引っ越し費用

引っ越しでクレーン作業が必要になった!?費用や注意点は?

引っ越し先への搬入ルートは確認できていますか?

私の友人は、マンションから2階にキッチンのある戸建てに引っ越した際、引っ越し当日に冷蔵庫を搬入できなかったそうです。

なんでも、玄関の扉は事前に採寸しており、問題なく通ったのですが、コの字になっている階段部分は通ることが出来なかったのだとか。

事前に搬入が難しい可能性があることを引っ越し業者に伝えておらず、もちろん引っ越し業者もクレーンでの対応を想定していませんでした。

翌日クレーンで窓から搬入できたそうですが、当日は冷蔵庫を玄関横に置いておかなくてはならない羽目に。

また、追加の費用も沢山かかり、大変な思いをしたそうです。

冷蔵庫に限らず、ピアノや大型家具も部屋のドアを通すことができなかったり、想定外の事態が起きることがあります。

いざクレーンを使うことになったとき、費用はいくら位かかるのか、またどんな注意点があるのかご紹介します。

クレーンが必要なのはどんな時?

まずはどういった荷物や物件で、クレーンの対応が必要になるか確認しましょう。

クレーンでの作業が必要になる荷物

  • ピアノ
  • 冷蔵庫やドラム型洗濯機
  • 大型家具(ソファーやタンス、ベッドなど)

クレーンでの作業が必要になる物件の条件

  • 居室の玄関・廊下・階段・居室扉が狭く搬入ができない
  • エレベーターに入れることが出来ない
  • 階段を通らない(階段が急、らせん階段、コの字になっている)

通常の搬入ができない場合は、クレーンを使って窓から搬入作業を行います。

引っ越しが決まったら、まずは今持っている大型の家電や家具が上記に該当しないか確認しましょう。

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クレーンを利用する場合の費用相場

クレーンを必要とする引っ越しの場合、通常の引っ越し費用にオプション料金として加算されることが一般的です。

戸建て(2〜3階)への搬入

2〜3万円くらいの料金アップが目安となります。

ユニック車(クレーン付きのトラック)を使用しての作業となります。

ユニック車はクレーン車程大きくなく、2~3階までが限度です。

マンション等4階以上への搬入

高層階への搬入は、ユニック車ではなく、更に大きいクレーン車での吊り上げが必要になります。

大型クレーンを利用した場合は、6〜10万程の料金アップが目安です。

大型クレーンでの作業は、道路を占有するため警備員を配置する必要があり、人件費がかかる為、料金が上がるのです。

また、階層が高くなる毎に大体5000円〜1万円ほどプラスでかかります。

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クレーン対応業者

引っ越し業者でクレーンや吊り上げ作業を断られてしまった場合、どこへ依頼すればいいのか困ってしまいますよね。

対応をしてくれる業者を調べてみたので、参考にしてください。

引っ越しのトップランナー ムービングエス

現地調査や見積もりは無料でしてくれます。

ホームページでは、冷蔵庫の吊り上げの作業風景も載せているので

どのように対応してくれるのかわかります。

冷蔵庫の周りのほこりや油汚れを落として綺麗にしてから、新居に運んでくれるサービスもしているようですよ。

引越しのトップランナー ムービングエス

ユーニック

家電量販店や引っ越し業者からも、搬入の依頼を受けているようです。

「できないとは言わない!必ずできる方法を提案する」ことをモットーに対応してくれるので

安心してお任せできそうですね。

ユーニック

池田ピアノ運送

調べてみると”ピアノの業者”に搬入をしてもらったという方もいたので

最終手段としてお願いしてみるのも手かもしれません。

問い合わせには24時間対応しているので、急いでいるときは助かりますよね。

池田ピアノ運送

クレーンが使えないケース

クレーンを使っての搬入ができないケースもありますので、確認しておきましょう。

クレーンを設置するスペースがない場合

クレーン車は車両が大きい上に、車両を固定するためにアウトリガーと呼ばれる車体を支える装置を出して作業することがあります。

建物に車両を横付けする場所がなかったり、建物の周りの道が細くクレーン車の侵入ができない場合は、利用が出来ません。

また、雪の降る地域では、ロードヒーティングと呼ばれる雪を溶かすヒーターが建物前面道路に埋め込まれていたりします。

ヒーターの破損を防ぐ為、ロードヒーティングを避ける形でクレーン車を配置しないといけません。

建物の前にクレーン車が停められない、もしくは、費用が非常に高くなる場合があるので注意が必要です。

搬入口となる窓の周辺に障害物がある場合

搬入したい部屋の窓の前に、木や電線などの障害物があると、クレーンを使っての搬入が難しい場合があります。

また、搬入する窓の向きや大きさによってによっても、搬入できないことがあります。

物件周辺の地盤状況

稀に、物件周辺の地盤が柔らかく、クレーン作業ができないこともあります。

クレーン車を固定する器具が柔らかい地盤では踏ん張りが効かず、作業が出来ないためです。

クレーン車を使う時の注意点

クレーンでの引っ越しを行う場合にはいくつかの注意点があります。

スムーズに引っ越しができるよう、ポイントを抑えておきましょう。

引っ越し業者との蜜な相談

先程記載した通り、クレーン車が使える立地であるか、事前に確認する必要があります。

新居の情報を引っ越し業者に伝え、クレーンが使えるのか、しっかりと確認してもらいましょう。

もし不安な点があれば、事前に引っ越し業者に訪問見積もりをしてもらうのがおすすめです。

また、引っ越し業者によりますが、自社でクレーンを所有している場合、クレーンの台数に限りがあります。

特に繁忙期は、クレーン車が足りず、日にちが指定出来ないこともあります。

クレーンを使って引っ越しが必要な場合は早めに引っ越し業者を検討するのがよさそうです。

不測の事態に備えておく

一般的な引っ越しでもそうですが、クレーン車を使った搬入となると、特に確認しておきたいのが、万が一の対応です。

搬入中に、家具の破損や建物への損害など、万が一の事態が発生することもあります。

こういった時に、引っ越し業者が保険加入しているか、またどういった対応をしてくれるか事前に確認しておくと安心です。

近隣住民への挨拶

クレーン車が路上に停まることで、道幅がせまくなり近隣住民に迷惑をかけてしまうことがあります。

特に、戸建てへの引っ越しの場合、事前にクレーン車を使うことを隣家に伝えておくと、スムーズに作業ができるでしょう。

まとめ

引っ越しでクレーンを利用する場合のポイントは以下の通りです。

  • 通常の引っ越し費用に、戸建ての場合は2〜3万円・4階以上の場合は6〜10万円程プラスでかかる
  • 少しでも安く抑えたい場合は、複数業者に見積もりを依頼する
  • クレーンの利用ができるか事前に引っ越し業者に確認してもらう

クレーン車での作業が必要な場合、通常の引っ越し以上に、引っ越し業者との事前確認と打ち合わせが大切です。

当日になって「搬入できない!想定以上に料金がかさんでしまった!」なんてことにならないように、準備できるといいですね。

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