仲良しの友達とルームシェアをすることが決まって、候補になる物件を見つけたら、
インテリアはどうする?
休みの日は2人で何をしようか?
そんなことを考えるだけで、ワクワクして楽しい想像が膨らみますよね。
一方で、引っ越し費用や生活費の想像がつかないと、不安に感じることもあるかと思います。
お金のことでシェア相手とトラブルになるのは、1番避けたいですよね。
楽しくルームシェア生活を送るために、費用の目安や、分担のポイントを確認しておきましょう!
費用はどのくらいかかる?
ルームシェアに向けて引っ越しでは、以下の費用がかかります。
- 物件契約時の初期費用
- 新居への引っ越し費用
- 家具・家電購入費
- 光熱費
- 食費や日用品購入費
一見「たくさんお金がかかりそう」と心配になってしまうかもしれませんが、
基本的には費用負担が半分になるのが、ルームシェアのメリットでもあります。
1つずつ項目を確認して、不安材料を解消していきましょう!
1.物件契約時の初期費用
新たに賃貸物件を契約する時は、家賃4.5ヶ月分〜5ヶ月分のまとまった金額が必要になります。
費用の内訳は以下の通りです。
- 敷金
- 礼金
- 前家賃
- 仲介手数料
- 保証料
- 火災保険料
- 鍵交換費用
※不動産会社や物件によって料金設定は異なり、金額の変動があります。
例えば、東京都内で2LDKを借りるとすると、家賃相場12.9万円×5ヶ月分=64万5千円になります。
シェア相手と半分ずつ負担するなら、およそ32万円程です。
もちろん、どの地域に住むかによって家賃は変わってくるので、だいたいの目安として考えておいてくださいね。
各費用の詳細についてはこちらの記事でまとめているので、ご確認ください!
2.新居への引っ越し費用
今の住まいから新居への引っ越しは、それぞれで行う予定でしょうか。
単身の引っ越しは、通常期(5月〜2月)で移動距離50km未満、価格相場は3万5千円程となっています。
もし、あなたとシェア相手の現住所が近いのであれば、立ち寄りプランという1台のトラックで2拠点から荷物の搬出ができるサービスがあります。
業者によって価格は異なりますが、多くの場合、2人の単独引っ越し費用の合計から、1万円〜2万円程お安く引っ越しができます。
見積もり時、対応可能か確認してみてくださいね。
3.家具・家電購入費
お互い実家から引っ越すのであれば、家具・家電の購入は必須ですよね。
サイズやメーカー、購入場所によって値段はピンキリですので、お手頃価格・シンプルで使いやすい製品を選ぶと良いでしょう。
私のおすすめは、「お!値段以上」でお馴染みのニトリです!
生活必需品のテーブル、カーテンや照明、キッチン用品もまとめて揃えることができるのも、嬉しいポイントですね!
4.光熱費
生活する上での必要経費ですが、2人暮らしだとどのくらいの金額がかかるのでしょうか。
総務省の家計調査報告によると、2人暮らし以上の世帯の光熱費平均額は、2万1千円程というデータがあります。
※平均世帯人数2.9人で算出されたデータです。
内訳は次の通りです。
- 電気代〜1万円程
- ガス代〜5千円程
- 他の光熱〜9百円程
- 上下水道料〜5千円程
<参考>総務省-家計調査 / 家計収支編
使用状況や季節によっても変動しますが、2人暮らしでも、1万5千円程を目安に考えておくと良いでしょう。
食費や日用品購入費
私は実家を離れた時、節約のために自炊を頑張りましたが、「食材だけじゃなく調味料も必要だし、自炊するにもお金ってこんなにかかるんだ!」と初めて知りました。
また、一つひとつの金額は大きくないものの、洗剤やティッシュ、ラップ類などの細かい消耗品も、意外と出費に響いてきます。
食費
先述の家計調査によると、食費は、平均世帯人数2.9人で7万6千円程と算出されています。
ですので、2人暮らしだと5万2千円程かかることになります。
この金額には、外食や、コンビニで飲み物やデザートを買ったりする分も含まれているため、「お家のごはん代」ではないのでご注意ください。
日用品
トイレットペーパーやティッシュ、洗剤やスポンジなどの消耗品や、家事雑貨などの費用平均額は、6千円弱となっています。
2人暮らしに換算すると4千円程です。
シャンプーやコンディショナー、ボディソープにこだわりがあるなら、もう少し金額は上がりそうですね。
なんでも折半は危険?費用分担の話し合い事項!
