3〜4月は、引っ越しの需要が非常に多くなる為、引っ越しの「繁忙期」と言われています。
この時期に引っ越ししようとして、
「引っ越し業者に見積もりをとってみたら、想像以上に費用が高くて驚いた!」
という経験はありませんか。
なんと繁忙期は、通常の時期と比べると、引っ越しの料金が1.5倍程になるのです。
しかし、仕事の関係で、どうしてもこの時期に引っ越しをしなければならないこともありますよね。
実は、繁忙期でも、計画的に進めれば、引っ越し費用を抑えることが可能なのです。
引っ越し費用が決まる要素別に、費用を下げる方法をご紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。
引っ越し費用が決まる要素
まず、引っ越し費用が決まる大きな要素としては以下の3つがあります。
- 移動距離
移動距離に関しては、仕事の関係で引っ越しをする場合、変えることは難しいと思います。 - 日程
3〜4月の引っ越しでも、日時を調整することで、料金を抑えることが可能です。 - 荷物量
これが一番自分でコントロールしやすい部分になります。荷物は少なければ少ない程、引っ越し費用が安くなります。
ここでは、自分でコントロールができる、②・③について、費用を抑える方法を詳しく解説していきます。
引っ越し日程の調整で料金を安く抑える方法
繁忙期の引っ越しでも引っ越し日時を調整することで、引っ越し料金を抑えることが可能です。
月末月初は避ける
1ヶ月の中でも引っ越し料金が高い時期と安い時期があります。
引っ越し料金は「月中」<「月初」<「月末」の順で高くなります。
費用を抑えたいのであれば「月中」に引っ越しするのがおすすめです。
特に3月末〜4月頭にかけては、非常に引っ越し件数が多いので、料金が高くなります。
料金を抑えたいのであれば、この時期は避けたいですね。
週半ばが狙い目
曜日によっても、引っ越し料金が変わってきます。
一番高いのは「土日祝」、その次が「金・月」、そして一番安いのが「火・水・木」です。
費用を抑えたいのであれば、週の半ばに引っ越しするのがおすすめです。
また、「大安 」は縁起が良いので、引っ越しを希望される方が多くなる傾向があります。
逆に「仏滅」や「赤口」は引っ越し件数が減ります。
多少の差なので、曜日の違い程、大きな金額差がある訳ではないのですが、多少値引きの交渉がしやすくなります。
引っ越し候補日を複数出す
引っ越し業者に見積もりを依頼する時には、引っ越し可能な日を複数提出するのがおすすめです。
その日程の中で、一番安い日を教えてもらうことができるので、安い日にちで引っ越しをすることが可能になります。
いつ引っ越したいという強い希望がなければ、引っ越しの日程を決めてから依頼するのは避けると良いでしょう。
時間指定をしない
一般的に、引っ越し業者での引っ越しは、「午前便」「午後便」「フリー便」というように時間区分されています。
結論から言うと、一番お得なのは、引っ越し時間を指定することができない「フリー便」です。
時間に余裕があるのであれば、「フリー便」を選ぶとよいでしょう。
ただしフリー便の場合、他の引っ越し作業が終わった後になることが多く、夕方になってから作業開始になる場合があります。
ちなみに、一番料金が高いのは、午前便です。
引っ越し時間がずれることがなく、1日のスケジュールが立てやすいという理由から人気な為です。
せめて午前か午後の指定がしたいという場合は、「午後便」にするとよいでしょう。
引っ越し予約は早めに
引っ越し業者への見積依頼や予約を早めに行うのも大事なポイントです。
引っ越しの予約は、安く引っ越しできる日程からどんどん埋まっていきます。
依頼が遅くなってしまうと、いざ予約しようとしても、高額な料金が設定されている日程でしか予約が取れなくなってしまうのです。
引っ越しが決まれば早めに手配してしまいましょう。
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
3項目入力するだけで簡単に見積りできます。
荷物量の調整で料金を安くする方法
次は荷物量を減らすことで、料金を安くする方法です。
荷物が減って安くなる理由
引っ越し料金は、使用するトラックの大きさによって料金が異なります。
荷物が多ければ料金が高い大型トラック、少なければ料金が安い中型や小型のトラックでの引っ越しとなります。
例えば、移動距離50km未満の引っ越しの場合、引っ越し料金の目安は、
- 軽トラック 30,000〜40,000円
- 2トントラック 50,000〜60,000円
- 3トントラック 80,000〜90,000円
となり、使用するトラックの大きさが大きくなればなるほど、金額が上がります。
また、荷物を減らすと、混載便での引っ越しが可能になることもあります。
混載便とは、同じ方向に向かう複数の引っ越し荷物を同じトラックに積んで引っ越しする方法です。
1台のトラックで複数件の引っ越しが可能なので、料金が安くなります。
混載便の場合、載せることができる荷物の量が限られるので、荷物量を減らす必要があるのです。
混載便にできるかどうかは、見積もりを依頼する時に聞いてみてくださいね。
ものを手放して荷物を減らす
荷物量を減らす一番単純な方法は「ものを手放す」ことです。
引っ越しのタイミングは、今持っているものが、自分にとって本当に必要か確認する良い機会でもあります。
断捨離をして、スッキリした気分で新生活を始めるととても気持ちが良いですよ。
ものを手放すには、捨てる方法もありますが、私のおすすめは、ネットオークションやフリマアプリを活用する方法です。
引っ越しは何かとお金がかかります。
フリマアプリ等を使って、ものを減らすだけでなく、ちょっとした収入を得ることができるのが嬉しいポイントです。
こちらの記事に不用品処分方法をまとめているので参考にしてみてくださいね。
自力か業者か…。引越し時の不用品処分方法とメリット・デメリット
ものを預けて荷物を減らす
どうしても手放せない場合は、荷物保管のサービスを利用して、新居に持っていく荷物を減らす方法もあります。
おすすめは、サマリーポケットというサービスを利用することです。
箱に詰めて荷物を送るれば、倉庫で保管してくれます。
1箱275円(税込)〜のお手頃価格で預けられ、スマホで収納している物の内容を確認することができます。
そして、必要な時に、必要なものだけ取り出すことが可能です。
季節ものの衣類・頻繁に読まない本・趣味の物等、使用頻度が低いものは、倉庫に保管することも検討しても良いかもしれません。
まとめ
引っ越し料金が高くなってしまう3〜4月ですが、就職・転勤・入学等の理由で、どうしてもその時期に引っ越しが必要なこともあると思います。
繁忙期の引っ越しでも、
- 日程を調整する
- 荷物量を減らす
ことで、引っ越し費用を抑えることが可能です。
日程の調整も、荷物を減らすのも、早め早めに計画して進める必要があります。
引っ越し準備って、大変なので、進めるのがおっくうになりますよね。
しかし、後ろ倒しにすると、損してしまう可能性大なのです。
引っ越しするとなれば、すぐにでも荷物量や日程の調整をしはじめて、お得に引っ越しできると良いですね。
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「大量の電話がくるんじゃないか?」と心配であれば、一括見積りを利用した体験談も記事にしているので参考にしてください。