手続き

引っ越し前後の住所変更一覧【印刷できるリスト付き】

引っ越しの荷造りに追われて、住所変更の手続きが遅れたりしていませんか?

単身でも手続きには時間がかかりますし、家族であれば尚さら書類の量が増えるでしょう。

過去の記事でも何度かお話をしましたが、一定の期限が設けられている手続きは、遅れると罰則を課せられてしまいます。

後々「これができてなかった!」と、慌てて走るのは避けたいところ。

そこで今回は、住所変更に関する手続きを一覧にまとめました。

実際にチェックしながら手続きを進められるリストも作成しましたので、

よろしければ、プリントアウトしてご活用ください。

住所変更一覧

必要な手続きを、時系列順に見ていきましょう。

引っ越し1ヶ月前

●通信関係

  • インターネットプロバイダーの移転
  • 固定電話の移転

●その他

  • 郵便局への転送届
  • 公立の小学校・中学校・高校への転校手続き

引っ越し2週間前〜

●役所関係

  • 転出届
  • 印鑑登録廃止手続き
  • 国民健康保険の変更手続き
  • 児童手当の住所変更手続き
  • 子ども医療受給者証の廃止
  • 母子健康手帳の登録変更
  • 後期高齢者医療被保険者証の返却(75歳以上)
  • 介護保険被保険者証(65歳以上)
  • ペットの登録事項変更届

赤字は子持ち世帯のみ/緑字は高齢者のみ

●インフラ関係

  • 電気、水道、ガスの停止手続き

●通信関係

  • HNK受信料住所変更届け
  • 衛星放送住所変更届け

引っ越し後〜2週間以内

●役所関係

  • 転入届または転居届
  • マイナンバーカード住所変更
  • 印鑑登録手続き
  • 国民健康保険加入
  • 国民年金の住所変更手続き
  • 児童手当、子ども医療受給者証の新規申請
  • 母子健康手帳の再登録
  • 後期高齢者医療被保険加入75歳以上)
  • 介護保険被保険加入(65歳以上)
  • ペットの登録手続き

赤字は子持ち世帯のみ/緑字は高齢者のみ

●インフラ関係

  • 電気、水道、ガスの開始手続き

●通信関係

  • 携帯電話、スマートフォンの住所変更手続き

●車両関係

  • 運転免許証の住所変更
  • 車庫証明の住所変更
  • 自動車検査証の住所変更

●急ぎではないが、早めに手続きした方が良いもの

  • クレジットカードの住所変更
  • 銀行口座の住所変更
  • 生命保険・損害保険の住所変更
  • 通販サイト、インターネットサービスに登録している住所の変更

●その他

  • 本籍地の変更
  • 住宅の火災保険、地震保険の解約・再加入
  • 資格の変更手続き

【印刷用(PDF)】引っ越しの住所変更手続きリスト

こまめなチェックを心がけて

手書きチェックの他には、スマートフォンやタブレットのリマインド機能を使うのも良いでしょう。

また、使えるサービスは限られていますが、住所変更を一括で行える便利なツールもあります。

下記の記事で詳しくお話をしていますので、興味のある人は是非ご覧下さい。

【参考】便利?面倒な引っ越しの住所変更を一括でできるサービスを調べてみた!

住所変更に関しての注意

手続きに必要な道具や書類はまとめておく

引っ越しの前後は、住所変更やその他の申請手続きに追われる毎日。

その都度必要な道具を鞄から出し入れしていると、紛失してしまう恐れがあります。

住所変更の手続きが落ち着くまでは、手続きに必要なアイテムを一つの袋にまとめておきましょう。

下記のアイテムが揃っていれば、だいたいの手続きは可能です。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • 写真付き住民基本台帳カード
  • パスポート
  • 健康保険証
  • 年金手帳
  • 印鑑

引っ越し先で転入届けを出した後は、住民票の写しを数枚ほど発行してもらうと良いでしょう。

運転免許証の住所変更など、後の申請で必要になることがあります。

また、書類の発行に手数料がかかることもあるので、小銭や千円札を用意しておくと安心です。

引っ越し繁忙期の時期は余裕を持った行動を!