仲良しの相手だからこそ、お金のことは言い出しにくいものですよね。
1度わだかまりができると、その後もギスギスした生活を送らなくてはならないかもしれません。
トラブル回避のためには、ルームシェアを始める前に、費用分担についてしっかりと話し合っておきましょう!
1.物件契約の初期費用
契約時に発生する費用なので、均等に折半する、というケースが多いようです。
ただ、数年後にどちらかの都合で一方が退去することになった場合、その時点での敷金残金は返還されません。
「残る方が退去する方にいくらか支払う」のか、「退去する側の都合によるものなら支払わないのか」など、
いざという時のために、2人とも納得のいく落とし所はどこか、決めておくと良いでしょう。
2.家電・家具の購入費
新たに家電や家具を購入するなら、全部まとめた金額を折半することは、やめておいた方が賢明です。
大物なだけに高額になるものが多く、ルームシェア解消時に、どちらが何を持っていくのか、公平性でトラブルになる可能性があります。
仮に総額20万円だとしたら、お互い10万円ずつ程になるように調整して、個別に購入することをオススメします。
<例>それぞれ10万円×2=総額20万円
- Aさん〜冷蔵庫・トースター・掃除機
- Bさん〜洗濯機・電子レンジ・炊飯器
このように購入することで、退去時の所有権が明確化されますよ。
3.光熱費
夏や冬は冷暖房器具の使用で、かかる金額は決して安くはないですよね。
その中で、どちらか一方は通勤型・また一方は在宅型で仕事をしていたとしたら、かかる光熱費は半分ずつとは言えないかもしれません。
私の友人で、以前ルームシェアをしていた方がいるのですが、まさにこの問題に直面したそうです。
友人は節約のため、夏場のエアコン使用を極力控えたり、温度を高めに設定していた一方で、
シェア相手は、いつも22度設定、外出時も付けっぱなし。
折半はなんだか納得いかない、節約したいけど分かってもらえない、と悩んだけれど、やはり言い出せなかったそうです。
体感温度や暑さ・寒さへの耐性、お金に関する価値観は人それぞれですが、事前に擦り合わせをする必要がありますね。
4.食費
先述した友人は料理が苦手で、シェア相手が作ってくれたものを食べることが多かったようです。
友人は「作ってくれてありがたいから」と、食費を多く負担し、片付け担当になっていたとのこと。
このようにうまく噛み合えば良いですが、
食費は折半だけど「外で食べることが多いのに」とか「いつも私ばかり買い物も料理もしている」となると、
少しモヤモヤしてしまいますよね。
完全個別化にするも良し、費用や料理を分担するも良しですが、どちらか一方に負担がのしかかることのないよう、話し合っておきましょう。
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
3項目入力するだけで簡単に見積りできます。
まとめ
ここまでお伝えしてきた内容は、次の通りです。
ルームシェアの引っ越し・生活費用
- 物件契約の初期費用
- 新居への引っ越し費用
- 家具・家電購入費
- 光熱費
- 食費や日用品購入費
費用分担の話し合い事項
- 物件契約の初期費用
- 家具・家電購入費
- 光熱費
- 食費
ぜひシェア相手の友人と一緒に確認してみてくださいね。
費用の目安が分かって、分担の話し合い事項も確認できたら、あとは楽しい想像をたくさんしちゃいましょう!
あなたのルームシェア生活が素敵なものになりますように!
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「大量の電話がくるんじゃないか?」と心配であれば、一括見積りを利用した体験談も記事にしているので参考にしてください。