引っ越しは何日かかる?作業時間と移動距離で分かる日数の目安

新居が決まっていざ引っ越しの準備をします。

まずは、退去の手続きから始まり荷造りや旧居の掃除、

不用品の処理などやることがたくさんあります。

準備だけでも少なくとも1カ月前後かかるのではないでしょうか？

では、準備は終ったけど「引っ越しって何日かかるんだろう？」と気になりませんか？

今回は、引っ越しにかかる日数（運び出しから、新居への搬入まで）の目安を紹介します。

世帯人数から見る作業時間の目安

人数	目安
一人暮らし	作業時間 2～3時間+移動時間
二人暮らし	作業時間 3～4時間+移動時間
三〜四人暮らし	作業時間 4～5時間+移動時間

荷物が多かったらもう少し時間がかかってしまったり、

当日までに運べる状態にできていないと、それだけで丸1日かかってしまうかもしれません。

スムーズに引っ越しをするために、当日までに準備を終わらせておく必要がありますよね。

【あわせて読みたい記事】

引っ越し当日はやることいっぱい!これだけ押さえておけば大丈夫!

引っ越し当日の失敗は避けたい!心配性なあなたへのアドバイス

引っ越し当日の流れを知ろう!引っ越し作業効率化への近道!

移動距離で分かる日数の目安

引っ越し当日（運び出しから、新居への搬入まで）の日数は、

できるだけ1日で終わらせたいところですが、移動距離や状況によっては３日からそれ以上かかる場合もあります。

私の住んでいる横浜市を基準にして、距離別に移動時間の目安を調べてみました。

距離 200kmの場合は１日

引っ越しの距離が200km以内（近隣の県）の主な区間と移動時間目安表です。

区間	距離	移動時間※
神奈川県横浜市～東京都中央区	36.6km	32分
神奈川県横浜市～埼玉県さいたま市	66.3Km	1時間11分
神奈川県横浜市～山梨県	148km	2時間33分
神奈川県横浜市～茨城県	171km	2時間26分
神奈川県横浜市～静岡県	199km	2時間24分

※休憩や渋滞を除く最短時間です。

引っ越しにかかる作業時間と200kmの移動時間を合わせると、５時間ほどで済みそうなので、

当日中には引っ越しを終わらす事ができそうですね。

距離 200～700kmの場合は２日

引っ越しの距離が、200km～700kmほどの主な区間と移動時間目安表です。

区間	距離	移動時間※
神奈川県横浜市～栃木県	200km	2時間26分
神奈川県横浜市～愛知県名古屋市	334km	4時間1分
神奈川県横浜市～宮城県仙台市	404km	4時間50分
神奈川県横浜市～大阪府大阪市	484km	5時間36分
神奈川県横浜市～兵庫県明石市	528km	6時間18分
神奈川県横浜市～青森県青森市	737㎞	９時間

※休憩や渋滞を除く最短時間です。

200kmを超える（関東から中部地方・関西に行くなど）場合は、

移動時間だけでだいたい3時間以上かかるため、作業時間も含めると1日では終わらず、

2日かかることになってきます。

自分で運ぶ場合は、時間帯などを調整できますが、

業者に頼む場合は営業時間内に終わらないと、1日目に荷物を預け、

翌日以降に新居へ積み込みをしてもらうことになります。

私の友人は、横浜市から青森市へ引っ越しをしました。

700kmを超える移動でしたが、２日で終わったそうですよ。

友人の当日のスケジュール

当日のスケジュールは、14時から積み込み作業が始まり、17時に完了。

18時頃に横浜市を出発をし、途中の仙台市でホテルに宿泊。

翌朝の8時に青森市へ出発し、13時頃に新居に到着。

14時から搬入作業。

16時頃に搬入完了というスケジュールになったそうです。

 

業者とのスケジュールが合えば最短で運んでもらえますが、忙しい時期だと待たされることもあります。

必要以上に日数が伸びてしまうのは避けたいので、事前に確認した方がよさそうですよね。

 距離 1,000km以上の場合は３日～

引っ越しの距離が、1，000km以上の主な区間と移動時間目安表です。

区間	距離	移動時間※
神奈川県横浜市～高知県	775km	9時間18分
神奈川県横浜市～福岡県北九州	1,072km	12時間34分
神奈川県横浜市～北海道札幌市	1,130km	16時間34分
神奈川県横浜市～鹿児島県	1,342km	16時間33分

※休憩やフェリーの待ち時間、渋滞を除く最短時間です。

約700kmから1,000kmを超える場合は、状況により３日はかかることになります。

トラックを貸し切る場合でも、休憩を何度も入れながら走ることになりますし、

場合によってはフェリーなどを使うので、より日数がかかります。

また、長距離の場合は引越し先が対象のエリアではないこともあります。

旧居から新居までの長距離を対応してもらえるかを、事前に確認する必要があります。

通常よりも日数がかかる上に、当日にトラブルで無駄な時間をとられてしまったら困りますよね。

【あわせて読みたい記事】

引っ越しの見積もりはいつお願いする?もう引っ越し難民にはならない!

引っ越し当日の移動手段。到着時刻の打ち合わせがトラブル回避のカギ

引っ越しの搬出入時間は○○時間!目安と作業の時間短縮術とは!?

海外に引っ越しする場合は２週間以上

国内だけではなく、仕事の関係で海外に引っ越しすることもありますよね。

海外に引っ越しした場合の日数を調べて表にしてみました。

引っ越し先の国	輸送方法	移動時間※
アジア	航空便	２週間前後
米国、欧州	航空便	２週間前後
アジア	船便	１カ月前後
米国、欧州	船便	1～２カ月

※ 時期等により変動します。

航空便よりも船便の方が料金は安いですが、日数がかかってしまうみたいです。

荷物が少ない場合は、航空便の方が安く済むこともあります。

また、家具家電などの大きい荷物は船便でしか運べない場合があります。

荷物の量によって運搬方法が変わってきますが、

短期間の滞在や現地で家具家電を揃える場合は、航空便の方がよさそうですよね。

当日引っ越せない場合は？

長距離の場合は、当日中に引っ越し作業を完了させることができず、旧居にも新居にも何もない状態になってしまいます。

その場合は、知人の家やホテルを使う必要があります。

でも、知人の家やホテルだと、気を遣ったりお金がかかってしまいますよね。

前もって最低限必要なものを準備しておいて、新居に先乗りして泊まることができれば、費用を抑えることができます。

最低限必要なもの

• カーテン
• 寝具またはその代わりになるもの
• トイレットペーパーや歯ブラシなど最低限の日用品

その他にも、電気・水道・ガスの手続きも先に済ませておくと助かりますよね。

【あわせて読みたい記事】

引っ越し当日に必要なものをそろえて不測の事態を乗り切ろう

本当に大丈夫？引っ越し当日、電気はどうしたらいいの？

引っ越し当日の電気・ガス・水道の手続きは何するの？

まとめ

引っ越しの日数は、旧居から新居までの距離によって変わってきます。

同じ市内や都道府県内の場合は1日で済みますが、長距離の場合はどうしても日数がかかってしまいます。

逆算してスケジュールを組むなど、余裕を持って準備した方がよさそうですね。

引っ越し先までの距離を知りたい場合は、Googleマップを利用すると簡単に距離を測れます。

引っ越し先が決まったら、パソコンやスマートフォンですぐに確認できるので、

利用してみると直ぐに距離と時間の目安が分かって、とても便利です。

計画を立てて、安心して引っ越しを迎えられるといいですよね。