東京都の引っ越しに伴う水道の手続きが知りたい!
引っ越し先も決まって水道の手続きを調べ始めたあなたに。
この記事では水道の手続きにおける注意点と、東京都の水道手続き方法についてまとめました。
東京都の手続き方法は制約があり、気をつけるべき点も多いです。
忙しい家事や育児の合間に効率よく手続きを進められるといいですね。
水道手続き全般における注意点
東京都の水道手続きについてご紹介する前に、まずは水道手続き全般における注意点をご紹介します。
水道の手続きはガスなどの開栓・閉栓とは違い、基本的に立ち会いを必要としません。
ただしオートロックマンションなどで、水道のメーターを確認するために作業員が中に入ることができない場合は、立ち合いが必要となるケースもあります。
引っ越しの際は使用中止と開始両方の手続きをすることになり、それぞれの住まいの「お客様番号」が必要です。
「お客様番号」は基本的に一つのメータに一つ、その水道所在地を特定するために付けている番号のことです。
手続きをする際はあらかじめ番号を調べておくことおすすめします。
通常、水道の使用開始申込書や検針票、領収書・請求書に印字されています。
ブログ内には東京都以外の地域の水道基本情報や、手続き方法をまとめた記事もあります。
時間があるときに読んでみてくださいね。
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東京都の水道基本情報と手続きまとめ
東京都の水道の管轄は大きく6つのエリアに分かれています。
- 23区および多摩地区26市（武蔵野市、昭島市、羽村市を除く）
- 武蔵野市
- 昭島（あきしま）市
- 羽村（はむら）市
- 檜原（ひのはら）村
- 島（とう）しょ部
23区および多摩地区26市（武蔵野市、昭島市、羽村市を除く）以外は、各自治体が水道を運営しています。
それぞれの手続き方法や連絡先をまとめましたので、該当するエリアを選択してください。
23区および多摩地区26市
水道基本情報
東京都水道局管轄のエリア。
都内の6つに区分されたエリアのなかで、最も広範囲を管轄しています。
23区に加え多摩地区26市も該当します。
26市とは下の画像の緑色エリアとなります（武蔵野市、昭島市、羽村市を除く）。
引用元：東京都市長会
23区および多摩地区26市は、引っ越しに伴う水道の利用開始・中止どちらも引越しの3、4日前までに連絡が必要です。
引っ越し後はすみやかに届出するようにしましょう。
届出が遅れると思わぬトラブルを招く恐れがあります。
水道中止手続きは、引っ越しが決まったらできるだけ早く連絡することをおすすめします。
利用中止の連絡が遅れてしまった場合、水道料金を払い続けることになってしまいます。
手続き方法
-
ワンストップサービス「引越れんらく帳」
住所などの情報を一度入力するだけで、水道はじめガス・電気等の必要な続き手続きがまとめてできる便利なサービスです。
登録料・利用料は無料。
24時間受付メンテナンスにより不定期で使えないことがあります。
また受付期間が以下のように表示されますので、期間外の場合は電話にて手続きを行ってください。
引用元：東京都水道局
- 電話にて
同じ東京水道局の管轄エリアですが、23区と多摩地区26市とでは電話番号が異なりますので注意してください。
- 23区 03-5326-1100
- 多摩地区26市
固定電話からかける場合とその他からかける場合とで異なります。
【固定電話から】0570-091-100（ナビダイヤル）
【携帯電話、PHS、その他の電話から】
042-548-5100 又は 0570-091-100（ナビダイヤル）
電話の混雑状況は23区と、多摩地区26市ともにホームページにて確認することができます。
引用元：東京都水道局
混雑状況を確認後、つながりやすい時間に電話することをおすすめします。
混雑状況の確認はこちら。
武蔵野市
水道基本情報
武蔵野市は引っ越しに伴う水道の利用開始・中止手続きは、どちらも引越しの3～4日前までに連絡が必要です。
検針は2ヶ月に1回の頻度です。
料金など、武蔵野市の水道に関する取り決めは以下をご参考ください。
【参考】武蔵野市ホームページ
手続き方法
武蔵野市ホームページに水道に関する手続をする際の確認事項が記載されています。
事前に確認してから手続きを行ってください。
必要事項
1．水道を使用する住所
2．お客様番号（使用中止のご連絡の場合）
水道等使用量のお知らせ、領収証書、または水道料金等口座振替済のお知らせに印字してあります。
不明な場合は、水道使用住所、建物名、部屋番号などからお調べします。
3．水道使用者名
4．水道使用者名フリガナ
5．連絡先電話番号
6．料金の支払い方法、または精算方法
請求書払い、口座振替、クレジットカード払い。（中止精算時のみ現地での現金払いもできます。）
7．開始日または中止日
使用開始の場合は、水を使い始める日。
使用中止の場合は、最後に水を使う日。8．郵便物送付先
使用開始で、請求書を水道使用場所とは異なる住所へ送ってほしいときは、お知らせください。
使用中止ならば、請求書払いの方は請求書、口座振替の方は口座振替済みのお知らせを郵送しますので、移転先等の送付先をお知らせください。
引用元：武蔵野市ホームページ
手続き方法は5つあります。
あなたが一番やりやすい方法を選んでくださいね。
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水道お客様センターへの電話（0422-52-0733）
営業時間は月曜から金曜までの午前8時30分〜午後5時15分（祝祭日を除く）。
