引っ越しの手続きって、やることが多くて大変ですよね。
その中でも1番面倒で、分かりづらいのが自動車やバイクの住所変更です。
理由として、手続きが1ヶ所では終わらず、窓口の受付時間や曜日が限られています。
そして、手続きで一番気になることは費用面です。
その中でも、引っ越す場所によって手続きの合計費用が変わるのが、ナンバープレートの変更にかかる費用です。
中には、「ナンバープレートは、引っ越しを機に自分の好きな番号に変更しよう!」と考えてる方もいるでしょう。
今回は住所変更の際に、「ナンバープレート変更はいくらかかるの?」と疑問に思った方に
かかる費用についてまとめましたので、ご紹介します。
ナンバープレートを変更するには?
ナンバープレートの変更は、引っ越し前の住所と、引っ越し後の住所の管轄が違う時に変更する必要があります。
ナンバープレートの変更は、車検証の住所変更と同時に行います。
手続きにかかる費用は、普通自動車や軽自動車、バイクによって変わります。
手続きの詳細に関しては、下記の記事でまとめていますので、参考にしてください。
車に関する引っ越し手続き!負担を少しでも減らす方法を調べてみた!
普通車でかかる費用
普通車の住所変更費用として、次のようなものがあります。
変更手数料 | 350円 |
ナンバープレート代 | 1,500円~2,000円 |
住民票発行手数料 | 300円 |
車庫証明 | 2,500円~3,000円 |
手数料納付書 | 100円 |
申請書 | 100円 |
合計 | 4,850円~5,850円 |
それ以外にも、自分の好きなナンバーを希望する場合は、別途費用がかかります。
詳しくは、後ほど説明します。
軽自動車でかかる費用
軽自動車の住所変更費用として、次のようなものがあります。
変更手数料 | 350円 |
ナンバープレート代 | 1,500円~2,000円 |
住民票発行手数料 | 300円 |
車庫証明 | 500円~600円 |
軽自動車税申告書 | 100円 |
申請書 | 100円 |
合計 | 2,850円~3,450円 |
普通自動車と同じく、自分の好きなナンバーを希望する場合は、別途費用がかかります。
詳しくは、後ほど説明します。
車庫証明については、地域によって必要ではない場合もあります。
詳しくは管轄する警察署に確認しましょう。
バイクでかかる費用
バイクの住所変更費用は、排気量によって異なります。
125㏄以下のバイクでは、かかる費用は無料になります。
ただし、126㏄以上250㏄以下の中型、大型バイクは費用がかかります。
かかる費用をまとめると、次のようになります。
変更手数料 | 350円 |
ナンバープレート代 | 650円 |
住民票発行手数料 | 300円 |
申請書 | 100円 |
軽自動車税申告書 | 100円 |
合計 | 1,500円 |
オートバイが自動車の手続きと異なる点は、以下の2点です。
- 車庫証明は不要。
- 自分の好きなナンバーにすることができない。
希望ナンバーに変更する時の費用
普通車、軽自動車のナンバープレートは、自分の希望する番号を選ぶことができます。
希望ナンバーは2種類あります。
抽選対象希望番号
1111や7777等、集中が予想される特定の番号は、毎週抽選が行われてます。
全国統一の抽選対象希望番号とは別で、地域ごとに設定されてます。
抽選対象希望番号は管轄ごとに異なるので、詳しくは全国自動車標板協議会で検索するといいでしょう。
一般希望番号
抽選対象希望番号に、設定されていない番号です。
自分の誕生日や結婚記念日を、ナンバーとする人が多いです。
こちらの一般希望番号は、抽選しないで取得することができます。
希望ナンバーの費用は、次になります。
ペイント式ナンバー | 4,000円~4,500円 |
字光式ナンバー | 5,400円~6,000円 |
ここで、字光式ナンバーは、光るナンバープレートで、夜間でも視認がしやすくなるメリットがあります。
希望ナンバーの取得方法
車検証を用意し、希望番号申込サービスで、申込みを行います。
抽選対象希望番号の場合は、毎週日曜日に申込みを締め切り、月曜日に抽選結果が送られてきます。
当選した場合や、申込みした後は、以下の手続きでナンバープレートを変更し、取付けましょう。
- 支払期限までに交付手数料を支払う、
- 支払い確認後、予約済証を発行してもらう。
- ナンバープレートが交付可能となってから期限(1ヶ月)までに登録と住所変更の申請をする。
- 古いナンバープレートを外して返納し、新しいナンバープレートに交換してもらう。
- 新しいナンバープレートを取付ける。
- (普通車のみ)陸運局の封印取付受託者に封印を付けてもらう。
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
3項目入力するだけで簡単に見積りできます。
ETCの再セットアップ
ちなみに、「車検証の住所変更を済ませて、ナンバープレートを変更したら全て完了!」
ではありません!
ナンバープレート変更後に忘れてはいけないのが、ETCの再セットアップです。
自分の自動車やバイクにETCが搭載されている場合は、再セットアップしなくてはいけません。
ETCの再セットアップですが、自分でセットアップはできないので、登録店でしてもらいましょう。
ETCセットアップにかかる費用は3,000円程になります。
登録店は以下のサイトで検索できますので確認してくださいね。
再セットアップしないとどうなるのか?
ETCの再セットアップをしないと、次のようなことが起こる可能性があります。
忘れずに再セットアップを行いましょう。
ETCレーンの開閉バーが開かない
再セットアップしないままETCを使ってしまうと、正規のETC利用と認められずに、開閉バーが開かないことがあります。
開閉バーが開かないと、後続車の迷惑になり、追突事故を引き起こしてしまうことがあります。
最悪、死亡事故に繋がることがあるので、事故防止の為にも再セットアップしておきましょう。
ETC割引が適用されなくなる
ETC割引には、深夜割引や休日割引等があります。
ETCの割引が適用されなくなることにより、正しい利用料金よりも割高な料金が請求されることがあります。
損しない為にも、再セットアップしておきましょう。
まとめ
- ナンバープレート変更に必要な費用は、普通車、軽自動車、バイクによって異なる。
- ナンバープレート代は、自動車は1,500円~2,000円、バイクは650円程かかる。
- 希望ナンバーは普通車と軽自動車のみ変更可能で、4000円~6000円程かかる。
- ナンバープレートを変更したら、ETCの再セットアップが必要。
- ETCの再セットアップは、登録店でやってもらう。
- ETCの再セットアップの費用の相場は3,000円程。
自動車やバイクの住所変更は、1ヶ所では終わらず、手続きはやることが多く、面倒な作業も多くて大変です。
でも、自分の新生活を心機一転して、迎えることができるいい機会です。
自動車やバイクも、ナンバーを変えてあげることで心機一転、新しい生活を踏み出すことができます。
新生活をスッキリとした気持ちで迎える為に、手続きに行きましょう!
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