引っ越しの時、契約関係の手続きって手間がかかりますよね。
ネットの契約は、その中でも特に大変だと思います。
ただでさえ複雑なネットの契約なのに、移設するか乗り換えるかという
選択肢もあるので、どれにしたらいいか、わからなくなってしまいますよね。
今回は、ネット契約についてよくわからない人向けに移設や乗り換えの手順と、契約種類ごとの特徴をお伝えします。
移設と乗り換えの選択
引っ越しの際に移設するか、乗り換えるかでやることは変わります。
移設の方が契約の変更も少ないので手続きは簡単ですが、乗り換えることで
違約金のキャッシュバックや契約料金の割引などがあります。
また、携帯の契約プランも一緒に変更すると、さらに料金が安くなったり、モデムを無料でレンタルしたりできることもあります。
場合によっては、乗り換えた方がお得になることもあるので、携帯の契約書の住所変更をする時に確認してみるのはいかがでしょうか。
移設と乗り換えについて、それぞれの手順を下記で詳しく説明していきますね。
ネットの移設手順
まず最初に確認しなければいけないのが、引っ越し先でも現在契約しているネットが利用できるかどうかです。
地域によっては、通信ケーブルが通っていなかったりして、対象外になってしまうことがあります。
そういう時は、乗り換えするしかありません。
引っ越し先でも問題なくネット利用ができる場合は、現在契約している会社に、引っ越し後も契約の継続が可能か、手続きに必要な書類はあるかどうか確認をします。
各会社、プランごとに細かい手続きが異なるので、確認が必須です。
確認ができたら、引っ越し先での工事日程を決めます。
予約が取れないと工事はできないので、早めに相談した方が希望通りに進みます。
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
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乗り換えの手順
乗り換える時は、現在契約している会社と新しく契約する会社のどちらともに、連絡をしなければなりません。
現在契約している会社
まず大切なのが、いつまで利用できるかの確認です。
期限は確認しないといけないですね。
それと、解約時にモデムやルーターをどうするかと、工事が必要かどうかも確認しないといけません。
モデムやルーターを返却する必要があるかどうかは契約内容によって異なるので確認が必要です。
また、退去時に通信線を取り除く工事が必要な場合もありますので、その確認も忘れないようにしてください。
解約する直前よりも、あらかじめ確認しておくとスムーズにできるのでおすすめです。
違約金の有無や金額でお得な乗り換えのプランが変わるので、違約金についても忘れずに確認しましょう。
新しく契約する会社
プランなど様々なことを確認しなければなりません。
その中でも、引っ越しに関わるものは、回線の工事です。
工事が必要かどうか、必要であればその日程はしっかり確認しておきましょう。
各社、乗り換え時の違約金のキャッシュバックや契約金の割引、月々の割引などあります。
それぞれ対象条件もありますので、事前に確認してお得なサービスを受けましょう。
契約の種類ごとの特徴
次に、代表的な契約4種類をそれぞれ紹介していきます。
光回線
光回線の一番のメリットは、通信速度です。
他の種類に比べて圧倒的に早く、通信も安定しています。
基本的には有線で繋げなければいけませんが、Wi-Fiルーターを接続することで無線でも利用することができます。
スマホや固定電話などと同じ会社でネット契約をすると、お得なプランを利用できることもあります。
デメリットは、利用する前に工事が必要なところです。
契約しても工事が終了するまで、使用することができません。
また、引っ越しの際には、今まで住んでいた家から、通信ケーブルを取り除く工事もしなければなりません。
工事の予定を合わせなければいけないので、急な引っ越しが予想される方やあまり予定が空いていない忙しい方には、あまり向いていないかもしれません。
ポケットWi-Fi
テレワークなどでもよく利用されているので、聞いたことがある方は多いと思います。
一番のメリットは、どこでも通信ができるところです。
家の中でどこでも利用できるだけでなく、外出先でも利用することができます。
工事が不要なところもメリットの1つです。
契約して、家に届いた日から利用することができます。
デメリットは、充電が必要な点です。
事前にバッテリー残量を確認しておかなければならないので、注意が必要です。
通信量は契約内容にもよりますが、期間内に超えてしまうと通信制限がかかり、低速での通信となってしまいます。
通信量がたくさんほしい方や、安定した通信速度がほしい方には、あまり向いていません。
ホームルーター
一番のメリットは、手軽さです。
コンセントにさすだけで、使用することができます。
工事が不要なので、忙しい方や、あまり家に業者さんが入ってほしくない方に向いています。
通信も、ポケットWi-Fiに比べて安定しています。
デメリットは、通信量と持ち運びできない点です。
ホームルーターもポケットWi-Fiと同様に契約した通信量を超えてしまうと、速度制限がかかってしまいます。
また、ポケットWi-Fiとは異なり持ち運びができないため
家の中でしか使用することができません。
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ケーブルテレビ
ケーブルテレビでもインターネットを契約することができます。
J:COMなどのケーブルテレビを契約していると、契約料が安くなります。
マンションやアパート全体で契約されている場合は無料で利用することができます。
デメリットは、通信速度です。
有線での通信ですが、光回線よりは通信が遅くなってしまいます。
また、ケーブルテレビを契約せず、インターネットのみを契約すると、他の種類の契約よりも、契約料金が高くなってしまいます。
ケーブルテレビも見るならお得ですね。
まとめ
引っ越しの時の、契約手続きや代表的な契約の4種類についてまとめました。
この4種類の中でも、各会社で様々な利用プランがあります。
それぞれの契約種類の中でも、求めているプランはきっと用意されているので
利用したい場所や状況を考えてから、選んでみるのはいかがでしょうか。
各社わからないことがあれば、電話などで丁寧に対応してくれます。
現在契約している、電話会社やその他の契約とセットで割引になるプランもあります。
また、他社から乗り換えることで、さらにお得になることもあります。
少しでも悩んでいたら、相談してみることをおすすめします。
引っ越しを機に快適なネット環境を整えて、少しでもストレスのない生活を送ってくださいね。
インターネットの契約については、こちらの記事も参考にしてみてください。
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