師走とも言われ何かと忙しい12月ではありますが、その中でも引っ越しをする方は少なくありません。
年末というと費用や手続きはどのように違うのか、そもそも引っ越し業者が営業しているのかなど
普段の引っ越しよりも懸念する部分が多いと思います。
そこで今回は、年末に引っ越しをする際の費用と注意点についてまとめました。
年末ならではの注意点が多くあるので、是非参考にしてください。
年末の引っ越しの特徴
営業している引っ越し業者が少ない
年末でも、引っ越し業者に依頼はできます。
しかし、普段とは営業時間が異なる、もしくは休業しているところも多いので選択肢は狭まります。
限られた選択肢の中で費用を抑えるためには、営業している引っ越し業者をしっかり比較し見極めることが大切です。
交通状況に注意
年末年始はUターンラッシュや帰省ラッシュで道路がとても混み合います。
また、地域によっては積雪の影響も受ける可能性も考えられます。
渋滞している場合もあるため、スケジュールが思わないように進まないことも覚悟しておいた方が良いでしょう。
特別料金になる場合も
年末は特別料金として扱っている引っ越し業者も多いです。
目安として通常より1〜2割程度高くなると言われています。
繁忙期ほどではないですが、普段よりも金額が上がる覚悟は必要です。
年末の引っ越しで費用を抑えるポイント
見積もり比較サイトを活用
見積もり比較サイトでは、引っ越し予定日を入力すれば対応している業者を一括で検索できます。
該当の日が休業の引っ越し業者は表示されないので、それぞれの営業日を確認する手間が省けるのが嬉しいですね。
あとは表示された引っ越し業者にそれぞれ見積もりを出して貰い、その中から決めるのが効率的です。
電話の嵐になるって本当!?引っ越しの一括見積もりサイト利用体験談
12月は上旬が狙い目
12月の上旬と下旬でも価格が変わり、下旬の方が高くなる傾向にあります。
11月から12月上旬は引っ越しの閑散期と定義する業者もあることから、
12月に引っ越しするのであれば上旬が狙い目と言えるでしょう。
下旬は冬休みや企業の休みなどが重なり、家族の予定が合わせやすいことや
連休中に引っ越しをして年始を新居で迎えたいという方の需要に伴い料金も一時的に上がります。
もし日程の調整が可能であれば上旬に引っ越しを済ませてしまうのも、費用を抑えるコツです。
安くなる日を選ぶ
上旬と下旬だけではなく、暦によっても料金が変わります。
一般的に土日や大安など縁起のいい日は混雑するほか、金額も高めに設定されている傾向があるので、
それらの日を避けることで費用を抑えることができます。
なお、これらは大晦日、三が日は対象外となる場合があるので
必ず引っ越し業者に確認しましょう。
早めに見積もりをする
日程が近付くほど予約が埋まってしまい、選択肢が狭まる可能性があります。
見積もり比較サイトを利用した相見積もりは引っ越しの2ヶ月前から可能になるので、
引っ越し日程が決まったらすぐに見積もりの比較をしましょう。
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
3項目入力するだけで簡単に見積りできます。
年末に引っ越しする際の注意
年末年始は引っ越し業者だけではなく、行政機関や各サービス機関の営業時間が不規則になります。
中には休業している可能性もあるため、あらゆる面で早めの対処が必要です。
引っ越しに伴う手続きを早めに行う
引っ越しに伴う手続きとして主に以下のものが挙げられます。
それぞれいつ頃から手続きが可能であるかを確認しておき、引っ越しの日程に合わせて手続きしましょう。
中には大晦日や三が日には対応してもらえなかったり、使い始めるまでに数日かかったりする場合もあるので、
引っ越しの1〜2週間前には済ませておくのがおすすめです。
- 電気、ガス、水道の手続き
- 転居届・転出届・転入届の提出
- 郵便局の転送サービスの申し込み
- マイナンバーカードの住所変更
- 運転免許証の住所変更 など
引っ越し後に行う手続きは年明けに役所に行く場合もあると思います。
役所は基本的に年末年始休業しているため、休み明けは混雑しやすくなるので注意しましょう。
それぞれの手続きについては、以下の記事も参考にしてみてください。
引っ越しのガス契約はどんな流れ?知っておくと安心な手続きのポイント
引っ越しの住所変更手続き!郵便局の転送サービスは登録した??
引っ越しでマイナンバーカードはどうしたら良い?その疑問に答えます!
引っ越し時に役所でする手続き一覧と必要な持ち物〜印刷できるチェックリストつき〜
引っ越ししたら運転免許証の住所変更を!手続きと必要なものとは?
粗大ゴミの処分を早めに済ませておく
粗大ゴミの受付は行政が管理していることに加え、収集日の予約が必要です。
特に年末は大掃除の影響もあり混み合う傾向があるので、数週間先が最短の収集日となることもあります。
粗大ゴミは早めに見極めて処分の準備を進めましょう。
粗大ゴミについての詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。
甘く見ると痛い目見るかも!?引っ越し時のゴミの処分は計画的に
捨てるのではなくリサイクルショップに売る場合も、
年末年始は休業や短縮営業をしているところが多いためよく調べてから利用するようにしましょう。
不動産屋の営業日もチェック
引っ越し業者は営業していても、管理している不動産屋や管理会社が休業に入る可能性があります。
どうしても引っ越しの日程が不動産屋の休業に間に合わない場合は、
入居日のみを早めに設定して先に鍵をもらっておくとよいでしょう。
その分日割りの家賃はかかってしまいますが、この場合は必要な経費と言えます。
まとめ
今回は年末に引っ越しする際のポイントについてお伝えしてきました。
12月は上旬よりも下旬の方が引っ越しの需要が高まり、料金も上がる傾向があります。
その中でも引っ越し費用を抑える工夫として以下の4つの方法があります。
- 見積もり比較サイトを活用
- 需要が上がる前の12月上旬に引っ越しをする
- 土日や大安を避け、安くなる日を選ぶ
- 早めに見積もりをして少しでも多い引っ越し業者から選択する
また年末年始は引っ越し業者だけではなく、
行政機関やサービス機関の営業時間が不規則になるため
普段の引っ越しよりも気をつける点が増えるのが特徴です。
前もって準備して、新生活を気持ちよく始められるよう十分に計画を立てましょう。
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