手続き

引っ越しと結婚の手続きを同時にしたい!手続きの順番と最速で進める方法とは?

引っ越しと結婚するタイミングが重なった場合、婚姻届が先なのか転出届が先なのか迷いませんか?

また結婚する時期は人生の波に乗っていることが多く、仕事も充実していて忙しい時期と重なりがちです。

この記事では、引っ越しと結婚を同時にしたいけど、プライベートも仕事も忙しくて平日に役所へ行くのに休みが1日しか取れない!というあなたへ、

引っ越しと結婚に必要な手続きと、近郊に引っ越す場合の最速で手続きを進められるプランを紹介します。

引っ越しと結婚の手続きを同時にするための順番は?

転居日と入籍日が同じでよい場合の手続きの順番です。

1.転出届または転居届の提出

他の市区町村へ引っ越しは転出届

他の市区町村へ引っ越しする際は、これまで住んでいた地域の役所で転出届を出し、転出証明書を発行してもらいます。

必要な持ち物は、本人確認書類と入籍前の姓の印鑑です。

引っ越しした後では元住んでいた所に取りに戻らなければいけないので、引っ越し前に役所へ行って手続きすることをお忘れなく。

同じ市区町村の引っ越しは転居届

同じ市区町村内の引っ越しの際は、転居届を提出します。

必要な持ち物は、本人確認書類です。

転居届の提出のみで引っ越しの手続きは完了します。

2.婚姻届の提出

記載済みの婚姻届と必要書類を引っ越し先の役所に提出します。

他の市区町村からの引っ越しの場合は、転入届を出す前に婚姻届を出してください。

転入手続きの窓口のほうが役所の入り口近くで分かりやすい場所にあることが多いですが、先に婚姻届を出す窓口へ行ってくださいね!

婚姻届の提出の際に必要なものは次の表の通りです。

必要なもの 注意事項
婚姻届 証人者の欄があるので事前に準備
本人確認書類 運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど
戸籍謄本(とうほん) 提出先の役所が本籍地でない場合必要
印鑑 旧姓の印鑑、ゴム印不可

戸籍謄本(とうほん)は本籍地の役所から取り寄せるのに時間がかかります。

婚姻届には証人者のサインと捺印が必要なので、入籍日の2週間以上前から準備を始めましょう。

引っ越しと結婚の手続きを同時にする場合、婚姻届に記入する住所は新住所です。

3.転入届の提出

婚姻届の手続きが終わったら、転入届と持参した転出証明書を提出して手続きをしてください。

また婚姻届を提出した旨を職員に伝えると、新姓で住民票が発行されます。

運転免許証の手続きなどで新しい姓と住所の住民票の写しが必要なので、転入の手続きが終わったら住民票の写しを発行しておくと、後の手続きがスムーズです。

転出と転入については、こちらのサイトでも詳しく解説されているので参考にしてみてください。

【参考】引っ越し時に役所でする手続き一覧と必要な持ち物〜印刷できるチェックリストつき〜

転入後の手続き

マイナンバーカード

マイナンバーカードまたはマイナンバー通知カードの姓と住所の変更が必要です。

手続きは転入届を出した役所で行えるので、転入と一緒に手続きしましょう。

マイナンバーカードの手続きの詳細に関して、こちらの記事も参考にしてみてください。

【参考】引っ越しでマイナンバーカードはどうしたら良い?その疑問に答えます!

運転免許証

運転免許証は頻繁に本人確認で使用するので、転入後早めに姓と住所の変更するのがおすすめです。

運転免許証の書き換え手続きの場所は、警察署や運転免許試験場です。

新しい姓と住所の住民票の写しが必要なので準備してください。

手続き方法の詳細ついては、こちらの記事も参考にしてみてください。

【参考】引っ越ししたら運転免許証の住所変更を!手続きと必要なものとは?

国民健康保険

国民健康保険に加入している場合は、姓と住所が変わると役所に届け出が必要です。

また、国民健康保険に加入していて婚姻により配偶者の職場の健康保険に入る場合は、資格喪失の届けを出す必要があります。

パスポート

姓が変わったり、本籍地が変わったりすると、パスポートを変更します。

手続きができる場所は、パスポートセンターです。

パスポートの変更には、新規発給申請と訂正申請の2種類あります。

訂正申請のほうが手数料が安いので、パスポートの有効期限が長ければ訂正申請のほうがよさそうです。

結婚前に旧姓で海外行きの飛行機チケットを予約しているのに、パスポートの姓を変更してしまうと、当日飛行機に乗れなくなるので注意が必要です。

パスポートと飛行機チケットの姓は一致している必要があります。

婚姻届を提出しすぐにハネムーンで海外へ行く場合は、帰ってきてからパスポート手続きしたほうがいいこともあるので、気を付けてください。

銀行口座

口座の名義変更と住所変更の手続きが必要です。

手続きは、銀行の支店窓口で行います。

銀行印の登録に新しい姓の印鑑が必要なので、事前に準備しておきましょう。

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忙しくて時間がない!最速で手続きを進める順番は?

仕事が忙しくて平日に休みを1日しか取れない!というあなたへ、効率よく手続きを進める順番を紹介します。

1日で手続きできること

1日でまとめて手続きできることを、手続き順に挙げました。

引っ越し先が異なる市区町村かどうかで、手続きが異なります。

異なる市区町村に引っ越しする場合(県内もしくは近郊)

  1. 転出届
  2. 婚姻届
  3. 転入届
  4. 住民票の写しを発行
  5. マイナンバーカードの住所氏名の変更
  6. 運転免許の変更

同じ市区町村内で引っ越しする場合

  1. 転居届
  2. 婚姻届
  3. 住民票の写しを発行
  4. マイナンバーカードの住所氏名の変更
  5. 運転免許の変更

各機関の距離や窓口の混み具合によっては、1日で手続きできないこともあるのでご注意ください。

後日手続きでもいいこと

  • 銀行口座の名義変更
  • パスポートの姓、本籍地変更

銀行口座の名義変更は、手続きが遅れると大事な郵送物が届かなかったり、最悪の場合口座が凍結されたりするので、早めに銀行窓口へ行きましょう。

転居日に銀行手続きもできればいいですが、窓口の営業時間が短いので、同日手続きは厳しいと思います。

まとめ

引っ越と結婚のタイミングが同じ場合の手続きについて、紹介しました。

転居日と入籍日が同じで他の市区町村へ引っ越し場合、転出届→婚姻届→転入届の順で手続きします。

同じ市区町村内での引っ越しの場合は、転居届→婚姻届の順で手続きします。

結婚して姓が変わると、普段の引っ越し手続き以外に手続きする項目が増えて大変ですよね。

この記事を読んで、大変な手続きを少しでも効率的に行うことができれば、うれしく思います。

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