駅近で理想の物件を発見!
今借りている部屋は駅から遠くて通勤に時間がかかるし、近所の騒音も気になる。
そんな時、引っ越し意欲がどんどん湧いてきますよね。
一方で、「引っ越し代ってどのくらいかかるんだろう?」と、費用に対する心配も出てくると思います。
引っ越し費用の内訳を知ることで、費用の目安が分かります。
概算費用を把握して、これからの出費に備えましょう!
引っ越し料金の内訳とは!?
「引っ越し代って誰が決めてるの?」
こんな疑問を持ったことはありませんか?
私が初めて引っ越しをした時は、見積もりに来た人がささっと計算したものを提示され、「え、この人のさじ加減で料金が決まるわけ?」なんて思っていました。
実は、引っ越し代は、次の4つの要素に基づいて計算されています。
- 基本運賃
- 実費
- オプション
- 割増料金
さっそく、それぞれの具体的な内容をお伝えしていきます。
1.基本運賃
基本運賃は、時間制・距離制の2種類があり、トラックの大きさに応じて金額が決まっています。
- 時間制〜移動距離が100km以内の場合
4時間・8時間を基準として、かかる作業時間に応じて料金が決まります。
作業時間とは、トラックが指定場所(住居)に着いてから、作業終了後、車庫に戻るまでの時間を指しています。
- 距離制〜移動距離が100km以上の場合
100kmを基準として、超過移動距離に応じて追加料金が計算されます。
※120km以上の金額設定もありますが、ここでは割愛させていただきます。
※時間制・距離制ともに、お住まいの地域の管轄運輸局によって金額が前後する場合があります。
基本額は国土交通省が定める【標準引越運送約款】で決められていますが、こちらの金額内であれば業者が自由に料金を設定することが可能です。
2.実費
梱包資材の費用や引越し業者への人件費、作業時間、高速道路の通行料金や燃料代などを指します。
先程の基本運賃も同じような条件で料金が上がっていくので、基本運賃が高ければ高いほど、実費も比例して高くなっていくシステムになっていますね。
私は単身での引っ越し・家族での引っ越しを両方経験したことがあります。
やはり家族で県を跨いでの引っ越しは、荷物量も多く、距離・時間もかかるため、見積もりを見た時は「高っ!」と驚きました。
ただ、実費は基本運賃とは異なり、こちらは業者ごとに料金を設定しています。
比較検討のポイントの1つとして、設定料金を確認しましょう。
3.オプション
業者によって様々なサービスが用意されていますが、例えば
- エアコンの取り付け・取り外し
- 通信機器や電気機器の配線
- 不用品の買取・処分
- 梱包資材の回収
- ハウスクリーニング
- 車・バイクの陸送
- ピアノなど大型楽器の輸送
などがあげられます。
特に希望の多いエアコンの移設は、業者にもよりますが、工事費も入れると2万円〜3万円という所が多いようです。
エアコンは処分する?移設する?引っ越しするときどうすればおトク?
また、引っ越しのついでに不用品処分を頼むケースも多く、私の友人も、ローテーブル・テレビ台・収納棚などの不用品処分を引っ越し業者にお願いしたそうです。
結構な出費になったそうで、処分方法についてもう少し検討すれば良かった、と嘆いていました。
自力か業者か…。引っ越し時の不用品処分方法とメリット・デメリット
更に、忙しくて引っ越し作業を行う時間が取れない場合は、荷造りから新居入居後の荷解き、家具の設置などもやってくれる
- おまかせパック(名称・内容は各業者で異なる)
といったサービスもあります。
【体験談】引っ越しおまかせパック!梱包代行サービスでらくらく荷造り
これらのオプションは、内容や料金が業者によって異なるため、ご希望に沿ったサービス・料金を比較する必要がありますね!
4.割増料金
様々な条件下で追加され、1つ条件が増えるごとに料金が加算されます。
ここでは、加算対象となる条件の例を紹介します。
- 車両留置料
移動距離が100kmを超える場合、荷物の載せ下ろしの間、トラックを停めておく時間に応じて発生する料金です。
- 休日・深夜
運送が休日(土日・祝祭日)・深夜・早朝(22時〜翌5時)の運送になった場合は、割増料金が加算されます。
休日は基本額の2割増、深夜・早朝は3割増となっています。
- 地域・季節
北海道や東北・北陸の一部地域によっては冬季割増があり、所定の期間は料金が2割増となります。
引用元:全日本トラック協会 標準的な運賃 パンフレットP17
- 繁忙期
進学や就職・転勤による引っ越しが集中する3月〜4月は、引っ越し業界の繁忙期となり、割増料金が発生する業者がほとんどです。
業者によって割増額は異なりますが、2〜3割の所や、なんと!2倍程になる所も。
私の友人がこの時期に引っ越しをしましたが、やはり予約が取りづらく、なんとか空いている業者を見つけたものの、
見積もりはかなり高額だったようで、買い替えを予定していた憧れのお店のテーブルを、諦めることになってしまいました。
引っ越し時期を選べるなら、繁忙期は控えた方が良いですね。
引っ越し費用を抑えたい!安く引っ越しができる時期を見極めよう!
費用を抑えるために、できることはある!?
引っ越し費用の決まり方が分かり、あなたの引っ越しにかかるおおよその金額が想像できたかと思いますが、
いかに安く引っ越しができるか!?
が、大事なポイントですよね。
そこで、費用を抑えることができる3つの方法をお伝えします。
- 荷物を減らす
- 業者のカレンダーをチェックする
- 複数の見積もりを取る
これを見て、1つくらいはできそう、と思ったあなたは、費用を抑えることに成功したも同然ですよ!
1.荷物を減らす
荷物が多いと、必然的にトラックのサイズも大きいものが必要になります。
しばらく着ていない服、飽きてしまったゲームや漫画、読まなくなった本はありませんか?
もったいない、と思って処分できなかった物があるなら、思い切ってお金に変えちゃいましょう!
2.業者のカレンダーをチェックする
引っ越し業者によって、独自の割引カレンダーがあるのをご存知ですか?
引用元:サカイ引越センター
引用元:アーク引越センター
カレンダーを見ると、お得に引っ越しができる日程が一目で分かります!
これを使わない手はないですよね。
3.複数の見積もりを取る
引っ越し費用の内訳でもお伝えしましたが、実費・オプション・割増の料金は業者によってまちまちで、費用が大きく変わるポイントになっています。
基本運賃も差はありますが、上限額が決まっているため、法外な金額の差は生まれません。
1社だけに絞って見積もりを取るより、複数者に依頼し比較した方が、費用が安く抑えられますよ!
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
3項目入力するだけで簡単に見積りできます。
まとめ
これまでお伝えしてきた内容は、
- 単身の引っ越しは、通常期でもだいたい3万円以上。結構な金額がかかる!
- 引っ越し費用の内訳
- 基本運賃
- 実費
- オプション
- 割増
- 費用を抑えるポイント
- 荷物を減らす
- 業者のカレンダーをチェックする
- 複数の見積もりを取る
以上の、引っ越しにまつわる費用についてでした。
この情報を元に、お得に引っ越しをしちゃいましょう!
記事を読んでお得に引っ越しできたよ、というご感想もお待ちしていますね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
安く引っ越ししたいなら無料一括見積りを利用しよう
一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります。
無料でできるし、3項目入力するだけで簡単に見積りできます。
「大量の電話がくるんじゃないか?」と心配であれば、一括見積りを利用した体験談も記事にしているので参考にしてください。