その他引っ越しにまつわること

引っ越し資金が足りない!?ローンは組める?資金のやりくり方法とは!?

希望していた職種への転職が決まり、新しい職場近くで引っ越し先を探している、そこのあなた!

今借りているお部屋だと通勤時間が大きな負担になる、ということであれば、引っ越しは避けられないですよね。

そこで心配になるのが、費用についてではないでしょうか。

引っ越しでは、まとまった金額が必要になりますし、その後の生活も安定させていかなくてはなりません。

そこで、「引っ越しは必要だけれど、貯蓄だけでは引っ越し代の支払いや、その後の生活費確保に不安がある」とういう時、

どのようにやり繰りをしたら良いのか、お伝えしていきます!

引っ越しするには、いくら必要?

まず初めに、引っ越しにかかる費用を確認し、支払額のおおよその見当をつけていきましょう。

新しい物件契約にかかる費用

賃貸物件の住み替えの際に1番大きな負担になるのが、この費用です。

基本的には、家賃の5倍程の金額がかかることがほとんど。

例えば、家賃7万円の部屋を契約するとしたら、35万円程は見積もっておかなくてはなりません。

詳しい費用の内訳などは、下記リンクからご確認ください。

引っ越しの初期費用どのくらい必要?安く抑えるコツ

新しい生活用品の購入費

節約のためにも、新居でも使える物は全て持っていく!と考えていても、お部屋によっては、そうはいかないケースも。

例えば、

  • カーテンのサイズが合わない
  • 照明が備え付けではない
  • エアコンが備え付けではない
  • ガスの種類(都市ガス・プロパンガス)が違い、今までのコンロが使用不可

など、様々なイレギュラーにより、新規購入の必要が出てくることもありますよね。

特に、高額になりがちなエアコンについては、物件選定のポイントとして押さえておくと良いでしょう。

引っ越し(荷物輸送)代

単身での引っ越し代の相場は、次の通りです。

  • 移動距離50km以内〜35,000円程
  • 移動距離100km以内〜41,000円程

ただ、この金額は、通常期と呼ばれる5月〜2月に引っ越した場合の金額です。

繁忙期である3月〜4月は、金額が跳ね上がります。

詳細な引っ越し時期による費用の違いについては、下記リンクからご確認ください。

引っ越し費用を抑えたい!?安く引っ越しができる時期を見極めよう!

退去にかかる費用

悪れがちな項目ですが、今のお部屋を退去する際にもお金がかかることがあります。

入居時に敷金を支払っていて、原状回復が敷金の金額内に収まれば、持ち出し費用もなく余剰分は返還されます。

敷金返還額が増えれば、引っ越し後の生活に余裕が生まれますよね。

引っ越しの時掃除はどこまでやる?敷金返還額を増やすコツ教えます!

ただ、修繕や清掃項目が増えると、敷金ではカバーできずに費用負担が必要になる可能性があることも覚えておきましょう。

また、ゴミや不用品の処分にも、金額は大きくはなくともゴミ袋代や大型ゴミの廃棄料がかかることもお忘れなく!

ローンの特徴を掴もう!

引っ越しにかかる費用を確認した上で、「やっぱり資金が足りない!」ということであれば、

ローンを組むことを視野に入れることもあるのではないでしょうか。

そこで、まずはローンについて、詳細を確認していきましょう。

ローンの仕組みって?

「ローン=分割払い」とか、「ローン=お金を借りる」というイメージはすでにお持ちかと思います。

その上で、改めてローンの仕組みについて、確認してみましょう。

ローンとは、「金融機関からお金を借りて、後から数回に分けて支払うという約束」のことで、

金融機関が提供する金融商品の一種です。

また、ローンは商品である以上、利益をもたらさなければならず、

「借りた額を借りた分だけ返せば良い」というものではありません。

ローンの返済額には、借入額に「金利」が上乗せされるため、多くの場合、借入額よりも多く支払う必要があります。

金利って何?