3月〜4月にかけては、通常より多くの人が引っ越しをしています。

そのため、手続き関係の窓口は大変混み合い、問い合わせの電話も繋がりにくくなってしまいます。

特にインターネットプロバイダーの移転は、変更手続きだけではなく工事が必要になることも。

ネット環境をすぐに整えたい人は、引っ越しが決まり次第準備を始めた方が良いでしょう。

【参考】引っ越し先で失敗しないインターネット契約の手順と注意点

また、郵便局への転送届けやNHK受信料住所変更届けなどは、ネットでも手続きができます。

隙間時間にさっとできるものは、忘れないうちにしてしまうのが吉ですね。

【参考1】オンラインでらくらく転居届『e転居』

【参考2】NHK引っ越し手続きサイト

引っ越す場所によって変わる提出書類

別の市町村へ引っ越さず、同県内での引っ越しをする場合は、提出する書類が変わることもあります。

例えば、別の市町村へ引っ越しする時は、転出・転入届けが必要ですが、同県内のままであれば転居届のみで大丈夫です。

役所での住所変更や、転出届け・転入届けに関しての詳しい記事は、以下になります。

【参考1】引っ越し後の手続きが多すぎてわからない!スムーズに行える順番とは?

【参考2】引っ越しで住所が変わっちゃう!いつからできるの?住所の変更届け

ライフラインの遅れは生活の遅れ

電気・水道・ガスは、なくてはならないもの。どれが欠けても不便です。

引っ越しに慣れていないと手続きに手間取ったり、立ち会いのスケジュールが遠のいてしまいます。

上記の3つに関しては、新規申請や住所変更のやり方、立ち会いの有無にばらつきがあります。

大事なライフラインの使用開始日が遅れないように、申請先の担当者さんと確認をしましょう。

【参考1】引っ越し当日の電気・ガス・水道の手続きは何するの?

【参考2】引っ越しのガス契約はどんな流れ?知っておくと安心な手続きのポイント

【参考3】【神奈川県】もう困らない!引っ越しする時の水道中止・開始手続きまとめ

車・バイクを所持している人は早めに変更手続きを

乗り物も私達の生活にとっては必須アイテムです。

こちらも申請を忘れてしまうと、高額な罰金を支払わなければなりません。

ちなみにバイクに関しては、排気量によって手続きが異なりますので注意して下さい。

【参考1】【SUUMO】引越しのとき、バイクの手続きはどうすればいい?

他にも、車に関する手続きについて、以前詳しくお話しをさせていただきました。

【参考2】引っ越ししても実家に置いておける?車庫証明のきまり

【参考3】車に関する引っ越し手続き!負担を少しでも減らす方法を調べてみた!

【参考4】しないと違反?引っ越ししたら車庫証明の手続きをお忘れなく!

記事の中でもお話ししているのですが、車両関係の手続きはとても複雑です。

一つ間違えてしまうと何度も陸運局に足を運ぶハメになってしまったり…。

そこでおすすめしたいのは、代行業者にお願いをすることです。

費用はかかってしまいますが、負担はかなり減って精神的にも楽になるのではないでしょうか。

インターネットで代行業者を見つけたり、ディーラーや車検業者にお願いすることもできますよ。

代行をお考えの人は、早めに相見積もりを取ってみましょう。

実はこれも住所変更が必要だった。

チェック一覧「その他」の項目にある「資格の手続き」。

こちらは、国家資格(看護師や社会福祉士など)をお持ちの人に必要な手続きです。

お仕事に関係することなので、かなり重要ですね。

保有する資格によっては、機関に出向いたり郵送でOKなど対応が変わります。

必要な書類が異なることもありますので、早めに確認をしておきましょう。

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まとめ

住所手続きは、忘れてしまうと重大な問題に繋がったりします。

焦らずに、一つ一つ確実に終わらせるようにしましょう。

また、わからないことがあれば、すぐに調べたり問い合わせをすることが大事です。

一覧にして並べると、やることの多さにため息が漏れてしまいそうですね…。

でも、全て完了させればすっきりと新生活をスタートさせることができます。

適度に休憩を入れながら頑張って乗り切りましょう!

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「大量の電話がくるんじゃないか?」と心配であれば、一括見積りを利用した体験談も記事にしているので参考にしてください。

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