営業時間外でも水道使用開始や中止の電話は可能ですが、自動音声の対応となります。
担当者につながるまで時間がかかる場合があります。
-
水道使用開始届ハガキ（市外からの転入や、使用開始のみ）
開始届ハガキは、ご新居においてある水道申込みセットの中に入っています。
必要事項を記入してポストに投函してください。
申込みセットが見当たらないときは、電話やお問い合わせ専用フォーム等での連絡が必要です。
-
問い合わせ専用フォーム
武蔵野市ホームページに記載されている問い合わせフォームへ入力してください。
-
水道お客様センターへのファクス（0422-53-6044）
必要事項をご記入のうえ、ファクス送信をしてください。
-
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昭島（あきしま）市
水道基本情報
昭島市は引っ越しに伴う水道の利用開始・中止手続きは、それぞれ遅くとも2～3日前までに連絡が必要です。
水道利用開始前の手続きがないと、水が出ない場合があります。
検針は2ヶ月に1回の頻度です。
料金など、昭島市の水道に関する取り決めは以下をご参考ください。
参考：昭島市ホームページ
手続き方法
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水道部業務課への電話（042-543-6111）
営業時間は 午前8時30分〜午後5時15分まで（土曜日、日曜日、祝日及び年末年始を除く）
-
水道使用届書での手続き（使用開始手続きのみ）
入居先に「水道使用届書」という申込書がおいてある場合は、記入をして「昭島市水道部業務課行封筒」にて郵送（郵送料無料）。
水道使用届書は、新築の住宅や賃貸住宅に配付しています。
記入例は昭島市ホームページ掲載の以下ファイルをご参照ください。
【参考】昭島市水道使用書記入例
-
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羽村（はむら）市
水道基本情報
羽村市の水道は利用開始手続き前でも使用可能ですが、水が出ない場合は元栓を操作する必要があります。
元栓の操作方法は羽村市のホームページをご参照ください。
水道の利用を中止する際は、中止する4、5日前までに水道事務所への連絡が必要です。
検針は2ヶ月に1回の頻度です。
料金など、羽村市の水道に関する取り決めは以下をご参考ください。
【参考】羽村市の給水契約について
手続き方法
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上下水道業務課への電話（042-554-2269）
営業時間は 平日の午前8時30分〜午後5時00分まで。
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インターネットによる手続き
羽村市はインターネットでの手続き方法が2種類あります。どちらもメンテナンス時を除き、24時間申請が可能です。
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住所などの情報を一度入力するだけで、水道はじめガス・電気等の必要な続き手続きがまとめてできる便利なサービスです。
登録料・利用料は無料。
パソコン向けサイトとモバイル向けサイトの2種類ありますが。
水道の手続きはパソコン向けのサイトからのみ申請が可能です。
檜原（ひのはら）村
檜原村の給水条例によると利用開始・停止ともに村長へ事前の届出が必要とのことです。
2021年3月時点、檜原村の水道利用に関する具体的な手続き方法について、インターネット上では情報を取得することができませんでした。
2020年策定の檜原村水道ビジョンによると、2029年度までにはインターネット上で水道の利用開始・停止手続きができるように整備されるようです。
檜原村へでの必要な手続きが知りたい人は以下へ問い合わせてください。
【問い合わせ先】
檜原村 産業環境課 生活環境係
電話番号042-598-1011（代表）内線120、123、121、127
【参考】
島（とう）しょ部
東京都の島しょ部とは離島を指しますが、具体的には伊豆諸島と小笠原諸島をさします。
水処理設備が十分でない島において水道水は貴重なものです。
水道の手続きは、基本的に窓口へ直接の届出のようです。
詳しくはそれぞれの島のホームページよりご確認ください。
【島しょ部のホームページ】
- 伊豆大島
- 利島（としま）
- 新島（にいじま）・式根島（しきねじま）
- 神津島（こうずしま）
- 三宅島（みやけじま）
- 御蔵島（みくらしま）
- 八丈島（はちじょうじま）
- 青ヶ島（あおがしま）
- 小笠原諸島（おがさわらしょとう）
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まとめ
今回は東京都の水道基本情報と手続きについてまとめました。
島しょ部を除く、ほとんどの地域で「引越しれんらく帳」を使ったインターネット経由での申込みができるのはとても便利ですね。
電話で手続きをする際は、混雑状況を考慮して電話をすると待ち時間も短く済むと思います。
毎年3月から4月にかけては引っ越しシーズンとなり問い合わせ窓口は大変混み合います。
期間に余裕を持って手続きをすることをおすすめします。
それぞれの手続き方法の注意点に気をつけ、ご自身のやり方に合った方法で申請してみてくださいね。
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