金利とは、借りた金額に対して追加で支払う金額の割合のことを指します。

例えば、借入額が100万円年率3.0%の金利であれば、1年後に返済する額は103万円になる、ということです。

金利が低いほど、借入額と総支払い額の差異が少なくなることがお分かりいただけるかと思います。

また、一般的には、借入額が少ないほど金利は高く、借入額が多いほど金利は低く設定されています。

ローンを組む時のポイント

どのローンを利用するにしても、共通して押さえておいた方が良いポイントしては、

「転職前に申し込みをしておいた方が良い」ということです。

ローンの審査には、勤続年数や安定した収入が見込めるかが大きく影響するため、

転職直後だと、その2点において審査に不利な状況となります。

転職前であれば、審査をクリアできる可能性が高くなりますよ。

引っ越し用のローンはある?

住宅ローンや自動車(マイカー)ローンとは異なり、

はっきりと使用目的を「引っ越し」に限定したローンはありませんが、

引っ越しに利用できるものとして

  • フリーローン
  • カードローン

以上の2種類があります。

それでは、それぞれの内容を確認していきましょう!

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一括見積りをすることで、業者はライバル業者と競う形となり、安い料金を提示してもらいやすくなります

3項目入力するだけで簡単に見積りできます。

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フリーローンとは?

おもに銀行が扱っている個人向けのローンです。

投資や事業目的でなければ、引っ越し・旅行・ショッピング・生活費の補てんなど、様々な用途で利用できます。

なので、引っ越しにかかる費用をカバーできることはもちろん、

スーツや靴など、転職先で必要になる物の購入費などにも充てられます。

どこで取り扱ってるの?

フリーローンは、主に銀行で取り扱っており、

全国展開している大手の銀行だけでなく、地方銀行や信用金庫などでも利用できます。

あなたが口座を持っている銀行でも、フリーローンを扱っている可能性が高いので、確認してみてはいかがでしょうか。

また、セディナやオリコ、クレディセゾンなど、一部の信販・クレジット会社でもサービスを提供しています。

※信販会社とは、販売信用取引(代金の立替)を行う会社のこと。

フリーローンの特徴は?

1度の契約で借入回数も1度となっていて、利用上限額は設定されず、必要な分の金額をそのまま借りられます。

例えば、不足額が30万円なら、30万円だけ借りて返済計画を立てる、という形です。

そのため、借入の増額が必要になる場合は、新たに別のローン契約を行わなくてはなりません。

増額の際には手間がかかる反面、基本的には借入後は返済に集中することができるため、

返済計画が立てやすく、借りすぎ・使いすぎのリスクが抑えられるところがメリットです。

また、借入先や借入額にもよりますが、金利は年間2.0%程度~15.0%程度としているところが多く、

カードローンよりも金利が低く、総支払い額が抑えられる傾向にあります。

デメリットはある?

先述したメリットがある一方で、カードローンと比較して申し込みから融資実行まで手間や時間がかかることがほとんどです。

  1. 申し込み
  2. 仮審査
  3. 必要書類の提出
  4. 本審査
  5. 契約手続き
  6. 融資実行

一般的にはこの流れで進んでいくので、申し込みから融資まで、1週間〜2週間はみておいた方が良いでしょう。

借入先を選ぶポイントは?

