えば、電気ヤケによる冷蔵庫裏の壁の黒ずみは、通常使用でどうしても発生してしまうもの。

他に、自然現象(日照り)によるクロスの変色も、借主の力でどうにかできるものではないです。

このように、借主の手入れが行き届いても、防ぎようのない部屋の劣化に関しては、修繕費用が発生しません。

逆に言うと、手入れを怠った結果部屋の修繕が必要になる場合は、退去の際に費用を請求をされる可能性が高いです。

最後に高額な費用を請求されてしまったら、泣くに泣けません。

日頃からまめに掃除をしておくことが大事ですね。

しかし、修繕の原因を調べるにしても曖昧なケースが多く、金銭トラブルになりやすいそうです。

入居の際は、管理会社や大家さんと修繕費用や敷金返金について、しっかり話し合っておくと安心です。

まとめ

「立つ鳥跡を濁さず」と言う言葉があるように、退去はスマートにしたいものです。

きちんと現場復帰をすることで、今まで生活を支えてくれた部屋への恩返しにもなるのではないでしょうか。

では、当日のお掃除について最後にもう一度おさらいしましょう。

  1. 【旧居】引っ越し当日は、大型家具を配置していた床や壁の掃き・拭き掃除など、最小限にとどめて。
  2. 【新居】到着したらまず換気!
  3. 【新居】旧居と同じく、大型家具を配置する場所は先に掃除。余裕があれば害虫駆除剤を使用。
  4. 【新居】掃除中に入居前の汚れや傷もチェックしておくこと。
  5. 引っ越し前日までに大掃除を終える。荷解き後にできる掃除は後回しで大丈夫。
  6. 自分で掃除をしている余裕がなければ、引っ越し業者のハウスクリーニングオプションを検討。
  7. 道具は段ボールにまとめておくと片付けも楽。クリーナーはオールインワンタイプがおすすめ。
  8. 修繕費用を支払うボーダーについて、きちんと把握しておくこと。

以上です。

新しいお部屋も綺麗に掃除をして心機一転!

気持ちよく新生活を始めてくださいね。

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