フリーローンを扱っている銀行は多く、どこを選べばいいか分からない、という時には、3つのポイントで比較しましょう。

低金利

先述した通り、金利が低いほど総支払い額を抑えることができます。

同じ借入額でも、金利が高くて持ち出し額が増えるのは、もったいないですよね。

ただ、月々の返済で元金は減っていくので、どのくらいの期間で完済できるかも踏まえて、低金利の金融機関を選びましょう。

審査条件をクリアできるかどうか

各金融機関によって、融資の可否を決めるための様々な条件を定めています。

例えば、年収・勤続年数・雇用形態などの他に、他のローンの有無・健康状態などが加味されることも。

「引っ越し費用の補てん」が目的であれば、問題にならないことも多いのですが、

中には、審査が厳しく融資が受けられない可能性もゼロではありません。

各金融機関では、詳細な審査基準は非公開としていますが、

最低条件として「申し込みできる方」について商品概要に記載していますので、目を通しておくことが必要です。

審査に不安がある場合には、借り入れ可能か、WEB上で事前に簡易チェックができる銀行もあるので、確認してみると良いですよ。

繰り上げ返済手数料の有無

例えば、月3万円の返済に加え、ボーナスでまとまった収入があり、10万円を追加で返済するとします。

月3万円の返済額の中には利息分が含まれますが、繰り上げ返済の10万円は、全て元金の返済に充てられます。

つまり、本来支払うはずであった利息を軽減し、総支払額を抑えることができるのです。

この繰り上げ返済時には手数料を設けている金融機関もあれば、手数料ゼロとしているところもあり、

借入先を選定する際は、比較条件の1つにしてみると良いですよ。

人気のあるフリーローン

数多くあるフリーローンの中から、人気のある商品を2つ紹介しますので、参考にしてみてください。

1.りそな銀行 フリーローン

借入可能額は10万円〜500万円、返済機関は1年間〜10年間です。

金利は、審査により、6.0%・9.0%・12.0%・14.0%のいずれかに決定します。

大手銀行の安心感に加え、担保や保証人は不要で、条件にもよりますが、来店不要でWEB手続きができる点、

繰り上げ返済手数料が無料な点が人気の要因となっているようです。

2.住信SBIネット銀行 フリーローン

借入可能額は10万円〜1,000万円、返済期限は1年〜10年です。

金利は3.775%〜12.0%となっていて、ネットバンクならではの低金利が売りになっています。

また、WEB手続き可能、繰り上げ返済手数料無料に加えて、借入額が50万円以内であれば、年収証明が不要な所も特徴です。

カードローンとは?

テレビのCMや、インターネットの広告などで、「カードローン」というワードを聞いたことはあっても、

実際に利用したことがないと、イメージが掴めないですよね。

カードローンは、使用目的を問わず、専用のカードを利用してATMなどでお金を引き出して借りることができるサービスです。

では、具体的な内容を確認していきましょう。

どこで取り扱ってるの?

フリーローンと同様、多くの銀行でカードローンの取り扱いがあります。

加えて、信販・クレジット会社や、消費者金融での取り扱いもあり、多くの金融機関が参入しています。

消費者金融とは、貸金業法という法律に則り、一般の個人に融資を行う業者のことです。

有名どころで言えば、アコム、プロミス、アイフル、レイクALSA、SMBCモビットなどが挙げられるかと思います。

カードローンの特徴は?

一定の利用可能枠が設定され、その金額内であれば、自由に借入額を決めることができます。

例えば、100万円の限度額の中で、不足分の30万円だけを借りることもできれば、上限いっぱい100万円の借入も可能です。

1度は不足分の30万円だけ借りたけれど、急な出費があり追加で10万円借りたい、というような時でも、

上限金額内であることから、追加の申し込み・審査などは不要です。

申し込みから融資実行までスピーディーに進めることができ、最短だとその日のうちに借りられるケースもあり、

急ぎで現金が必要な時には、すぐに融資が受けられて便利ですね。

デメリットはある?

融資可能額内であれば、借入額を増やしたり、何度でも借入ができることから、

「借金」という意識が薄れ、つい何度も借りてしまう、というリスクが生まれます。

もちろん、金銭管理をしっかりできる方もいますが、「手軽に借りられる環境」に、つい甘えが出てしまう時もあるかと思います。

また、フリーローンよりも自由度が高いことから、特に融資スピードが早い消費者金融では、

年間3.0%程度〜18.0%程度金利が高く設定されているケースが多い点もデメリットと言えるでしょう。

借入先を選ぶポイントは?

取扱機関が多いとは言え、「CMで見たことがあるから」というような安易な理由で選ぶことは辞めておきたいですよね。

次の3つポイントを確認して、ご自身に合った商品を選びましょう。

申し込みから融資までのスピード

銀行系・信販系なら1週間程度、消費者金融なら中には1時間程度と、融資までにかかる時間に大きく差があります。

お急ぎであれば、消費者金融の利用が合っているかもしれませんね。

無利息期間の有無

それぞれの機関が独自で提供しているサービスの一種で、利用には一定の条件があるケースも。

例えば、テレビCMなどで見かける「初めてのご利用なら、利息60日間無料」というようなサービスです。

利息がかからない期間内に完済できる目処があれば、実際の借入額より多く返済する必要がないのはメリットですよね。

利便性

カードローンの返済方法は多様で、口座引き落としやATM・インターネットバンキング・スマホアプリでの振込などがあります。

複数の返済方法を受け付けている機関の方が利便性が高く、返済のしやすさにも繋がります。

完済するまでは、毎月返済を続けることになるので、なるべく手間をかけずに行える借入先を選ぶと良いですよ。

人気のあるカードローン

カードローンについては、消費者金融に焦点を当てて、人気業者を2つ抜粋してご紹介します。

1.アコム

借入の最高限度額は800万円で、金利は3.0%〜18.0%です。

最短1時間で融資可能で、24時間借入・返済をすることもできます。

簡単な3項目で事前審査ができる点や、初めての利用なら契約日の翌日から30日間金利が無料な点も、嬉しいポイントとなっています。

2.レイクALSA

借入の最高限度額は500万円で、金利は4.5%〜18.0%です。

こちらも最短1時間で融資が可能です。

  • 初めての利用
  • 借入額が200万円以内
  • WEB申し込み

この3つの条件がクリアできると、

契約日の翌日から60日間金利が無料で利用できます。

ちょっと待って!他にも方法はあるかも!

ローンの利用も、資金調達の1つの手段として有効ではありますが、デメリットもあることは気掛かりですよね。

あなたがまだ引っ越しを考え始めたばかりなら、次の方法も検討してみてはいかがでしょうか。

クレジットカードで支払う

あなたがクレジットカードをお持ちで、

例えば、「翌月には退職金が入る」など、近いうちにまとまった金額が入る目処がついているのであれば、

クレジットカード払いも選択肢に入れられるのではないでしょうか。

クレジットカード払いはローンとは異なり、「代金を立替てもらい、決められた日に必ず代金を支払うという約束」になります。

引っ越し業者や不動産会社の中には、クレジットカード払いに対応しているところもあるので、

対応可能な業者を探してみると良いでしょう。

また、分割払いに対応しているところであれば、より負担を軽減させることができますね!

※3回以上の分割払いには手数料がかかるので、ご注意ください!

引っ越しにかかる費用を抑える

引っ越しにかかる費用は先述しましたが、中でも多くを占めるのは、

  • 新しい物件の契約にかかる費用
  • 荷物の輸送代

この2つの費用ですよね。

少しでも費用を抑えて、負担を減らしましょう!

敷金・礼金なしの物件を探す

敷金は「退去時に必要な修繕費用などを預けておく」「家賃滞納時の補償」として支払うものです。

修繕費については、入居時に支払わないということは、「退去時にその分の費用がかかる」ということ。

先に払うか、後に払うかの違いなので、新居の退去時に向けて費用を準備しておくと良いでしょう。

礼金とは、大家さんへ「入居させてくれたことへのお礼」として支払うものです。

最近では礼金なしの物件も増えており、「初期費用を下げて空室をつくらないように」と考える大家さんもいるようです。

ただ、敷金礼金なし物件だと、初期費用が安く済む分、家賃が少し高めに設定されているケースも。

近隣物件と家賃相場を比較することも忘れずに!

引っ越し業者の相見積もりを取る

引っ越しには定価がないため、業者によって料金が異なります。

一括見積もりを行うことで、業者同士の競合が生まれ、費用が抑えられるのです!

安い業者を探すために何社にも見積もりを取る、という手間も省けますよ。

【体験談】引っ越し見積比較サイトを賢く使って費用を安くする方法

フリー便を使う

引っ越し費用を抑えるためには、時間指定をしないフリー便の利用が有効です。

トラックの空き状況に合わせて業者が時間を指定するため、直近まで正確な時間が掴めないデメリットもありますが、

業者もトラックの空きを作りたくないため、安く料金を設定するケースが多く、費用を格段に抑えることができますよ!

まとめ

この記事では、

  • 引っ越しにかかる費用について
  • ローンの特徴について
  • フリーローンについて
  • カードローンについて
  • ローンを組む以外の方法について

以上の項目の詳細をお伝えしてきました。

引っ越しにはたくさんのお金がかかり、不安になることもあるかと思います。

せっかく希望の転職が叶ったのですから、あなたに合った資金のやり繰り方法を見つけて、

引っ越しにも前向きに臨めると良いですね!

転職・引っ越し後も、あなたが活躍できるよう、陰ながら応援しています!

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